鳴高トピックス

鳴高トピックス

姉妹校派遣レポート

 本校の姉妹校であるオーストラリア・イートンコミュニティカレッジに、夏休みに2年生の2名の生徒が行ってきました。そのレポートをご紹介します。

「オーストラリアへ行って」 2年8組 西村 星七


  私は、今回二週間パースに交換留学生として、Settatree family のお宅でお世話になりました。この家族は、みんながとても明るく、優しく、私の事をとても気にかけてくださりました。

 学校生活では、ZacMadisonのどちらかについていきました。二人の友達はとてもフレンドリーで囲んでたくさん質問してきたり、授業の取り組みや遊びにもたくさん声をかけてくれました。日本の授業と比べると、ECCは、Mac bookを使った授業がありとても最新的だと思いました。他には、Drama, Special basketball, Hassといったオーストラリア特有の授業がありました。一番日本と違う点は、生徒たちの雰囲気です。メリハリはきちんとありますが、ECCは、休み時間の明るさ、積極性を授業で活かしていてとても活気があり日本のように固くありませんでした。

  学校以外では、ホストファミリーと遊んだり、ホストマザーにたくさんいろんな場所に連れて行ってもらいました。一番印象に残っていることは動物園に行ったことです。ヘビを首に巻いたり、鳥が肩に乗ってきたり、クジャクが自由にあるきまわっていたり、カンガルーに餌をあげたりとてもたのしかったです。

  周りの人が、海外にいくと自分の中の世界観が変わるとはこういう事かと実感できました。快く送り出してくれた家族、迎えてくれたホストファミリーに感謝です。



「姉妹校Eaton community collegeに参加して」 2年8組 岡本 仁


 私は、今回研修で沢山の事を学ぶことができました。私は今回二人でオーストラリアに行きました。最初は、わからないことだらけだったので不安でしたが空港のスタッフの親切な対応、わかりやすいジェスチャーなどがあり、少しずつ不安から期待と楽しみへと変わっていきました。

 オーストラリアの空港に着いてからは、鳴尾高校の先生とイートン校の先生が迎えに来てくれていました。空港から約2時間半かけてイートンシティに向いました。そこに着いてからは、各自のホームステイ先の家族が迎えに来てくれていました。私はホームステイ先の男の子、ディランと一緒に毎朝学校に通いました。

 私が通ったのは、Eaton Community Collegeという学校です。この学校は単位制で一授業62分で5時間分でした。休み時間は無く、2回30分の昼休みがあり1時間目,2時間目後と3時間目、4時間目の後が昼休みでした。イートンの生徒は基本的にパソコンを持っており、それを授業で使って勉強していました。なので、紙の教科書を使っている人をあまり見かけませんでした。授業中は静かなのかと思っていましたが、先生の話を聞くとき以外は携帯を触ったり、水を飲んだりと自由な授業で驚きました。しかし、先生と生徒との距離が近く、とても良い雰囲気のある学校でした。

 オーストラリアは土地も広く、現地の人もフレンドリーでとてもよかったですが、交通の面では不便そうに思えました。町では、バスや電車を見かけませんでした。また、自転車に乗っている人もあまり見かけず、みんな車で移動していました。オーストラリアは、16歳から車の免許を習得することができるので、みんな自転車や電車などを使いたいとおもわないのかなと思いました。また、オーストラリアは建物がなくほとんど平屋だったり、野生の動物を普通に飼ったりと、   日本との違いをたくさん見て学びました。
 私は、今回のオーストラリアに来た時まったくと言っていいほど現地の人の発音を聞き取りが出来ませんでした。なので質問への応答など不確かのものばかりでした。しかし、ホストファミリーの人たちは分かりやすいようにゆっくり話してくれたり、ジェスチャーを付けたりして話してくれました。その時とても胸が温かくなりました。それは、家族として受け入れてくれているという風に感じたからです。

 私は、オーストラリアに訪れて学ぶことや考える事の大切さ、普段の積み重ねの重要性に気付くことができました。また、現地の人の人柄の良さにも助けられたと思います。

私は、今回の研修に参加して本当によかったなと思います。


 9月17日(火)から約1週間の予定で、イートンコミュニティカレッジより7名の生徒と2名の職員が来校される予定です。また、その様子もご報告します。