みどりの風
探究科学Ⅱ 中間発表会
9月9日(火)、総合理数コース2年生による探究科学Ⅱ中間発表会を実施しました。
今回の発表会は課題研究における中間発表会の位置づけとして開催しており、現時点での成果報告を行いました。
探究科学Ⅱでは、数学分野1班、物理分野2班、化学分野2班、生物分野2班の計7班に分かれて、自分たちで設定したテーマで研究を進めています。
今年度の中間発表会では総合理数コース3年生も聴講者として参加しました。
3年生からは鋭い質問やアドバイスが多くあり、2年生はよい刺激を受けることができました。
3年生や先生方からいただいたアドバイスを参考に、これからさらに研究を深めていきましょう。
56回生総合理数コースつくば研修⑤
最後の研修は、東京・上野へ移動して国立科学博物館へ。
国立科学博物館は日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。
あらゆる切り口で自然科学に関する展示がされており、楽しみながら学ぶことができました。
その後東京駅から予定通りの新幹線に乗車し、新大阪への帰路につきました。
このつくば研修は、さまざまな方が「未来を担う高校生のために」と協力していただいて実施することができています。
その感謝を忘れず、研修全体で学んだ「さまざまな分野は繋がっていて関係しあっている」ということを念頭に置いて進路選択していきましょう。
56回生総合理数コースつくば研修④
続いては筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構を訪問しました。
テレビにも多数出演されている柳沢正史機構長より講義を受けました。
日本人は世界で見るとトップレベルの睡眠不足であることや、高校生は基本8.5時間は睡眠時間をとるべきであること、睡魔の起こるしくみなど、わかりやすく講義していただきました。
生徒からの質問が止まらず、予定時間を超えて丁寧に答えていただきました。
創薬ラボの見学や研究施設の案内もしていただき、多岐にわたる分野をまたいで「睡眠」という分野を研究されているか教えていただきました。
56回生総合理数コースつくば研修③
2日目も盛りだくさんの研修です。
まずは筑波実験植物園です。
筑波実験植物園では、生きた多様な植物を収集・保全し、絶滅危惧種を中心とした植物多様性保全研究を推進しています。
世界の生態区を一度に回ることができて、気候による植物の違いを学習することができました。
56回生総合理数コースつくば研修②
JAXAの後は、バスで5分ほど移動して物質・材料研究機構(NIMS)へ。
「研究者への誘い」と題したミニ講義から、体験学習、ラボツアーと盛りだくさんのプログラムをご用意していただきました。
「物質」の性質を知ることで、適した「材料」として生活に活用できる、ということを教えていただきました。
日本の産業を支える重要な研究に感動しました。
1日目の施設研修はこれで終わり、この後はホテルに向かい夕食とレポート作成です。