2024年1月の記事一覧

第2回オープンハイスクール

 1月18日(木) 令和5年度 第2回オープンハイスクールを開催しました。

 オープンハイスクールが始まるまで、本校の活動の様子をスライドショーで見ていただきました。はじめに、学校長から挨拶があり、各担当から学校概要、進路状況、各科の特色や学習内容などについて説明しました。第1回目の時と同じく参加した中学生や保護者は、真剣な眼差しでメモを取ったり内容を聞き逃さないようにしていました。

 その後、授業の様子や施設を見学していただきました。教室では、想像していたよりきちんと授業を受けている生徒の様子に、見学している中学生や保護者の方々は驚きながらも少し安心したようでした。少人数でも熱のこもった授業や熱心に聞き入る生徒、楽しそうな笑顔に包まれた生徒などありのままの様子を見ていただきました。工業関係の授業では、今まで見たことがない実習装置や機器に驚き、また味津々の様子で説明に聞き入っていました。

 放課後の時間帯で希望者には部活動の説明・見学をしていただきました。部活動に励む生徒の姿は新鮮で、授業とは別人のように強く大きく見え、定時制でも頑張っている生徒に感心されていました。

 今回参加していただいた中学生や保護者の皆さま、遅い時間までありがとうございました。本校の特徴を知っていただき、安心して学べる環境であることを分かって頂けたと思います。

 来年度、4月から本校で会える日を楽しみに待っています。

 

防災避難訓練(地震・津波・高潮浸水)

1月17日(水)防災避難訓練(地震・津波・高潮浸水)を行いました。

まず、緊急地震速報により地震が到達する前にシェイクアウトし、その後津波が発生したため
高所避難するという内容です。


 1 シェイクアウト訓練

  地震発生の放送後、手順に従ってシェイクアウトの訓練を行いました。
  ① ドロップ(姿勢を低く)
  ② カバー(体・頭を守る)
  ③ ホールドオン(揺れが収まるまでじっとする) 
 
2 避難訓練

  地震後の津波発生について放送があり、各教室から4階の多目的ホールへ高所避難しました。
  各生徒は決められた手順通り整列・点呼し、担当者へ避難人数の報告を行いました。

  ① 講評(教頭先生より)
  ② 1分間の黙祷(阪神淡路大震災での犠牲者へ向けての追悼)
  ④ 防災意識に関する講話(校長先生より)

 今回の避難訓練は、授業中ではなく休み時間中に地震が発生する想定で、それぞれの生徒が今自分のいる場所でシェイクアウト(地震の際の安全確保行動)を行い、地震が収まった後適切な順路で高所避難しました。生徒たちはその場にいた先生から声掛けされながら、最短の避難経路で4階に避難しました。避難にかかった時間は想定していたより早く、生徒たちの意識の高さが感じられました。

 教頭から訓練の講評があり、今回の訓練の様子は非常に良かったこと、ご自分の体験から震災について他人事ではない思いをしていることなどを切々と話され、生徒たちも真剣に聞き入っていました。

 校長からは、阪神淡路大震災から29年経ちましたがこの間に震度7を超えるの大きな地震が何度もあり、その度に大きな被害があったこと、地震の予知は大変難しい事、地心を防ぐことはできないことなど話されました。そして、地震が起こった時に、どう行動すれば自分の命を守り他人の命を守れるのかが最も大事なことであり、訓練に参加する意義と意味を考えてこれからも訓練に参加して欲しいと講話を締めくくられました。

 生徒の皆さん、防災は他人事ではなく自分事として普段から考えるようにしましょう。

クリーンプロジェクト(高校生ふるさと貢献・活性化事業)

 1月10日(水) 1年生によるクリーンプロジェクトが行われました。

 この活動は、高校生ふるさと貢献・活性化事業としての取組みで、学校の周辺や通学路を清掃する活動です。生徒にとって、何気なく使っている場所に対して「地域と共にある学校」であることをあらためて意識する機会となり、ゴミのポイ捨てを無くすきっかけや地域の清掃ボランティア活動としての意識づけになることを図っています。

 3学期早々、また寒い時期の活動ではありましたが、生徒たちはそれぞれ決められた経路を歩きながらゴミを拾い集め、ボランティア活動に参加してくれました。大きな活動ではありませんが、一歩ずつ着実に活動することが大切だと実感しています。

 参加してくれた生徒の皆さん、ありがとうございます。

 

3学期始業式

 1月9日(火) 第3学期始業式を行いました。

 1 開式の辞

 2 学校長式辞

 3 校歌斉唱

 4 閉式の辞

 

 学校長からは、まず元日に起こった能登半島地震の報に接し、被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げられました。また、この地震による揺れは神戸でも感じ、かなり長い時間揺れたことで29年前に起こった阪神淡路大震災が大変辛く苦しかったことを思い出したこと、「天災は忘れた頃にやってくる」など震災の怖さや防災意識を常日頃から高めておく必要があると話されました。

 次いで、今年の干支である「甲辰」は、「新し事に挑戦して成功する、これまで準備してきたことが形になる」などと言われており、生徒の皆さんには目の前の課題に向かって挑戦してもらいたい。そして、鯉が滝を登り切った後に龍となるが如く、努力を続けることで成功や成長が得られ「昇り龍」のように「変身」して飛躍する年にして欲しいと締めくくられました。

 式の終了後、生徒指導部より能登半島地震発生で大変な年の始まりになったが、冬季休業中無事故であったことや学校内が落ち着いてきたことなど、今学期は仕上げの時期として毎日を目標に向かって進めるよう努力して欲しいと話されました。

 いよいよ今年度最後と学期が始まりました。悔いを残さないよう精一杯、学校生活を送ってください。