防災避難訓練(地震・津波・高潮浸水)

1月17日(水)防災避難訓練(地震・津波・高潮浸水)を行いました。

まず、緊急地震速報により地震が到達する前にシェイクアウトし、その後津波が発生したため
高所避難するという内容です。


 1 シェイクアウト訓練

  地震発生の放送後、手順に従ってシェイクアウトの訓練を行いました。
  ① ドロップ(姿勢を低く)
  ② カバー(体・頭を守る)
  ③ ホールドオン(揺れが収まるまでじっとする) 
 
2 避難訓練

  地震後の津波発生について放送があり、各教室から4階の多目的ホールへ高所避難しました。
  各生徒は決められた手順通り整列・点呼し、担当者へ避難人数の報告を行いました。

  ① 講評(教頭先生より)
  ② 1分間の黙祷(阪神淡路大震災での犠牲者へ向けての追悼)
  ④ 防災意識に関する講話(校長先生より)

 今回の避難訓練は、授業中ではなく休み時間中に地震が発生する想定で、それぞれの生徒が今自分のいる場所でシェイクアウト(地震の際の安全確保行動)を行い、地震が収まった後適切な順路で高所避難しました。生徒たちはその場にいた先生から声掛けされながら、最短の避難経路で4階に避難しました。避難にかかった時間は想定していたより早く、生徒たちの意識の高さが感じられました。

 教頭から訓練の講評があり、今回の訓練の様子は非常に良かったこと、ご自分の体験から震災について他人事ではない思いをしていることなどを切々と話され、生徒たちも真剣に聞き入っていました。

 校長からは、阪神淡路大震災から29年経ちましたがこの間に震度7を超えるの大きな地震が何度もあり、その度に大きな被害があったこと、地震の予知は大変難しい事、地心を防ぐことはできないことなど話されました。そして、地震が起こった時に、どう行動すれば自分の命を守り他人の命を守れるのかが最も大事なことであり、訓練に参加する意義と意味を考えてこれからも訓練に参加して欲しいと講話を締めくくられました。

 生徒の皆さん、防災は他人事ではなく自分事として普段から考えるようにしましょう。