研修の様子
9月11日(金)ⅢC1101 学習過程を重視した「読むこと」の授業づくりー(小)国語科受業実践講座ー
【講義】国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた
「読むこと」の授業づくり
神戸女子大学 教育学部 教授 吉川 芳則
【発表】自分の考えを形成する学習過程を重視した授業実践
【演習】「考えの形成」に向かう説明的文章の授業づくり
〈受講者の感想〉
・批判的思考や論理的思考については、「1年生だからできない」「6年生だからもっと高度なことをしなければならない」と考えるのではなく、小学校6年間、さらには中学校までの9年間を見通しながら、繰り返し取り組んでいくことで、子どもたちの中に経験として積み重なっていくというお話を伺いました。その話を聞き、今自分が行っている実践も、いつか子どもたちの成長の糧になるのだと信じて取り組めばよいのだと感じました。また、教材を単なる学習の題材として終わらせるのではなく、自分事として捉えられるようにすることで、子どもたちが自分の考えをもち、それを深めていきやすくなることを改めて実感しました。
・これまで、説明文を読む際に、そこに書かれている内容を「正しい情報」として無批判に受け入れてしまう傾向がありました。しかし、今回の講義を通して、「事実」と「筆者の意見」を明確に区別しながら読むことの重要性を学びました。特に、提示されたデータや根拠と導き出された結論との間に論理の飛躍がないかを問い直す視点は、情報を正確に読み解く上で欠かせないものであると実感しました。また、このような視点は説明文の読解だけでなく、日常的に接するさまざまな情報を適切に判断するためにも重要であると感じました。
・ 考えの形成に向けて、子ども自身が根拠に基づいて意見を述べる力を育むことは、発問を工夫することで日常的に実践できると感じました。また、教師が伝える内容や教科書に掲載されている文章、SNS上の情報などを鵜呑みにするのではなく、一度立ち止まって考える意識をもつよう指導することも、とても大切だと思いました。
9月10日(木)ⅢF1405 「Office365を活用した授業づくり」講座
〔研修の概要〕
演 習 Office365の各アプリケーションの基本的な使い方
演 習 授業におけるOffice365の各アプリケーションの効果的な使い方
演習・協議 単元を通した児童生徒の学びを深めるためのOffice365の活用
〔受講者の感想〕
・本日の研修で、Office365のWord・Excel・PowerPoint以外のアプリケーションを知ることができて、とても勉強になった。今後、学校現場でも活かせられようそれぞれのアプリケーションのメリット・デメリットを踏まえて、まずは使ってみるという気持ちで取り組んでいきたいと感じた。
・今までにもOffice365を使用していたが、さらによい使い方を知ることで、授業の中で効果的に使える場面を考えていきたい。また、これまで使用していなかったアプリケーションについても学んでいき、Office365の良さを生徒に還元していきたい。
・まだまだ知らない情報があったので、様々なアプリケーションを使ってよりよい授業をしていきたいと思った。単元計画について同じ校種の方と話ができたので、とても勉強になった。学校に帰って学年内で共有し、よりよい学びに活かしていきたいと感じた。
8月28日(金)ⅢD1503 発達障害の可能性のある児童生徒といじめ問題
〔講座の概要〕
講義・演習 発達障害の可能性のある児童生徒のいじめ問題の理解と対応
・いじめ問題の現状への理解
・学齢期におけるいじめと発達障害の可能性のある児童生徒の関わり
兵庫教育大学大学院 教授 井澤 信三
講義・演習 いじめ未然防止に向けた児童生徒の資質・能力の育成
・互いに認め支え合う関係づくりに生かせる「いじめ未然防止プログラム」の活用
〔受講者の感想〕
- 午前の講義では、発達障害の可能性のある生徒の個性や、個性に対する具体的な対応の仕方について学ぶことができたので、今後の教育活動で生かしたい。いじめを未然防止するために、まず、子どもたちの変化を察知できるように普段からよく観察するようにしていきたいと改めて感じた。
- 午後は、「いじめ未然防止プログラム」の授業プランの活用について、実際に児童として体験したり、それぞれで考えた授業プランを交流することを通して、2学期以降、学級で実践できる材料を増やす良い機会となった。何度か研修を受けて、「いじめ未然防止プログラム」については知っていたが、今日の研修で、授業プランのアレンジの幅を更に広げることができた。また、行事の前後で、特別活動プランをどう活用するのかについても、いろいろな考えを交流することができ、さまざまな実践方法を学ぶことができた。今後の実践につなげていきたい。
- 発達障害に関する知識が不足していると感じた。自分がこれまで生徒にしていた声掛けや説明を振り返ると、曖昧な表現が多く、生徒を困惑させていたこともあったのではと思ったので改善していきたい。また、「いじめ未然防止プログラム」を活用した学級づくりを、今後実践していきたい。いじめを予防するきっかけとして自他を理解することは大きいと考える。LHRだけでなく、授業冒頭での活用等も考えたい。
8月28日(金)ⅢC1305 科学的に探究する力を養う授業づくり-(高)理科教育講座-
講 義:科学的に探究するために必要な資質・能力の育成
京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸
演習・協議:科学的に探究する力を養う授業づくり
・観察、実験を中心とした授業プランの作成
- 午前は、探究学習におけるメタ認知の重要性や、ティーチングとコーチングを両立させる指導の在り方について御講義をいただきました。また、探究的な学びに関する実験を実際に行うことを通して、科学的に探究する力を育成する授業の在り方について理解を深めました。
- 午後は、探究学習において、生徒が主体的かつ協働的に議論できる学びの場づくりの方法について説明を受けました。また、その内容を踏まえながら、科学的に探究する力を養う授業づくりについて考えました。
- 1日の研修を通して、科学的に探究する力を養うための授業づくりの視点を身に付けるとともに、理論と実践の両面から探究的な学びについて理解を深めることができました。
8月28日(金)ⅢC1301 思考力や想像力を伸ばす探究的な学びをめざして-(高)国語科教育講座-
講 義:高等学校国語科における探究的な学びの実践と学習評価
安田女子大学 教授 大滝 一登
演習・協議:探究的な学びの実現をめざした授業づくり
・言語活動の充実と適切な学習評価の在り方
- 午前は、学習指導要領で求められている探究的な学びの実践と学習評価の在り方について講義をいただきました。
- 午後は、生徒が主体的に自分の考えを広げたり深めたりする授業づくりについて考えました。
- 1日の研修を通して、国語科における探究的な学びに関する授業づくりについて理論と実践の両面から理解を深めることができました。
8月21日(金) 絵画等作品展示にかかる感謝状を贈呈しました
県内の生徒の絵画等の作品を県立総合教育センターに展示することについて、感謝の意を表するため、教育長感謝状の贈呈式を実施しました。
感謝状を贈呈した生徒と作品名は以下のとおりです。
・県立上野ケ原特別支援学校 加治 昌樹 さん 「着せかえファッションショー」
・小野市立小野特別支援学校 山根 にこ さん 「からふる ♡ ぽっけ」
・県立小野高等学校 安田 理智佳 さん 「揺蕩う水鏡」
・県立加古川西高等学校 宮下 晃太朗 さん 「怪光」
生徒のみなさんの素晴らしい作品を展示させていただけることに、改めて感謝いたします。
作品は県立総合教育センター本館正面玄関入ってすぐ右側に展示させていただいておりますので、センターにお越しの方は是非ご覧ください。
8月20日(木)ⅢC1311 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る授業づくり-(高)芸術科(書道)教育講座-
講 義:心豊かな生活や社会の創造を目指す書道教育について
奈良教育大学 教授 萱 のり子
演習・協議:個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る授業づくりについて
- 午前は、生徒の気付きを引き出す授業づくりや、「表現」と「鑑賞」の往還を意識した学習活動、鑑賞学習ルーブリックの活用について御講義いただきました。
- 午後は、自身の授業実践を振り返るとともに、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させる授業づくりに取り組みました。
- 1日を通して、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る授業づくりについて理解を深め、心豊かな生活や社会を創造する書道教育について理論と実践の両面から学ぶことができました。
8月19日(水)ⅢC1310 造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり-(高)芸術科(美術)教育講座-
〔研修の概要〕
講 義 美術教育における文化芸術活動の充実
-豊かな心や文化的な伝統を尊重する心の育成-
奈良教育大学 准教授 池田 藍子
発 表 造形的な見方・考え方を働かせる授業実践
演習・協議 美術教育における文化芸術活動の充実をめざす授業づくり
- 午前は、美術教育における文化芸術活動を充実させるための取組やそれをもとに探究的な学びや教科等横断的な学びにつなげる方法について御講義いただきました。
- 午後は、造形的な見方・考え方を働かせる授業づくりの在り方について、実習を交えながら考えました。
- 1日の研修を通して、美術教育について新たな視点を得るとともに、美術教育における文化芸術活動を取り入れた授業づくりについて考えを深める機会となりました。
8月19日(水)ⅢC1302 「問い」を中心に構成する授業づくり-(高)地理歴史科・公民科教育講座A-
〔研修の概要〕
講 義 「問い」を中心に構成する学習の展開
-「問い」を生かした授業づくりの理論と方法-
関西学院大学 教授 吉水 裕也
演習・協議 探究的な授業を考える
-「問い」を中心に構成する授業づくり-
- 午前は、「問い」を生かした授業づくりの理論と方法、「問い」を構造化して探究的な学びへとつなげていく手法について御講義いただきました。
- 午後は、「問い」を構造化した授業づくりに取り組み、教師の発問を生徒の深い学びにつなげるための方策について考察しました。
- 1日の研修を通して、これまでの自身の授業実践を振り返るとともに、「問い」を中心に構成する探究的な授業づくりについて考えを深める機会となりました。
8月12日(水)ⅢG1209 すべての児童生徒等に分かりやすいユニバーサルな授業づくりⅰ
【研修の概要】
講 義 すべての児童生徒等に分かりやすいユニバーサルな授業づくり
桃山学院大学 教授 松久 眞実
演習・協議 一人一人の教育的ニーズを踏まえた授業づくり
・各教科等の学びの過程において考えられる困難さへの対応
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・環境を整えることで、授業における児童生徒の学びの困難さを減らせると分かりました。環境を調整して子どもたちが落ち着いて楽しく学べる環境づくりをしていきたいです。
・松久先生の講義にあった児童生徒の心をつかむ導入や不要な刺激を減らすこと、子どもの心を引き付ける工夫を取り入れて、落ち着いた授業ができるように取り組んでいきたいと思いました。