研修の様子
7月8日(水)ⅢC1306 観察・実験の知識・技能の習得に向けて-(高)理科実験基礎講座-
〔研修の概要〕
講 義 自然の事物・現象についての理解が深まる観察・実験とは
県立佐用高等学校 校長 小倉 裕史
演 習 安全に観察・実験を行うための知識・技能
- 午前中は、受講者同士でこれまでに実施した観察・実験の授業内容を共有しました。各自の実践において上手くいった点や課題について意見交換を行い、今後の観察・実験の授業改善に向けた検討を行いました。
- 午後は、学習指導要領における観察・実験の位置付けを確認した後、物理、化学、生物の各基礎科目の教科書に掲載されている実験の中から2つを選択して実施しました。
- 物理では「気柱の共鳴」、化学では「金属のイオン化傾向」、生物では「真核生物の細胞の観察」の実験を取り上げました。実験の安全面や授業における指導について協議することで、予備実験を実施する際の留意点や、生徒への安全指導の在り方について理解を深めることができました。
7月10日(金)ⅢB1301 新たな時代に求められる学校経営と危機対応-教育経営講座A-
〔研修の概要〕
講 義 新たな時代に求められる学校経営
県教育委員会事務局 教職員人事課
講 義 弁護士に学ぶ法規に基づく危機対応
ひめじ城下町法律事務所
弁護士 竹内 彰
演習・協議 教育現場に必要な法規に基づく危機対応
- コンプライアンスを踏まえた学校運営について、具体例を交えながら教職員人事課による講義を行いました。
- 裁判において学校の責任が問われる背景や、いじめの事案等に関する判例等を踏まえながら、教員に求められる危機対応の在り方について、竹内弁護士から御講義いただきました。
- 演習・協議では、教育法規を踏まえた危機対応について、学校で想定される様々な事例をもとに協議し、対応の在り方について考えました。
7月9日(木)3F1406a「教育用クラウドを活用した探究的な学び」講座
〔研修の概要〕
講 義 デジタル学習基盤を活用した授業改善について
中京大学 教授 泰山 裕
演習・協議 教育用クラウドを活用した探究の過程を意識した授業
演習・協議 教育用クラウドを活用した探究の過程を意識した単元計画
〔受講者の感想〕
- 教科の視点で探究的な学びの在り方を考えて、改めて、教科単位で探究的な学びを推進していくことが必要だと感じました。「生徒の学ぶことへの意欲」を信じ、教師主体の授業から、生徒主体の授業へ変えていきたいと思います。
- 教科の中で学ばせなければならないこと(学力)が気になり、児童の「自ら学ぶ力」を育成することまで意識できていないように感じます。「学び方」を伝え、繰り返していくことで、自走できるような児童を育てていきたいと思いました。今後も探究的な学びについて理解を深め、実践していきたいと思います。
- 教育用クラウドを活用する有用性(意見を比較する、自分には無い視点に気付く等)がわかりました。今後は、教育用クラウドを有効なツールの一つとして授業で活用し、探究的な学びにつながる授業作りをしていきたいと思います。
7月8日(水)ⅢE1103 自らの生命を守るために主体的に行動できる児童生徒の育成に向けて-震災に学ぶ防災教育講座-
〔研修の概要〕
講義・演習 震災の経験や教訓を語り継ぎ、共生の心を育成する「兵庫の防災教育」の推進
・地域の災害特性等を踏まえた実践的な防災教育について理解する
・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える
演 習 学校組織の実践力を高める避難訓練
・地域、専門機関等との連携
演 習 児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に判断して実践する力の育成
・副読本等の効果的な活用
〔受講者の感想〕
・今回の研修を通して、防災教育は災害に関する知識や避難方法を学ぶだけでなく、命の大切さや他者と支え合う心を育むことが重要であると改めて認識しました。今後は、児童生徒が災害を自分事として捉え、主体的に考え行動できる力を育成できるよう、防災教育の充実を図っていきたいと思います。
・避難訓練について、災害時に起こり得るさまざまな状況を想定した環境設定や仕掛けが重要であることを学びました。訓練の目的を「計画どおりに避難すること」ではなく、児童生徒や教職員が状況に応じて主体的に判断し行動する力を高めることとして捉え、自校の取組の改善につなげていきたいと考えました。
・副読本「明日に生きる」や「ちょこっと防災」の考え方を通して、防災教育は特別な時間だけで行うものではなく、各教科や日常の教育活動の中でも実践できることを学びました。今後は教科横断的な視点を取り入れながら、防災教育を継続的に推進していきたいと思います。
7月6日(月) 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて -キャリア教育推進講座-
【研修の概要】
講 義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて -学びをつなぐキャリア教育の意義-
講 師 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
東北福祉大学 教授 長田 徹
演習・協議 特別活動を要としたキャリア教育(小中)
キャリア発達を促す取り組みを考える(高)
自立と社会参加に向けたキャリア教育の充実(特)
兵庫版「キャリア・パスポート」で小・中・高12年間をつなぐために(小中高)
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・小学校の低学年も自分の身近なものや家族について考えを書くことで取組みやすくなったり、高学年は過去に自分が書いた内容を振り返ることで、自己理解や自信につながったりすることが分かりました。
・中学校でも、小学校と高等学校までの12年間を見据えて「キャリア・パスポート」つなぐことの大切さを感じました。
・障害の種類や知的発達の程度といった児童生徒の実態に合ったキャリア教育を模索していきたいです。
・高等学校においても、キャリア教育を進路指導や発表活動のみとするのではなく、行事や活動、物事に対する意味付けをすることで、日々の教育活動の中で生徒が自ら考え、意義を見出すことができるようになると感じました。
7月7日(火)ⅢA1101 学校事故等への適切な対応と安全指導ー学校における危機管理講座ー
講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
尼崎駅前法律事務所 弁護士 曽我 智史 氏
演習:学校内外における事故等への対応
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・普段、無意識的に行っていることがリスク・マネジメントにつながっているということを自覚し、意識的に行うことが大切だと改めて実感しました。その時になって「どうしよう」となるのではなく、落ち着いて適切な対応ができるよう、周囲とのコミュニケーションや事前シミュレーションを通して「そうなったらこうしよう」と考える癖と視点、危機に対する感度を高めつつ、周囲との関係作りに努めていきたいです。また、自分自身も職場の環境要因であることを意識し心理的安全性に寄与できる言動を心がけたいです。
・本研修を通して、学校事故の結果だけでなく、安全配慮義務を果たすために、日頃からどのような安全対策や指導を行い、その過程を記録・共有していたかが重要であることを学びました。また、ヒヤリハットを共有できる心理的安全性の高い職場づくりが、事故の未然防止につながることを再認識しました。日頃から情報共有や記録を大切にし、組織的な危機管理に取り組んでいきたいと考えます。
・校務分掌で安全防災の担当になり、自身の危機管理意識は高まっているように感じますが、組織全体に浸透しているわけではなく、役割を果たせていないのが現状です。学校全体で危機管理意識を高められるよう研修での報告や学校全体の安全教育と安全管理を進められる研修を行いたいと考えます。特に各教科の領域による危険予測・回避能力の育成については本校の生徒たちはかなり乏しく、教員に働きかけてそういった能力の育成に務めたいと感じました。
7月7日(火)3F1413「生成AIで広がる授業の可能性」講座
〔研修の概要〕
講 義 生成AIとは
・授業における生成AIの効果的な活用について
東京大学 大学院工学系研究科 准教授 吉田 塁
演 習 生成AIの活用
演習・協議 生成AIを活用した教育活動の検討
〔受講者の感想〕
- 生成AIそのものは日常生活や校務の中で使ってきていました。今回は授業に特化するという視点でさまざまなことを教えていただき、まだまだ活用できていなかったのだと認識することができました。児童にとってクイズや視覚的に分かりやすい画像にまとめることが容易にできること、児童の相談相手になってくれる機能がGemini(Gem)には搭載されていることなど学校に戻ってから共有したいと思います。生成AIとの付き合い方を含め情報モラル教育の重要性、使い所を教員側が認識してデザインすることなど学び続けなければいけないことが多いなと思いました。
- 本当に充実した学びを得ることができた研修でした。1対30の授業ではなかなか実現できない、個別の学力に応じた反復学習などに生成AIを大いに活用できると感じました。これまでには、想像もつかなかった効率の良い学びを提供できる可能性を感じた研修でした。まだまだ生成AIを使い始めたばかりで、知らない機能もたくさんあります。生成AIを使う上での懸念点や留意点を忘れずに、とにかく自分自身で生成AIをたくさん使いながら、場数を重ね、目の前の子供たちの実態に応じた最適な活用方法を模索していきたいと思います。
7月6日(月) ⅢC1114 「情報の技術」を基盤とする授業づくり-(中)技術分野授業実践講座-
〔研修の概要〕
講 義 「情報の技術」を基盤とする授業づくりの充実に向けて
-次期学習指導要領を見据えて-
講 師 信州大学 教授 村松 浩幸
演習・協議 「情報の技術」を基盤とする「材料と加工の技術」の授業づくり
・デジタル技術の活用(3Dプリンタ、3DCAD等)
〔受講者の感想〕
・村松先生の講義や、午後の演習で他の先生方の発表を聞いて、3Dプリンタを使った治具づくりなどの新しいアイデアをたくさん聞くことができ、自分の授業に生かせそうなことをたくさん学ぶことができました。ぜひ、学んだアイデアを授業で生かしていきたいと思います。
・デジタル技術を活用することで、材料と加工の技術の学びが深まったので、他の題材でも、情報の技術を活用した授業づくりについて学習したいです。
・今回の経験を今後の実践に生かしていきたいです。そのために、まずは、勤務校の環境整備に取り組んでいきたいです。また、他の内容とデジタル教材をどう組み合わせて授業していけばいいかについて考えたいと思ったので、来年度以降も受講したいと思いました。
令和8年7月7日(火) ⅢG1209 すべての児童生徒等に分かりやすいユニバーサルな授業づくりⅱ
【研修の概要】
講 義 すべての児童生徒等に分かりやすいユニバーサルな授業づくり
講 師 常葉大学 特任教授 笹森 洋樹
演習・協議 一人一人の教育的ニーズを踏まえた授業づくり
・各教科等の学びの過程において考えられる困難さへの対応
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・誰もが理解しやすい授業実践のため、笹森教授にご紹介いただいたチェック表などを活用し、日々の取組について振り返っていきたいです。
・同時処理、継次処理の得意不得意の割合について大変参考になりました。両方をカバーできるような視覚支援と言葉の説明(コンパクトに)というところを実践していきたいと感じました。
・ユニバーサルな授業を作るということは、子ども主体で支援や配慮を考えていくことが大切だということと、それがすべての子どもたちにわかりやすい授業になるということを学びました。
・学級経営や授業づくりにおいて子どもたちがその型に合わせるのではなく生徒自ら主体的になり選択する機会や環境を作っていくことが大切だと感じました。
6月12日(金)ⅢC1108【生徒が数学的活動の楽しさを実感できる「数と式」領域の授業づくり-(中)数学科授業実践講
【講義】数学的活動を通した主体的・対話的で深い学び
-「数と式」領域の指導を例に-
京都女子大学 教授 坂井 武司
【演習】数学的活動の充実を図る授業づくり
<受講者の感想>
・午前の研修を受講して、「できる」と「わかる」が等しいわけではないと改めて認識させられた。自分自身としては、この数と式の領域では、計算偏重になっていたことを自覚した。計算はまずできるようになった上で、次の関数・図形・データの領域で、数学的な見方・考え方を鍛えるような授業展開にすると意識し過ぎていたと感じた。しかし、この領域でも、思考力・判断力・表現力をさらに伸ばしていくことはできると実感した。自分なりの授業展開のイメージも掴めたので、研修を受講して大変良かった。午後の研修を受講して、自分自身授業づくりの手癖のようなものを感じた。他の地域の学校の方との交流でもそれを感じたが、ワークシートを通して、改めて一つずつ突き詰めて考えると、難しさを感じた。学習指導要領などと照らし合わせて、より厳密で、より意図を持った授業づくりに励みたくなった。
・午前の坂井先生の講義では、数学を技能としてだけで終わらせるのではなく、社会にでて使える能力とし捉えることを学びました。単なる知識と技能にしない授業づくりをしたいと思いました。午後の演習では普段の授業内での生徒の発言一つひとつから、子どもの学びが見取れることを再認識できました。何気ない発言や会話の中に、子どもにとっての学びがあると気づけたのは、基本的なことではありますが大きな学びであったと思いました。
6月29日(月)ⅢG1206 強度行動障害のある子どもへの理解と支援の実際
【研修の概要】
講 義 強度行動障害が生じる要因の把握と対応
講 師 兵庫教育大学大学院 教授 岡村 章司
演習・協議 強度行動障害のある児童生徒への各場面での適切な指導・支援
県立総合教育センター特別支援教育研修課 指導主事
【受講者の感想】
・問題行動だけに目を向けるのではなく、その原因となる背景やその後の結果にもしっかりと目を向け、適切な行動へ変換できるようにチームで検討し、連携をとって取り組んでいきたいです。
・強度行動障害があってもなくても、特別支援学級であっても通常の学級においても、支援に対する基本的な考え方は同じだと感じました。
・強度行動障害を「本人の問題」と捉えるのではなく、環境や支援との関わりの中で生じる状態として理解し、児童生徒一人一人の行動の背景を丁寧に分析しながら支援を行っていきたいです。
・応用行動分析学についての基本的な知識を学習することができました。行動について考える上でのプロセスとして機械的に考えることが他の先生との生徒理解に用いやすいと感じたので、日常的に活用していきたいと感じました。
6月22日(月)ⅢD1504「不登校傾向のある児童生徒への理解と支援」講座
〔研修の概要〕
講義・演習:不登校児童生徒への理解と対応
・多角的な視点による不登校児童生徒や保護者への支援
講師:兵庫教育大学大学院 教授 遠藤裕乃
講義・演習:教育相談の視点を生かした不登校初期の児童生徒や保護者との関わり
・不登校の早期対応のための校内ケース会議の在り方
〔受講者の感想〕
・人は「自身で気づいたこと」でのみ変わることができるというところにとても共感した。教員は生徒に教えたくなるが、同時に生徒の話を聴き、生徒自身に気づかせるような方法も必要だと感じた。
・不登校について、どうしても教員側は理由を見つけてすぐに解決しようとしてしまうけれど、生徒本人や保護者の中にも、明確な理由があるわけではないのだなということを講義を聞きながら感じた。
・グループワークを通して、生徒や保護者から本当に聞きたいことを聞く難しさを感じた。しかし、ケース会議によってさまざまな状況が見えるようになり、関わり方も考えられた。直接解決に結び付けることは難しくても、話を傾聴することで生徒や保護者が前に進めることもあると思う。焦らず丁寧に、教員としてできる関わりを大切にしていきたい。
6月18日(木)ⅢF1402 「学校全体で取り組む情報セキュリティ」講座
〔研修の概要〕
講義・演習 情報セキュリティの現状と対策
・学校情報資産の適切な管理
演 習 学校における情報発信(Web、SMS)
・著作権等
演習・協議 問題発⽣時の対応
〔受講者の感想〕
・まずは市の教育情報セキュリティポリシーをよく確認して、それと照らし合わせながら職場での運用状況を確認したいと思います。また、著作権について本日学んだことを整理して職場で共有できるようにしていきます。ICT・視聴覚・タブレットを使った情報活用だけではなく、情報セキュリティ対策は他人事ではないことも校内で発信できればと思います。
・情報セキュリティ対策について職場全体にいかに伝えるかが大切だと感じた。特別支援学校は職員数が多く、日頃からセキュリティ面については周知することが重要なので、全体研修の仕方について、本研修の内容を参考にしていきたい。
6月10日(水)ⅢF1414 「校務効率化のための生成AI活用」講座
〔研修の概要〕
講義・演習 ⽣成AIとは
・活⽤におけるメリットと注意点
発 表 校務における⽣成AIの活⽤について
県立高等学校 教諭
演習・協議 ⽣成AIを活⽤した教育活動の検討
〔受講者の感想〕
- 生成AIの実践的な活用方法を学ぶことができました。実際に使う・作るといった演習の時間が十分あったため、明日から使えるよう自分の中に落とし込めたと感じています。また、学びの専門職として教師の役割がより重要になると感じました。その自覚をもって日々の指導、業務に努めたいと思います。
- これまで苦手意識をもっていた生成AIですが、今日の研修で少し触れてみて、これからなんとか使えそうだと感じることができました。いろんな場面で「もっとこうしたい」と思っていたのですが、今、それらの場面を振り返ってみると、生成AIの活用で解決できたこともあると考えます。 午後からは、とにかく衝撃を多く受けました。これまでCopilotやGeminiを使ったことがなかったので、こんなにも色々なことができ、業務に活かせるのかと驚いています。色々な機能を試して、使えるようになって、校務はもちろんのこと、授業にも活用したいと思いました。特に、GeminiのCanvasモードが自分に合うと思えたので、これから積極的に使っていきたいです。
- 生成AIについて、今までは文書の作成や画像生成などの活用にとどまっていました。今回学んだことを活かして会議資料作成、アンケート集計、授業準備などの校務を効率化することで、生徒とのかかわりの時間を増やしていきたいと思います。
6月9日(火)ⅢC1105コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けた授業づくり -(小)外国語授業実践講座-、ⅢC1110統合的な言語活動の充実を図る授業づくり -(中)英語科授業実践講座-
【研修の概要】
講 義 コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
関西大学 副学長 竹内 理
発 表 児童生徒が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践
三木市立自由が丘小学校 教諭 武岡 みのり
南あわじ市立南淡中学校 教諭 島田 悠滋
演 習 (小)言語活動の充実に向けた授業づくり
(中)統合的な言語活動の充実に向けた授業づくり
【受講者の感想】
・今の評価方法で外国語のコミュニケーション能力を適切に測れているのか、授業で教えたことが偏りなく妥当に評価できているのかなど、考える視点をたくさんいただけた。
・決まったやり取りの練習だけでなく、そのやりとりをする必要性を子どもたちに感じさせたり、条件をつけて自分ごととして主体的に活動できるような授業を考えていきたいと思った。
・入試や学習指導要領を意識して授業やテストを行うなど工夫している面もあるが、コミュニケーション活動の充実や中間評価、ひとつの活動を2週間程度取り組む事で英語力を育むような長期的活動はできていなかったので早速取り入れたい。また、テストの出題に関しても前後の文脈の流れを取り入れ、推測する力も取り入れたテストを作成しようと思う。
6月4日(木)Ⅱ1401 県立学校情報担当者養成講座A
講 義 学校教育情報セキュリティ・システム担当者(情報担当者)の役割
演 習 校内ネットワークの運用・管理とネットワーク障害への対応
・教育情報ネットワークの概要
演 習 教育情報ネットワークで提供されているサービス
・個人IDやメールID、教育用クラウドの管理
講 義 情報セキュリティ実施手順
・情報資産の管理について
〔受講者の感想〕
・情報セキュリティの大切さやネットワーク構成について学び、これまで分からなかったことを解消できました。特に教育情報ネットワークの構成については複雑なイメージがありましたが、ネットワーク構成図の見方を教わったことで、より理解を深めることができました。今後は情報セキュリティやトラブル対応について、校内でチームとして対応できるようにしていきたいです。
・学校現場における情報担当者の業務として、全般的な対応ができるようにしておきたいです。また、業務を属人化させず、できるだけ複数の職員で対応できるよう、周囲に知識やノウハウを広げていける組織でありたいと考えています。
・得手不得手が分かれる分野ですが、今後の引き継ぎを考えると、まずは自分がしっかりと理解し、分かりやすく伝えることで周囲のハードルを下げていくことが大切だと感じています。そのためにも、まずは情報担当者の役割を深く理解し、要点をまとめて周囲へ共有する流れを作っていきたいです。
5月25日(月)ⅢG1202 発達障害の特性理解と具体的な指導・支援方法
【研修の概要】
講 義 発達障害の特性理解
講 義 認知特性、認知処理過程、感覚過敏等に注目した支援
演習・協議 発達障害のある幼児児童生徒への指導・支援
【受講者の感想】
・発達障害にはそれぞれ障害名はついているけれど、様々な特性があり、一人一人違うのだということを実感しました。
・特別支援教育コーディネーターをしており、担任の先生から児童の指導・支援について相談を受けることがあります。研修で紹介されたアセスメント方法を活用し、児童の実態をよく観察して、担任の先生と一緒に支援方法や今後の対応を考えられるようにしたいと思いました。
・初めて「3つの支援段階」を知り、このような段階を意識をしていなかったので、新たな学びとなりました。また、合理的配慮に関しても、言葉を知っているだけで理解している気になっていましたが、くわしく学び直すことができました。
・一人一人の特性に寄り添い、その子が見通しを持って安心して学べる場や環境を整えていくことの大切さを学びました。
(VOD)ⅢF1414_表計算ソフト活用講座
〔研修の概要〕
演 習 基本的な関数
演 習 成績データを集計するための関数の利用
・COUNTIF関数を活用した個別データカウント
・VLOOKUP関数を活用したデータ表示 等
演 習 授業や校務に役立つ機能
・グラフの作成と表現
・クロス集計(ピボットテーブル)の基本操作と活用 等
〔受講者の感想〕
- VLOOKUPは使ったことがあるが、MIN, MAXやXLOOKUPもこれから活用してみたい。IFやIFSは使ったことがなかったが、合格、不合格の表を作成する際などに大変便利なので活用したい。また、生成AIも今後利用していきたいと思う。まだ私にとってはエクセルは難しいが、$の使い方やエクセルの別シートの飛ばし方が分かり、計算式作成が数学のようで楽しいと感じたため、さらに勉強していきたい。
- 今回の研修を受講し、自身の授業づくりや生徒との関わり方について、改めて立ち止まって考える機会となりました。日々の実践の中では、どうしても目の前の業務に追われがちですが、研修を通して基本に立ち返ることができました。また、自分が取り組んでいることを整理し、より良い方法を選び取る視点の重要性を実感しました。今後は、生徒一人ひとりの学びをより丁寧に支えられるよう、授業の振り返りを習慣化し、改善に向けて継続的に取り組んでいきたいと考えています。今回の研修で得た学びを日々の実践に生かしながら、生徒にとってより充実した学びの場をつくっていけるよう努めていきたいと思います。
1月22日(木)ⅢE1104 演劇で学ぶコミュニケーション能力育成講座
〔研修の概要〕
【演習】
・演劇的手法を用いたコミュニケーション能力向上ワークショップ
・演劇的手法の視点を生かした学級集団づくり
【講義】
・演劇で学ぶコミュニケーション
〔受講者の感想〕
・私が担当する理科では、日常生活の経験をもとに現象を科学的に捉え直していく学習が多いため、生徒とイメージを共有することがとても重要だと感じました。また、学級全体で協力するためには、日常的に互いを理解し合う関係づくりが大切だと改めて感じました。
・ICTを活用する授業が増える中で、身体を使ったコミュニケーションの重要性を強く感じました。対面でのわずかな表情や息遣いから気持ちを読み取ることは、非認知スキルを伸ばすうえで欠かせないものだと思います。ICTの利点も生かしながら、生徒同士が協働できる授業づくりを進めていきたいです。
・非言語段階の子どもたちには、言葉ではなく身体を使ったコミュニケーションから関係づくりを始めることが大切だと感じました。子どもの実態に合わせて活動を工夫し、今日学んだ内容をそのまま使うのではなく、適切に作り替えて実践していきたいと思います。
12月5日(金)ⅢC1108(中)数学科授業実践講座
【講義】数学的活動を通した主体的・対話的で深い学び
-「図形」領域の授業づくり-
京都女子大学 教授 坂井 武司
【演習】数学的な推論に基づき、論理的に考察し表現する力を育む授業づくり
<受講者の感想>
・数学的な考え方の部分で、わかっていると思っていたことが、案外わかっていなかったことを改めて感じた。教材研究の視点から見ても、数学の知識を正しく、深く理解しておくことは数学科の教員として必要なことであり、再度学びたいと感じた。中学校2年生は直感的ではなく、論理的に考える学年であることを確認できた。「なぜ同じように考えられないのだろう」と感じることが多かったが、それが当たり前であり、それを指導する教員側に大きな責任があると思った。ポイントになる部分は丁寧に指導していかなければいけないと思う。
・「条件」「場面」を変えることで、問題づくりや系統的なつながりを考えることができ、生徒にもそのような視点をもってもらいたいと感じた。
・図形の学習における推論の必要性を再認識できた。特に、演繹まで落とし込むことにもっと力を入れて授業づくりをしたい。