ブログ

研修の様子

ⅢF1405 先端技術活用講座(VRゴーグル)

 

 

〔研修の概要〕

講   義  授業における先端技術の活用
演   習  VRゴーグルの活用
演習・協議  STEAM教育における先端技術の活用

〔受講者の感想〕

・バーチャル空間の作成で協働する楽しさを学べました。新しい技術なのでアップデートされたところをさらに学びたいです。
・班別の協働制作で生徒目線での課題設定、解決のプロセスを理解することができた。勤務校でも生徒が課題を設定して解決する能力を育成できるように引き続き研鑽します。
・バーチャル空間の作成方法を新たに知ることができたので、今後活用してみたいです。

11月17日(月) ⅢD1507 被虐待児童生徒への理解と支援講座


午前の写真   午後の写真

  
〔研修の概要〕

  講   義:児童虐待の問題と子どもの心理   
          神戸親和大学 教授 大島 剛
  講義・演習:学校における児童虐待問題への対応   
          太子町教育委員会 スクールソーシャルワーカー 三浦 知子

  
〔受講者の感想〕

  • 大島先生の「子育ち」という言葉が心に残りました。私たちが子どもたちを育てるという視点ではなく、子どもが育っていくのに最適な環境の準備や言葉かけをしていきたいと思いました。そのためには、自分だけ、学校だけでは限界があり、スクールソーシャルワーカーと連携することでよりよい支援ができることを、三浦先生の講義で知ることができました。連携するにあたって、ジェノグラムやエコマップを用いて円滑に情報共有をしたり、スクリーニングによって児童を誰一人として取りこぼすことなく支援が必要かどうかを確認したりできることが分かりました。
  • 大島先生の講義では、被虐待児の様子を詳しく教えていただいて分かりやすかった。乳児期からの虐待は回復が難しくなること、粘り強く寄り添って対応していくことの大切さを学んだ。三浦先生からは、ソーシャルワーカーとの連携の仕方や、勤務校でもすぐに使えそうなジェノグラムの書き方を教えていだき、参考になった。校内会議で使用していきたい。
  • 今回、児童生徒のためを考えての受講でしたが、虐待は親から子への負の連鎖であることを改めて実感しました。児童虐待の負の連鎖を断ち切り、少しでも不幸な児童生徒、保護者がいなくなるよう、自分自身や学校ができることを考え、実践していきたいと思います。

ⅢF1404 先端技術活用講座(ドローン)

 

〔研修の概要〕

講   義  授業における先端技術の活用
演   習  ドローンの活用
演習・協議  STEAM教育における先端技術の活用

〔受講者の感想〕

  • 生徒たちは失敗することを嫌がるが、失敗することで学習することも重要だと感じました。また、今回はドローンの操作についてだったが、測量などに工業の分野で生かしていきたいと感じました。
  • 先端技術が探究的な学びに活用できないか、考えていきたいです。
  • 本日の研修で学んだドローンの操作やプログラミング、STEAM教育での先端技術の活用法を、自校の実習や課題研究の時間に取り入れたいです。

11月11日(小)(中)社会科授業実践講座

   

[研修の概要]

講  義  

 社会的事象を多面的・多角的に考察する力の育成に向けた指導と評価の充実

    関西学院大学 教授 吉水 裕也

 

実践発表

(小)社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力の育成をめざした授業実践
   -「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」の授業づくり-

    丹波篠山市立篠山小学校 主幹教諭 小田 浩平

 

(中)社会的事象の特色や相互の関連、意味を多面的・多角的に考える力の育成をめざした授業実践

   -課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり-

    三田市立ゆりのき台中学校  教頭 王子 明紀

 

演  習 

(小)社会的な見方・考え方を働かせ、学習の問題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり

   ・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

    県立総合教育センター 義務教育研修課 指導主事

 

 (中)社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり

   ・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

    県立総合教育センター 義務教育研修課 指導主事

 

[受講者の感想]

【小学校】

・社会科の視点(社会科のめがね)を意識し、「なぜ?」と問い返すだけでなく、「場所」「気候」「お金」「消費者」「生産者」など、さまざまな視点を普段から意識することで、子どもたちが自然と社会的な見方を働かせられる授業づくりをめざしたい。

・「社会科のめがね」をホワイトボードやノートに貼り、児童が自分で課題を見つけていけるようにしたい。

・子どもたちが社会を見る目を使い、資料を読み取ったり、考えを深めたりすることができる授業を心がけたい。

・これまでは、指導書に沿って教科書の内容を網羅するような授業がメインだったが、本日の講座を通して、単元全体の主軸を捉えたカリキュラム・マネジメントを意識して取り組む重要性を感じた。

【中学校】

・「社会的事象を多面的・多角的にみる」ということへの理解が深まったとともに、生徒たちが主体となって活発に活動していく授業デザインのイメージが湧いた。

・以前からPBLには興味があり、実践をしていたが、その際に意識する社会科の見方・考え方について整理ができた。疑問に感じていた課題設定についても理解が深まり、今日学んだことを授業で実践したいと思った。

・後半の指導案の構想では、学校教育目標をもとに、めざしたい生徒像をイメージすることで、どのような授業がしたいのか、そして、その授業で生徒にどのような力を付けさせたいのかをはっきりと意識して考えることができた。それゆえに、今回の学びを実践に変えて生徒の成長に繋げていきたい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

11月11日(火) ⅢC1324 (高)実習教員のための観察・実験講座

 

 

 

 

 

 

講義:観察・実験に関する基本的な知識について

   県立総合教育センター 指導主事

演習:観察・実験を効果的に行う工夫について

   県立総合教育センター 指導主事

〇講義では、葉に含まれる色素の分離実験と加速度の測定実験を行い、それぞれにICTと生成AIの活用方法を体験しました。受講者同士で教えあい、実験の準備の仕方、データの処理の仕方などについて具体的に確認することができました。
〇演習では、理科室拝見の報告と、試薬調整についての実験紹介を行いました。理科室拝見では、県立学校の理科室で工夫されていることについて共有しました。実験紹介では、化学の陽イオンの定性分析の実験を通して、試薬調整の留意点や、廃液の処理に関する手続きなどについて情報交換をしました。
〇一日を通して、観察・実験に関する基本的な知識や効果的に行う工夫について、理解を深めることができました。

 

11月6日(木)ⅢE1102 人権教育講座

〔研修の概要〕

 講   義 共生社会実現に向けて主体的に取り組む実践力の育成

       -多様な価値観や今日的な人権課題の理解促進に向けて-

        県教育委員会事務局 人権教育課 指導主事 三谷 修

 発   表 今日的な人権課題に対応した教育実践

        伊丹市立荒牧中学校 教諭 落合 由貴

 演   習 主体的・実践的な人権学習を進めるために
       ・人権教育資料等を活用した指導の工夫

〔受講者の感想〕

・人権感覚というものは、実際に人から話を聞いたり、体験してみたりすることで培われていくものだと改めて思いました。まずは知識として自分自身が学ぶ姿勢をもつこと、そしてその学んだことを実践できるようにしていく必要があると思いました。

・教育実践の発表は学校をあげての取組だったので、大変参考になりました。勤務校でも制服や校則の見直しを行っているところですが、実践校の発表を聞いて、ボタンのデザインを生徒が考えていたように、生徒がより積極的に関わっていくような取組をしていきたいと思いました。

・人権課題は日々変化しており、自分が初任者だった時とは違った課題項目になっている、と正直驚きましたし、変わっていることを知らなかった自分のアンテナの低さを悔しく思いました。基本的な「自分も人も大切にする」という軸はぶれずに、より自分のアンテナを高くして引き続き、様々な情報を集めていきたいです。

ⅢF1403 先端技術活用講座(3Dプリンタ)

 

〔研修の概要〕

講   義  授業における先端技術の活用
演   習  3Dプリンタの活用
演習・協議  STEAM教育における先端技術の活用

〔受講者の感想〕

  • 生徒に制作活動を通して、ものづくりの楽しさと改善点を見つけ改善する力を育てたい。
  • 3Dプリンタの有効性を感じたことと、自校の教員にとっても探究になると感じたからです。
  • 3Dモデル製作を通じて、ものづくりの楽しさを体験させるとともに、色々なアイディアを改善しならがら形にする力をつける授業を行う。製作にあたっての課題の設定、アイディア出し、ペルソナの設定などを通じて探究力を身につけさとともに、マイクロビットなどとも組み合わせプログラミング学習にも取り入れたい。

情報教育研修課公式note|先端技術活用講座(3Dプリンタ)

10 月31日(金)ⅢC1320 (高)商業科教育講座B

講     義:課題研究等の専門科目における探究的な学びの充実をめざして
         大手前大学 教授 北村 雅昭

公 開 授 業:神戸商業高等学校の課題研究公開授業
         大手前大学 教授 北村 雅昭
         県立神戸商業高等学校 教頭
         県立神戸商業高等学校 教諭                     

協議・演習:各校における課題研究等の専門科目における探究的な学びの充実に向けて
          県立総合教育センター 指導主事

 

〇講義では、課題研究等の専門科目における探究的な学びの視点をご自身の研究を踏まえ御講義いただきました。

〇公開授業では、神戸商業高等学校が取り組んでいる「ひょうごリーダーハイスクール」の取組を紹介していただきました。その中で、アプリを活用して個々の認知特性を数値化することにより、それぞれの課題に応じた効果的なアプローチの方法について考えることができました。

〇協議・演習では、各校の課題研究等の専門科目における探究的な学びの充実を図るために、自校の取組を紹介し、その後全体で共有することで、探究的な学びを実現するための具体的な方法について理解を深めることができました。

10月16日(木)ⅢE1104 演劇で学ぶコミュニケーション能力育成講座

会場 芸術文化観光専門職大学

〔研修の概要〕

【演習】

・演劇的手法を用いたコミュニケーション能力向上ワークショップ

・演劇的手法の視点を生かした学級集団づくり

【講義】

・演劇で学ぶコミュニケーション

〔受講者の感想〕

・本校は毎年10月末に文化祭で演劇を実施しています。全くの初心者が、何を大事にして演劇教育を進めれば良いか、また、クラスの雰囲気を作るためにどんな活動をすればいいか学ぶことができました。不安だった点を全て説明していただき、とてもありがたかったです。普段の学級経営にも使える内容でもあり、今後実践してみたいと思いました。

・非認知能力やコミュニケーション能力の必要性もさることながら「なぜ必要なのか」が入試や国際的な視点、地方活性化、イメージの共有からのプレゼン発表など、多様な視点で知ることができました。探究の授業に関わることが多いので、今回の研修のようにこれからの学びの重要性を実感できる講座を通して、自校に還元していきたいです。

・様々な活動を通して、コミュニケーションをとることの大切さや配慮すべきことを体験できました。人の捉え方はそれぞれであり、それを認識すること、それを楽しむこと、それをうまく繋いでいくことが大切であると思いました。

10月27日(月)ⅢC1317(高)工業科教育講座A

 

講   義:工業教育の充実に向けて
       ー地域で活躍する職業人の育成ー                    

演習・協議:工業高校におけるキャリア教育


〇講義では、生徒に地域社会や将来の職業とのつながりを意識する機会を十分持たせることや、地域と連携した学習活動の重要性について理解を深めました。

〇演習・協議では、キャリア教育の観点から、受講者がそれぞれの所属校の現状を整理し、グループで共有することを通じ、工業教育の発展やキャリア教育の在り方について議論を重ねました。

〇工業科高校生としての意識付けや進路決定に向けたキャリア教育に加え、社会人として求められる資質・能力の育成を図るため、3年間を見据えたキャリア教育を計画し、実践する必要があることを認識することができました。