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11月11日(小)(中)社会科授業実践講座

   

[研修の概要]

講  義  

 社会的事象を多面的・多角的に考察する力の育成に向けた指導と評価の充実

    関西学院大学 教授 吉水 裕也

 

実践発表

(小)社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力の育成をめざした授業実践
   -「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」の授業づくり-

    丹波篠山市立篠山小学校 主幹教諭 小田 浩平

 

(中)社会的事象の特色や相互の関連、意味を多面的・多角的に考える力の育成をめざした授業実践

   -課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり-

    三田市立ゆりのき台中学校  教頭 王子 明紀

 

演  習 

(小)社会的な見方・考え方を働かせ、学習の問題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり

   ・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

    県立総合教育センター 義務教育研修課 指導主事

 

 (中)社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり

   ・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

    県立総合教育センター 義務教育研修課 指導主事

 

[受講者の感想]

【小学校】

・社会科の視点(社会科のめがね)を意識し、「なぜ?」と問い返すだけでなく、「場所」「気候」「お金」「消費者」「生産者」など、さまざまな視点を普段から意識することで、子どもたちが自然と社会的な見方を働かせられる授業づくりをめざしたい。

・「社会科のめがね」をホワイトボードやノートに貼り、児童が自分で課題を見つけていけるようにしたい。

・子どもたちが社会を見る目を使い、資料を読み取ったり、考えを深めたりすることができる授業を心がけたい。

・これまでは、指導書に沿って教科書の内容を網羅するような授業がメインだったが、本日の講座を通して、単元全体の主軸を捉えたカリキュラム・マネジメントを意識して取り組む重要性を感じた。

【中学校】

・「社会的事象を多面的・多角的にみる」ということへの理解が深まったとともに、生徒たちが主体となって活発に活動していく授業デザインのイメージが湧いた。

・以前からPBLには興味があり、実践をしていたが、その際に意識する社会科の見方・考え方について整理ができた。疑問に感じていた課題設定についても理解が深まり、今日学んだことを授業で実践したいと思った。

・後半の指導案の構想では、学校教育目標をもとに、めざしたい生徒像をイメージすることで、どのような授業がしたいのか、そして、その授業で生徒にどのような力を付けさせたいのかをはっきりと意識して考えることができた。それゆえに、今回の学びを実践に変えて生徒の成長に繋げていきたい。