日誌

分教室の日々 2020

今年のタロウコーヒー

1218日(金)今年最後の出張喫茶が開店しました。

 

今年は、新型コロナウイルスの影響で7月下旬からの開店となった出張喫茶「タロウコーヒー」。学校薬剤師の方の指導の下に、これまでと大きく変わり、飲み物はパックジュースのみとし、換気を行って席数を減らし、時友団地集会所をお借りして営業してきました。
        

 

おかげ様で、10月から温かいコーヒーと紅茶もメニューに再登場し、地域の方々にもご利用いただき、ご好評を頂いていています。生徒にも大いに学ぶことがあり、振り返りには、「さらに接客が上手になりたいです。」「沢山のお客様が来てくださり、忙しく緊張もしましたが、皆と協力して係の仕事が出来ました。」と書かれていました。
        

 

本校の出張喫茶の取り組みが、「みんなの尼崎大学」のホームページに掲載されています。ぜひご覧ください。

 

地域コミュニティの居場所づくり「TARO COFFEE(タロウコーヒー)」再開!

https://www.amanokuni.jp/ucma/campuslife/entry-556.html

コーヒーセミナー

124日金曜日、2年生がWORK喫茶サービスの授業の一環として、株式会社ヒロコーヒー営業部の山本様に、コーヒーセミナーを開催していただきました。

美味しいコーヒーを淹れるためのポイントを教えていただき、ドリップの実践と試飲をしました。
 
     

ドリップの実践では、注湯のタイミングとお湯の量が大事だと教わり、スケールのメモリとコーヒー豆のふくらみを見ながら集中してドリップしました。

     

試飲では、自分の淹れたコーヒーと友だちの淹れたコーヒーとを飲み比べ、材料は同じなのに味が違うということに驚きました。注湯のタイミングが早いとすっきりした味になり、注湯のタイミングが遅いとコクのある深い味になることが理解できました。

     

これから家庭等でペーパードリップをする際には、今回教わったことを活かして美味しいコーヒーを淹れて、ほっと一息ついてください。

またこれからも進路実現に向けて頑張ってほしいと思います。

2年生がヒロコーヒー伊丹いながわ店に行きました

1113日金曜日、2年生がWORK喫茶サービス出前授業の一環として、ヒロコーヒー伊丹いながわ店に行きました。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年はパックの冷たい飲み物だけを出張喫茶でお出ししてきた2年生。事前に焙煎済みのコーヒー豆や挽いた粉に触れ、コーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れる様子を学習し、当日にのぞみました。

 

バスを降りてから、工場が多く見える道をすすみ、ヒロコーヒー伊丹いながわ店の屋根が見えると「わあっ!」と歓声があがりました。入口で荷物を運び入れる大きなトラックを見てさらに興味もわき、手指の消毒をしてから店内へ。「プロの方の接客に触れて勉強することを楽しみに来ました。」とA組代表生徒の挨拶の後、クラスで2グループに分かれました。
          

A組は、ヒロコーヒー営業部の山本様の工場案内。大きな焙煎の機械や所狭しと並べられたコーヒー豆の袋に驚いた表情を見せていました。B組は2階テラス席に座り、素敵なロケーションの中、飲み物を注文。素早くテーブルをセッティングされ、沢山の飲み物を一度に安定して運び、置いていらしたプロの接客を間近に見せて頂くことができました。
        

AB組入れ替わり、「もっとゆっくりしていたい」と思いつつ、B組代表生徒が山本様にお礼を述べて、お店を後にしました。

 

分教室に戻ってから振り返りを書きました。「接客担当の方はいつも笑顔で安心感を覚えました、見習いたいと思います。」「話し方がはきはきとしていて、とても丁寧な接客でした。」「家で飲むアイスコーヒーとは味が違い、感動し、また飲みたいと思いました。」「初めてコーヒーの焙煎工場を見学して驚きました、生の豆や世界中から運ばれてきた麻袋を見ました。」等、沢山の感想が寄せられました。

 

最後に山本様が話してくださった、お代金を頂いて飲み物を提供することの意味をしっかり考え、今後の活動に生かしてくれることを願っています。山本様、ヒロコーヒー伊丹いながわ店の皆様、本当に貴重な体験をさせて下さり、有難うございました。

1年生校外学習

11月6日(金)に6期生は校外学習で、

神戸の布引ハーブ園、異人館へ行きました。
集合場所までは、各自でバス・電車を利用して行きました。

徒歩で、ハーブ園山麓駅へ行き、布引ハーブ園まではロープウェイで登りました。

      

 

山頂では集合写真を撮影し、その後班別活動で園内のことについて
インフォメーションで質問をしたり、軽食やお土産を買ったり、
園内での活動を充実させました。

      

 

 

中間駅で再度集合し、ロープウェイで下山後、徒歩で神戸異人館へ行きました。

現地では、建物の内外を見学したり、歴史について学習しました。

       


活動を通して、公共交通機関の使い方について学んだり、

時間やコミュニケーションの大切さに気付けた一日となりました。

今後の活動や実習、実生活にも活かしてほしいと思います。

WORK(ビルメンテナンス) 武庫荘総合高校食堂清掃

10月23日(金)の午前中に、武庫荘総合高等学校食堂の清掃をさせていただきました。

毎年恒例の行事で、いつも武庫荘総合高等学校の試験期間中にさせていただいています。
今回はコロナウィルスの影響で授業がなかなか進まず、「今回は作業を見送らなければならないか」というような状況でした。
そのような中ではありましたが、なんとか実施できることになりました。

2年生はこれまで身に付けた技術を発揮し、後輩たちに指示ができるようなコミュニケーションがとれるのか、
1年生にとっては授業が始まって約5か月の練習の成果が出せるのか、力だめしの場になりました。

今年度も分教室1・2年生を学年混合の縦割りにして2グループに分け、清掃班を構成しました。

実施前の20日()に班のメンバーを発表し、リーダー・サブリーダー等の役割を決め、リーダー中心に作業の段取り等の話し合いをしました。


当日は班ごとに必要なものを準備し、分教室実習棟から食堂へ向かいました。
2年生が中心となり、1年生に指示を出しながら床・窓の清掃作業を進めました。

具体的には、窓掃除 → 乾式モップ → ポリッシャー → バキューム → 水モップ → ワックス の順で作業を進めました。
片側半分の清掃が終わるとリーダーの指示で机を運び、残りの半分の作業を行いました。

    
  

作業に時間はかかりましたが、無事作業を終えることができました。

2年生は実習等で人数が少ない中ではありましたがリーダーシップを発揮し、班ごとに声を掛け合って作業を進めることができていました。

1年生は自分たちが学んできたことを発揮し、お互いにコミュニケーションをとりながら先輩からの指示に応えようと頑張っていました。


来年は1年生が中心となり作業を行う予定です。今年見た先輩たちの動きをしっかり覚えておきましょう。

2年生は今回の経験を糧にし、進路実現に向けて頑張っていきましょう。

武庫荘総合高校体育大会(代替行事)

今年度予定されておりました武庫荘総合高校体育大会が雨天の為中止となりましたが、
10月15日(木)の午前に代替行事が実施され、分教室の生徒も参加しました。

 

よい天候の中、新型コロナウイルス感染症対策をしながら、
生徒たちは自分が出場する種目に一生懸命取り組みました。

 

武庫荘総合学校の先生方や生徒会の皆さんには大変お世話になりました。
この貴重な経験を今後の学習に活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。


      



      



アビリンピック全国大会応援横断幕

11月13日、14日に開催される第40回アビリンピック全国大会の出場、活躍に向けて、
阪神特別支援学校PTAより応援の横断幕を贈与していただきました。

兵庫県を代表してビルクリーニング部門に分教室生徒が出場します。
応援よろしくお願いします。



「表現メディアの編集と表現」

交流及び共同学習として武庫荘総合高校3年生の「表現メディアの編集と表現」の授業に、今年度も分教室2年生が参加しています。

はじめまして ロケ班 生徒撮影①

iPadを使った映像編集の練習を重ね、現在は映像演出事務所を経営されている方を講師にお招きして、カメラワークやカメラポディション、絵コンテや編集作業について実践的に享受していただいています。

60S old movie アップショットをアップショット 生徒撮影②

2、3人のチームで、撮影・演出・出演の全てに取り組むため、初めは戸惑いもあり、なかなか企画が決まらなかったり、照れたりする様子も見られましたが、今では役割や制作方法にも見通しが持て、スムーズに3カット構成の映像が制作できています。

今日の授業では、講師の方から「角度や距離を変えて見ると、同じ物でもまるで違った物に見える」という言葉をいただきました。その後、一斉に撮影に向かう様子からは、可能性の広がりを感じました。

第41回兵庫県障害者技能競技大会 アビリンピック兵庫2020

8月8日(土)にアビリンピック兵庫2020が行われました。

今年度は新型コロナウイルスの関係で大会が延期されただけでなく、昨年度分教室も出場していた喫茶サービス部門が中止されました。

そのような中、分教室からはビルクリーニング部門に3年生1名が参加しました。
本来昨年度の3月に代表を決める予定でしたが、これも新型コロナウイルスの関係で延期になり、登校が再開された6月に行い、代表が決まりました。
決まってからの約1ヶ月は兵庫大会に向けて放課後に残り、練習を重ねてきました。

当日はほぼ無観客という状態の中、今までにないプレッシャーと昨年とは違う雰囲気に少し会場も緊張が張り詰めていました。
さらに競技順番が1番と決まり、更なるプレッシャーを感じていました。

そのような中、練習通りにいつも通りの力を発揮することができていました。
また、昨年度の金賞受賞者(本校OB)や企業から出場されている方など先輩だらけのなか、いつも通りの表情・態度で競技ができていたことに成長を感じました。

     

結果は後日発表となりましたが、見事今年度も金賞をいただくことができました。これも本人のたゆまぬ努力と向上心、そして保護者・ご家族の方の支えあってこそです。
このアビリンピックで経験したこと、努力してきたことを自信にして、次は全国大会(愛知県)に向けて頑張ってほしいと思います。

ビルメンテナンス・廊下清掃

2年生が、ビルメンテナンスの授業で廊下清掃をおこないました。

チームに分かれ、各リーダーのもと作業に取り組みました。
マスクをつけての作業は、廊下とはいえかなりの負担ですので、こまめに休憩を
しながら進めていきます。
  
休校期間の汚れもすっきりとなりました。
 


授業で学んだ技術をいかし、てきぱきと作業に取り組むことができました。
自分の得意な仕事以外にもチャレンジして、経験値をたくさん積み上げていきましょう