千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

スマホサミット in ひょうご2021【生徒会】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)、週末に降り積もった雪が平地にも多く残り、千種らしい冬の景色が広がっていました。「マラソン大会と重ならなくてよかったぁ…」と思いました。
 さて昨日、兵庫県民会館にて「スマホサミット in ひょうご2021」が開催され、生徒会執行部の長井大樹くん(2年・波賀中出身)、田口琉磨くん(1年・千種中出身)、森脇大知くん(1年・千種中出身)が本校を代表し参加しました。
 午前中は、他校の中高生と共に、スマートフォンの利用や依存に関するワークショップを行い、中高生の現状から自分たちが親や先生、自治体、企業などにどのような提言ができるかを話し合いました。午後からは、各校のネットトラブル防止に向けた取組みの発表を行いました。本校は「校内ワークショップの開催」、「依存防止顔パネルの作成」、「情報モラル啓発動画の作成」についての実践発表を行いました。生徒会執行部の生徒は、日頃からプレゼンや発表スキルの向上を目指し人に想いを伝える練習を重ねていますが、今回はその成果を存分に発揮してくれました。発表後には、素晴らしい発表内容、態度であると大きな称賛の拍手を浴びました。また、パネルディスカッションにおいても積極的に発言をし、千種高校の現状を伝えることが出来ました。今後はサミットで得た内容を踏まえて、校内でワークショップを行い、全校生徒の情報モラル向上につなげてくれればと思います。3名の生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 来年度からは新入生全員が校内でタブレット端末を所持するようにもなります。GIGA(Global and Innovation Gateway for All)の名のもとに生徒が世界と繋がり革新的な教育活動ができるよう、教員も常にスキルアップを目指して頑張っていきます。

  
  
 

友達のためにできること…【全学年】

 今朝の千種町は8℃(朝7時時点)と雨上がりの暖かな朝を迎えました。しかし、今夜からこの冬一番の寒気が流れ込むため、この週末は平地でも積雪になる可能性があるようですよ。部活動等で登校する際には、足元に注意しケガのないように努めましょう。
 さて、本日3,4限は心のサポート事業の一環として、NPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香様から講話を受けました。話の冒頭に「誰にも言えず悩んでいることはありませんか?」と優しい口調で生徒に語り掛けながら、しんどくなる要因を一つずつ丁寧にお話してくださいました。また、睡眠・食欲・体調の異変や怒りっぽくなるなど行動面の変化は、ストレスをため込んでいるサインなので、そんな時は積極的に休息をとってくださいね。そして、しんどい時は「しんどい」と声に出していいんですよ。周囲の友達や大人に相談してください。と優しく語ってくださいました。その後、「友達が悩んでいたらどうしますか?」という場面を想定して、その場の対応の仕方や声のかけ方を具体例を交えながら教わりました。「見て見ぬふり」は大きないじめに発展するので傍観者にならず、勇気をもって「気付くこと、声をかけること、見守ること」を実行することが、友達のためにできることだと学びました。最後は、悩みを抱える生徒役(筏先生)と代表生徒による様々な場面を想定したロールプレイを行い、相談を受けた場合の対応の仕方をご指導いただきました。相手の悩みを否定せず受け入れて傾聴の姿勢を持つことや、うなずく、あいづちを打つ、相手の言葉を繰り返すことの大切さを教わりました。
 竹内様、本日は吸い込まれるような優しく温かな講話をありがとうございました。きっと多くの生徒が今日の講話を思い起こし、今後の実生活の中で活かしてくれると確信します。

 
 
 
 

第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会

 雨予報もどこ吹く風…好天に恵まれ第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会が無事に終了しました。私にとって赴任以来初めての園小中高合同事業でしたが、こんなに楽しくそして千種の教育力を実感できたことはありません。多くの保護者や地域住民の声援をうけ、温かみのある素晴らしい大会となったことを心から感謝申し上げます。
 園児・児童・生徒の走りはもちろん素晴らしく、ゴールまで全力で駆け抜ける姿は感動の連続でした。しかし、それ以上に走り終えた園児や児童が中高生に全力で応援する姿、その声援に応える姿にも心を打たれました。こんなマラソン大会はどこにもない…千種だからできる取組みを改めて誇らしく感じました。
 声援を送って下さった保護者や地域住民の方々、段取りが悪い運営にも関わらず全面的に協力下さった各校園の先生方に心から感謝申し上げます。高校の部の男女の入賞者は以下のとおりです。おめでとうございます。
【男子(8km)】
優勝:石井翔太郎(3年)2位:竹井将人(1年)3位:森諒太郎(1年)4位:春名 将(1年)5位:西岡宥紀(3年)
【女子(5km)】
優勝:小河百夏(1年)2位:山本実央(1年)3位:池垣春香(2年)4位:越乢凜(3年)5位:木原紗文(2年)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実施します!【園小中高合同マラソン大会】

 おはようございます。本日の第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会は、予定通り実施します。生徒の皆さんは、走る準備(水筒、タオル、着替えを含む)等を持参して登校してください。2年ぶりのマラソン大会、雨天中止を願う生徒もいたかも知れませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう!

スポーツ栄養を学ぶ【硬式野球部ほか】

 昨日のマラソンコース試走で私は調子に乗って約10kmを走りました。そのため、今朝は体のあちこちが筋肉痛です…走るという運動は全身運動だと改めて実感しています。それと同時に、一緒に走った生徒たちは何事もなかったように今日も元気に部活動に励んでいます。「若いって、いいなぁ…」と羨ましく感じています。
 さて、本日午後から「お米de部活動応援!事業」の一環として、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の平郡玲子先生にご来校いただき、「アスリートに必要な食事トレーニング」と題して講義をいただきました。硬式野球部や女子バレー部を中心に22名の生徒が参加し、バランスのよい食事とスポーツとの関係性等について学びの機会をいただきました。私は、先生のお話の中で「身体は毎日作り変えられている」という言葉が印象に残りました。運動と同じで見た目すぐに変化が表れる訳ではないが、食事のとり方で体の作りが大きく変わるので、食事の基本形(主食・主菜・副菜・乳製品・果物)のバランスを大切にしてほしいと語られました。効率的に筋肉をつけたり、ケガや疲れにくい体づくり、集中力向上など日々のトレーニングと食事は非常に関係性が深いことを学びました。最終的に生徒たちは、自身の食事を振り返りながら、より良い食事のとり方を考える機会になったと思います。
 平郡先生、本日は生徒たちに具体例を含めて食事のとり方等についてご講義くださり、ありがとうございました。食事も大切なトレーニングの一つであることを認識し、今後もさらに高いパフォーマンスが得られるよう精進していきます。