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「産業社会と人間」

3月9日(水)の「産業社会と人間」は、次年度の「総合的な探究の時間」のためオリエンテーション講座を、甲南大学経済学部教授 石川路子先生に実施していただきました。

探究には、洞察力、観察力が必要であるということを、「金持ちになるためには」「イケメンはお金持ちになれるのか」と言ったわかりやすい話題から話していただきました。

「一つのテーマを探究するプロセスを学ぶことによってビジネスパーソンに必要不可欠な洞察力を身につける」

そのためには、「『なぜ?』といろいろなことに疑問を持つようになってみる、世の中の事象に疑問を持ってみる」

というお話は、探究活動の目指す学びの姿であり、生涯にわたって学び続けることの大切さを考えさせてくれる授業でした。

おもしろく、引きつけられる先生のお話に、生徒たちは、真剣に自分で考え、周囲の友だちと考えを共有し、90分の授業は存分に頭を動かし、心を動かしていました。

今日のお話をもとにして、春季休業中に三田市の課題や魅力化について考えてくることが宿題となります。

ぜひ、当たり前に考えていることが当たり前ではないことに気づき、洞察力を働かせて、探究に望んでくれることを願います。