転入学について


※以前からの変更点について
 従来は、転入学考査を受験するには14単位以上の修得単位数が必要でしたが、令和元年度から、修得単位数に関係なく受験できますが、14単位未満修得は1年次への転入、14単位以上修得は2年次への転入、44単位以上修得は3年次への転入となります。 

 転入学出願について
 転入学出願は、現在高校に在籍している生徒が対象です。また、生徒個人で転入学事務を行うことはできません。また、出願するには条件があります。

(1)在籍している高校からの出願であること

 転入学試験を受験するための出願は、必ず在籍校からの出願になります。担任の先生に相談してください。その後、受験手続きについては、現在籍校と網干高校とで協議して受験可能かどうかを決定します。受験可能であれば、在籍校から出願することになります。

(2)修得単位数によって、入学する年次が決まること
Ⅰ 3月受験(4月入学)の場合
 年度末(3月)に修得した単位数により、転校後、入学する年次が決まります。

14単位未満………1年次への入学(新入生と同じ年次です)
14単位以上………2年次への入学
44単位以上………3年次への入学

Ⅱ 8月受験(8月入学)の場合
 前年度末(3月)に修得した単位数により、転学後、入学する年次が決まります。

14単位未満………1年次への入学
14単位以上………2年次への入学
44単位以上………3年次への入学

修得した単位数が14単位未満の場合は、1年次生への入学となります。ただし、転入(転学)しても、網干高校のスクーリング時間数が満たされない場合があります。その場合、その科目に関しては次年度の更新学習(同じ科目をもう一度学習し単位修得を目指す)が必要になります。

Ⅲ 14単位以上を修得する意味

①修得単位数が14単位未満の場合
 卒業には、修得単位数が74単位以上必要です。14単位未満では、2年次に転入学しても、年間30単位×2年=60単位にしかならず、74単位になりません。つまり、在籍3年以上になるため、この場合は1年次生としての入学しなければなりません。
3年次に入学するには修得単位数が44単位以上必要であるということも残り1年間で、74-44=30単位を修得する必要があるためです。

②通信制課程では、レポート枚数やスクーリング出席時間数に規定があります。
 この規定数が免除されることがありますが、免除するためには現在籍校での成績などが考慮されます。


転入学または編入学を考えている人へ

◎転入学(高校に在籍して転学)を考えている人へ
①1学期途中で転入(転学)を考えている人
 6月末までに担任の先生によく相談して、網干高校の8月転入学試験を受験するかどうかを考えてみましょう。受験し合格すると、1年次の場合は1年次生、2年生の場合は2年次生、3年生の場合は3年次生として入学することが可能です。

②2学期に転入(転学)を考えている人
 8月の転入(転学)試験後の網干高校への転入(転学)は残念ながらできません。在籍校に年度末(3月)まで在籍し、修得した単位数によって入学する年次が決まります。14単位未満ならば、網干高校に転学しても1年次に入学することになります。

◎編入学を考えている人(高校を退学したが、もう一度高校入学を考えている人)へ
①高校を1年生で退学し、単位を修得していない人
 入学は1年次になります。単位を修得していないので、新入生と同じ科目を勉強します。卒業するには3年以上在籍する必要があります。

②高校1年生を修了して退学した人
 在籍した高校で単位を修得した場合は、編入学試験を受けることになります。合格すれば2年次生となります。

③2年生など、学年途中で高校を退学した人
 1単位以上修得している場合は、編入学試験の受験が可能です。修得単位数により、2年次生、3年次生となります。

編入学試験を合格した人は、単位修得の科目により受講科目が異なります。受講指導後、科目を決めることになります。