看護科blog
2025年10月の記事一覧
臨床看護総論(循環機能障害)発表
高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「循環に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、教員が実演した事例をもとに4~5人のグループに分かれ演習を行いました。
生徒たちは、実演された看護の場面から看護学生の問題点を挙げ、患者さんの状態に応じたより良い看護の関わり・援助について考えました。具体的には、これまで学んだ知識を用いて、循環状態が悪いことによる影響を調べ、根拠を明確にしながら必要な援助を導き出していきました。多くの生徒は、生活指導を行う援助に考えが及びがちでしたが、循環状態が悪い場合は急変しやすいことも考え、まずは全身状態の観察が必要で、現在の状態を把握することが大切だと気づくことができました。
[生徒の感想]
広い視点で考えているつもりだったが、まだまだ知識が不足しており視野がせまいと感じた。
一つの状態から多角的に考える力を高められるように、もっと勉強を頑張りたいと思った。
地域在宅看護(地域特性の理解)発表
高校2年生が地域在宅看護の授業で、人々が健康的に暮らし、たとえ健康障害があっても地域で暮らし続けられるよう支援するために大切なことについて考えました。理解を深めるには、地域の特性を多角的に知ることが必要なため、グループワークで様々な意見を出し合いながら調べ学習をしました。また、地域の良いところや課題についても考え、スライドにまとめたものを用いて発表しました。
学んだ内容を伝える工夫として、実演や効果的な画像を用いたスライドがあり、見ている人の興味を引く構成で楽しませてくれました。
[生徒の感想]
様々な地域の特性を知ることで、今の私たちにできることや考えるべきことが具体化され、これからの取組や支援について前向きに考えられる良い時間となりました。