看護科blog
臨床看護総論(循環機能障害)発表
高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「循環に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、教員が実演した事例をもとに4~5人のグループに分かれ演習を行いました。
生徒たちは、実演された看護の場面から看護学生の問題点を挙げ、患者さんの状態に応じたより良い看護の関わり・援助について考えました。具体的には、これまで学んだ知識を用いて、循環状態が悪いことによる影響を調べ、根拠を明確にしながら必要な援助を導き出していきました。多くの生徒は、生活指導を行う援助に考えが及びがちでしたが、循環状態が悪い場合は急変しやすいことも考え、まずは全身状態の観察が必要で、現在の状態を把握することが大切だと気づくことができました。
[生徒の感想]
広い視点で考えているつもりだったが、まだまだ知識が不足しており視野がせまいと感じた。
一つの状態から多角的に考える力を高められるように、もっと勉強を頑張りたいと思った。