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2025年4月の記事一覧

フィールドワークに出かけよう! 設計競技班

みなさん、お久しぶりです。環境建設工学科 愉快な先生こと ハッピー です。(^_^)/

どうぞ本年度もよろしくお願いしますね!

 さて、今年度の第1弾は3年生の課題研究「設計競技班」の取り組みについてです。過去の投稿でも紹介しているように、この班は設計競技(建築のアイデアコンテスト)の作品作りにチャレンジしていく班です。

 毎年ならこの時期は、机に座ってスケッチや図面などを描くのですが、今回は学校を飛び出して「フィールドワーク」に出かけました。

 場所は、たつの市と上郡町に隣接する「播磨科学公園都市」です。学校から車で30分程度で到着しますが、実は一流の建築家がデザインした建物がたくさんあります。

 今回は、「西播磨総合庁舎」をメインに見学しました。外観には細長い木材が規則正しく並べられており、シャープなデザインが印象的です。どうやら間伐材を利用しており、環境にもやさしい建築です。私は建物を見学した時に、必ず生徒に伝えることがあります。それは「自分の手で壁や床に触れる」ことです。せっかく現地に来たのですから、写真撮影だけではもったいない!手で触って材料の軟らかさや硬さ・温かみや冷たさなど五感で感じ取ってほしいのです。これは、建物を設計する時にとても役に立ちます。屋根のカタチが気になって上を見上げている生徒もいますね。なかなか良い目の付け所です。(^_-)-☆

さて、いよいよ建物の中に入りましょう。

なんと入ってびっくり!!建物の中なのに庭やベンチ、外灯などがあります。「はたして、ここは建物の中なのか?外なのか?」と生徒も驚きを隠せない様子。天井から光が降り注ぎ、木材の温かみと鉄のメタリックな壁で、美しい空間を作っています。

見学が終わり、生徒に感想を聞いたところ「斬新なアイデアで、設計の参考になりそうです。でも、いろいろなアイデアが頭に浮かびすぎて、まとまらなくなりました……」と困惑した様子(>_<)

 今後も、設計競技の作品作りに向けた生徒の頑張りを紹介していくので、ブログをご覧のみなさんも、ぜひとも応援よろしくお願いしますね!(^_^)/