2021年11月の記事一覧
環境建設工学科の授業
このたび、環境建設工学科で初めて「生コンクリート工場」の見学会が実施されました。姫路大阪生コンクリート工場は、姫路市の飾磨港の近くにある大規模な生コンクリート工場です。今回、このような大きな工場の見学ができるのはとても貴重な体験となりました。
工場到着後、各班ごとに「コンクリート製造の座学」・「工場内の施設見学」・「コンクリート配合実演試験」などを体験させて頂きました。「コンクリート製造の座学」では、コンクリートの基本的な性質や歴史、コンクリートが硬化する原理などを学びました。
「工場内の施設見学」では工場内にある色々な施設を見学しました。「コンクリート配合実演試験」では、実際に社員の方の指導を受けながら、コンクリートを配合し、スランプ試験などを体験しました。建設業界の仕事は工事現場で行う仕事がメインと思いがちですが、安全・安心な建築物や土木構造物を作るためには、コンクリート等の建設資材を製造する企業の方の協力も必要不可欠だと生徒達も感じたようです。
環境建設工学科の授業
今回は、2年生の実習の様子です。実習では材料実習・情報実習・類型実習の3つのグループに分かれて授業を行っています。材料実習ではコンクリートを作るために必要な材料の分量計算(配合計算といいます)を行っています。計算ミスがないようみんな集中しています。情報実習では表計算ソフトであるEXCELの使い方について学んでいます。現在は関数を使って数値の合計、平均値、順位などを求める練習や、求めたデータをグラフにする練習を行っています。類型実習の都市計画類型では、測量機器を使って地盤の高さを求める水準測量の練習、建築類型では平屋建住宅の図面を描いて、そこから建物の骨組である軸組模型を作っています。3時間連続の授業ですが、みんな一生懸命取り組んでいます。
材料実習の様子 情報実習の様子
類型実習(都市計画類型) 類型実習(建築類型)