環境建設工学科:有志による「一号棟 北広場陥没修理」工事
皆さん、こんにちは!トゥクトゥクです。気づいていましたか? 正門を入った渡り廊下の下(1号棟北)のレンガ(インターロッキング)が、陥没していたこと!! 車も通ることがあり「危険 極まりない」状態が永く続いていました。
そこで、このたび環境建設工学科2年生有志6名が協力し、工事現場での作業と同じように取り組み、力を注ぎ復旧しました。 すごい!!!
【着工前】 ◎ 陥没深さは、約6㎝、レンガ(インターロッキング)の厚みは、8㎝でした。
<測れば深さがよくわかります。>
(陥没深さ)
<思っていたより分厚かった。>
レンガ(インターロッキング)厚
本校は、平成20年に旧龍野実業高校と旧新宮高校の発展的統合により開校され、平成21年4月に素晴らしい新校舎に移転しました。
それから約15年が経過しようとしています。現在の校舎は、芝田(コゲタ)地区の方々のご理解により農地を埋め立てた上に建っています。局部的に地盤沈下が起き、沈下したものと思われます。
【では、作業工程を見てみましょう!!】
《 ヘルメットを着用していませんが、ご勘弁を!》
しっかりと組み合わさり、隙間のないレンガを一枚一枚はずすのには、技術と体力が必要でした。
皆が、一枚一枚 手作業でめくって 約2m 四方のレンガを撤去しました。
やはり、思っていたようにレンガの基礎となる土が沈下していました。 なぜか! それは授業の中で学習してくださいね!!
① 沈下している所に再度沈下しないように砕石を入れ、締め固めます。
“空ねり”作成
じょうずに敷き固めましたね!さすが、環境建設工学科!!
② 砂とセメントを混ぜた’空ねり’といわれるものを補填し、締め固めながら必要な高さまで水平を確認しながら整地しました。
しっかりとした基礎が、美しくできましたね!
すごい!! 職人さんみたい
この後が、難関のレンガの敷復作業となります。思うように、なかなかハマりにくい??
③ 取り除いたレンガの模様の向きも考えながら、一枚一枚組み合わせて再度沈下しないように上から叩きながら敷締めます。 この作業が、一番難しんですよ???
再び、沈下しないようにレンガもしっかりと打ち込みながら水平に敷き詰めます!!
④ いよいよ、レンガ敷の最終段階です。すべてのレンガがはまり込む瞬間です!
1枚でも収まらなければ、はじめから敷き直しです!!
緊張の一瞬です!!!
やりました!!
きれいに収めることができました!!! すばらし~い
作業中は、安全管理もしっかり!
<作業範囲の明示>
さすが、環境建設工学科!!
後片付け、清掃までしっかりとやり遂げました!!
皆さん! ここを通ったら私たちの努力を ゆっくりとみてくださいね。 お願いしま~す。
【完了】
感無量!!
放課後、長時間をかけて実習等で習得した“ねばり と やる気”そして技術・技能を発揮してやり遂げました!! やり切った後の表情は、やっぱり“ 笑顔 ”になりますね!!
また 頑張ろう !!! (勉強も???)