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演劇科2年生  集中講義「舞台技術実習」

 8月14日(木)、15日(金)、19日(火)、21日(木)の4日間にわたり、アポロンホールで舞台技術実習を行いました。
 設備や機材の説明、プランの立て方などの講義を受け、その実践として、朗読劇の上演に向けて音響や照明、舞台美術、衣裳、演出等の役割分担を行い、実際にプランを作成し準備を進めました。
限られた時間の中で、やるべきこと、できることを判断し、自分たちで作業をしなくてはなりません。
 これまでの舞台技術の授業や校外学習、アポロンシアター、卒公の手伝いなどで、舞台技術に関する「知識」を得て、見聞きしてきたはずなのに、実践になるとなかなか思うように生かすことができず、四苦八苦……。
 欠席者が多くて役割の調整に手間取ったり、予定がどんどんと後ろへずれ込んだり、コミュニケーションがうまくとれなかったり、技術に関することだけでなく、チーム作りに関しての課題にも直面しました。ちょうど卒業公演に向けての話し合いや学年ダンスの創作も同時進行で行っている今、人に何かを伝えるには聞く力も必要だということや、やりたいことをどうすれば実現できるかを工夫する楽しさなどを学ぶ機会ともなりました。