2023年12月の記事一覧
現代生物ゼミナール開催(報告)
12月8日 金曜日 現代生物ゼミナールを開催しました。
甲南大学理工学部を訪問し、研究室の設備見学や最先端の研究の紹介をしていただきました。
甲南大学理工学部といえばこのモニュメント!DNAの巨大分子模型が展示されています。
甲南大学理工学部には透過型電子顕微鏡があり、設備見学ではショウジョウバエをはじめとして様々な種類の画像を見せていただきました。
電子顕微鏡は高い分解能をもつだけあって、非常に明瞭な画像が取得できていました。
教科書で見られるような画像が実際に取得される過程を見せていただけたのは非常に貴重な機会だったと思います。
設備紹介ありがとうございました。
お知らせ 遺伝子実験の援助
近年のバイオテクノロジーの発展は凄まじく、最近では高校でも分子生物学的な手法を用いた遺伝子に関する実験の報告も見られるようになってきました。
しかしながら、遺伝子に関する実験を行う場合、教員としては専門的な知識と技術、ピペットや電気泳動層などの設備、制限酵素やDNAリガーゼなど高価な試薬など、多くの高いハードルがあります。
このようなハードルを少しでも下げるために、東京大学農学部では、バイオテクノロジー実験の経験がない高校の先生方を対象に、実験手法や実習法のトレーニングの機会を提供し、実施の援助をしております。
やってみたいけど、機器がない、試薬がない、という先生方、これを機会に取り組んでみませんか?
詳しい情報はこちらからどうぞ
お知らせ カードゲームのご紹介
「生物は暗記が多く、覚えるのが大変だ。」そんな生徒たちの声をよく聞きます。
生化学や免疫分野では、物質名や細胞の名前、それぞれの働きや役割を関連付けて理解することが重要ですが、種類が多く壁を感じてしまう生徒も多いのではないでしょうか。
そのような時に試していただきたいのが、生化学入門カードゲーム「どうかな 同化な!?生化学」と免疫カードゲーム「Immuno!」です!
「どうかな 同化な!?生化学」は単糖類やアミノ酸など基本単位となる有機物が糖類やタンパク質などの高分子化合物に合成される過程をカードゲームにしたものです。
免疫カードゲーム「Immuno!」は大人気免疫細胞アニメ「はたらく細胞」の画像を使用した、免疫細胞同士のつながりの理解を助けるためのカードゲームです。
共に多くの学校から実践報告が集まっています。学校での利用に限って先生方にお分けしています。ご興味のある先生方、詳しい情報はこちらからどうぞ。