兵庫県立鳴尾高等学校 |
国際文化情報学科 活動の記録
国際交流のための日本の文化に関する学習会
本年度のオーストラリア研修に参加する予定の生徒を対象に、5月25日(金)の放課後、剣道場で日本の伝統文化の「能」について学ぶ機会を持ちました。講師は日本能楽会会員、重要無形文化財総合指定保持者で、瓦照苑代表の能楽師 上田拓司様です。まず、挨拶、姿勢の大切さを学んだあと、「能」の歴史などに関する講義を受け、実技に移りました。呼吸法や発声法、「気」を意識することなどを実際に体験しました。オーストラリアに行き、異文化を体験する生徒たちにとって、日本の文化について改めて目を向けるよい機会となりました。
「能」についての基本的なお話を聞いています。
謡の「邯鄲」、「西行桜」の一節を教えていただきました。
正座の姿勢からすっと立ち上がります。
研修団の生徒代表がお礼の言葉を述べました。
【生徒の感想から】
今回、オーストラリア研修に行くにあたって、あちらで学ぶことばかり考えていましたが、日本の伝統芸能である能の世界観を体感してこれを日本だけに留めておくのはもったいない、外国の方にも是非知ってほしいと強く思いました。(1年生女子)