兵庫県立鳴尾高等学校 |
新型コロナウイルス対応について
学校における教育活動再開にあたってのメッセージ
令和2年5月29日
鳴尾高校生の皆さん
保護者の皆さま
県立鳴尾高等学校長 島田育生
学校における教育活動再開に当たってのメッセージ
5月21日に兵庫県の緊急事態宣言が解除され、6月1日から学校における教育活動が再開されることになり、すでにホームページでは、本校における6月14日までの教育活動の内容、今後の感染防止対策等をお知らせしているところです。学校として、しっかりと対処を行いながら、少しでも充実した教育活動が行えるよう努力していきます。
今後、ワクチンや治療薬が作られるまでは、ウイルスとの共生が必要になります。ご家庭においても、毎日の健康観察や抵抗力を高める生活様式に留意していただき、体調不良の場合は無理をせず、早期の対応に心がけてください。
以下に2点メッセージをお伝えします。
1 手洗いの励行
いろいろな感染防止対策の中で、先生方に特に対応の徹底をお願いしていることは、
『手洗いの励行』 『マスクの着用』 『空気換気』です。
5月中の登校日の様子を見ていると「マスクの着用」と「空気換気」はしっかりとできています。しかしながら「手洗いの励行」は、残念ですがあまりできていない状況です。洗い方にもよりますが、手洗いによって多くのウイルスが除去できることが証明されています。本校では、手洗い場は各階にあるトイレ、中庭の食堂と生徒昇降口前にあります。今までにない「新しい生活様式」になりますが、『手洗いの励行』が習慣化できるよう、生徒の皆さんの意識変革とご家庭においてもご指導をお願いします。
2 感染者への差別、偏見
ウイルス感染の第2波が懸念されているところであり、身近に感染者が出ても不思議ではない状況です。感染を予防することは大前提ですが、万が一感染しても重篤な症状に進まないようにすること、そして感染を広げないことが大切だと思います。感染すれば一番苦しいのは感染者自身です。悪いのはウイルスであり感染者ではありません。感染者に対する差別や偏見を持たず、ウイルス感染に対する正しい理解を持って対応していきましょう。