・3年次生は文化祭が終わった後、直ぐに6月実習がスタートし、2週間それぞれの施設に分かれて「介護実習」を
行ってきました。
今回の現場実習では、利用者の方々のアセスメントを行い、それをもとに介護計画を立て、9月実習で実践して
いく予定です。
また、今回の実習を終えたのち、高大連携授業の一貫で、神戸女子大学健康福祉学部社会福祉学科の学生たちの
事例検討発表会に参加させていただきました。生徒たちは自分たちの実習と重ね、より学びを深めることができました。
【生徒感想より】
「大学がとても広く、ワクワクする空間でした。実習報告会では皆さんが自分の学んできたことを堂々と
発表されており、やりたい事を学んでいるという思いが伝わってきました。
最後に聞いた話の中で、利用者の方が実習生におっしゃった「大人になるにつれて、自分の時間がどんどん減る
から今のうちに色々なことに挑戦して欲しい」という言葉が印象に残っています。
今の日常を当たり前と思わず、悔いのない高校生活のしたいです。」
「大学は自分のことを自分一人でしなければならないというイメージや高校と比べてサポートが少ないのかと
思っていましたが、神戸女子大学は先生と生徒の距離が近く、少人数で学べるという観点から、とても手厚い
学校であることがわかりました。
一人ひとり用意してきた発表を、堂々と話されていて圧倒されました。高校生の私たちには気づくことの
できない事に気づいて考察をされていて、とても勉強になりました。」
「今日の発表の中で一番すごいと思ったことは、最後の発表者の、発表後の質疑応答です。
急な質問に対しても丁寧に答えていました。また、説得力がありました。実習も常に根拠をもって取り組んで
いるからこそ、質問に落ち着いて返せるのだと思いました。
また、福祉探求科1期生の先輩からのお話で、「今頑張ることが出来ているのは、高校生の時の実習を乗り越え
られたから」という言葉をいただきました。確かに今は大変ですが、きっと自分の力になると信じて9月の
実習にも取り組んでいきたいです。ありがとうございました。」
3年次の介護実習は、今まで学んできた事を全て統合させた集大成の実習となります。
内容的には難しいことも多いですが、同じ福祉を学ぶ大学生の姿に沢山の刺激をもらい、次の実習に向けての
課題を見つけることができました。このような機会をいただき、ありがとうございました。