令和7年1月29日(水)3,4限 社会福祉法人福成会 生活介護 あいあいよりサービス提供責任者である平郡さまをお招きし、ご講演をいただきました。
平郡さまには、前任の施設で実習指導者としても本校生徒に関わっていただいておりました。また、12月に実施した2年次実習報告会でも講評をいただいたところです。今回は1年次生に向けて、障害の理解についてお話しいただき、グループワークも交えながら楽しく取り組ませて下さったので、生徒たちもより積極的に向かう姿勢が見られました。
「障害」をどう捉えるかと考えたときに、その人自身に課題があるのではなく、環境や人、物、制度などが整備されていないことによるさまざまな制限が、その人の生きづらさを助長しているのではないかと学びました。確かに、その人の特性を理解し、困難に寄り添う姿勢や社会のシステムが整えばその方の生きづらさは軽減されていきます。まずはそういった考え方を知ることが障害を理解する上で大切となってきます。
後半には、自閉症スペクトラムなどで感覚過敏がある方の支援について、具体的に学ぶことができました。2年次には実際に障害者支援施設での実習も経験していくので、今回の学びをしっかりと活かしてほしいです。相手が何を思い、どのような困難を抱えているのかを「想像」し、その方に寄り添って幸せを一緒に考えられる「創造」へと変えていくことが支援者として大切であると学ぶことができました。
平郡さま、お忙しい中ありがとうございました。