国際人間科だより
9/30(土)中学生暗唱コンテスト
毎年恒例の、中学生向け暗唱コンテストが行われました。
英語学習を頑張っている地域の中学生を対象にした、英語の暗唱力を競う大会で、第19回目を迎えました。
今年は12校から18名が出場しました。
Severn Suzuki氏による国連での環境問題を訴えるスピーチを暗唱しました。
審査の結果、高丘中学校の濱崎朱里さんが優勝しました。
1~4位の入賞者に、トロフィーと賞状が贈られました。おめでとうございました。
ご参加いただいた中学生の皆様、ありがとうございました。
これからの英語学習のますますの動機づけとなってくれることを祈ります。
また、補助に入ってくれた本校ESSの皆さんも、お疲れさまでした。感謝を申し上げます。
9/23(土)学校説明会
5月に続き、今年度の2回目の学校説明会を行いました。
普通科の説明会を全体で行った後、国際人間科に関心をお持ちの参加者は別会場に移動していただきました。
昨年度より多い、約140名の方々に集まっていただきました。
国際人間科の説明会では、科長による教育目標・カリキュラム・入試結果などの説明、在校生のインタビュー動画鑑賞、入試リスニングの練習、在校生の英語暗唱の披露、在校生や卒業生のライブインタビュー、ALTによる単語ゲームをしました。
次は11月、教室での授業の様子も見ていただく予定にしています。多くの方々のご参加をお待ちしています!
新ALT2名・イタリア人留学生明西へ
2023年9月1日(金)始業式がありました。そのあと、新ALT2名が紹介されました。1名はジャリーサで、トリニダード・トバゴ出身でもう1名はブレイクでオーストラリア出身です。これでアンソニー(アメリカ出身)を加えて、3名のALTが明石西高校生に英語や文化を教えてくれます。
続いて、イタリアから来たルーカスが紹介されました。ヒッポファミリークラブを通じて本校に約11か月留学する予定で、1年8組(国際人間科)の一員として授業や行事に参加します。
このように明石西高校生(普通科・国際人間科)は、ALTや留学生との交流を通じて言語や文化の理解がはかれます。中学生の皆さん、ぜひ本校へお越しください!
1年イングリッシュ・キャンプ開催
8月2日(水)~4日(金)の3日間、明石西高校国際人間科1年生がアスピア明石で行われたイングリッシュ・キャンプに参加しました。本校のALT1名に外部からのALT3名を入れてALT4名、JTE2名がイングリッシュ・キャンプを運営しました。
1日目は、4名のALTのワークショップを開催し、グループにわかれた生徒たちが、アメリカ3名、カナダ1名のALTたちと英語を使って活動しました。また、午後にはEnglish Raceが開かれ、館内にいるALTを探し、クイズに答えできるだけ早く帰ってくるという、知力と体力を試すレースが行われました。第1位はKoala (Group4),2位が2つで、Giraffe(Group2)とLion(Group6)でした。
2日目もワークショップが開かれ、生徒たちはゲームやレクチャーなどで英語を使った活動を行いました。そして、午後は、6つのグループに分かれ、My goal this yearという題で各自がつくったスピーチを練習し、そのあとQualifying round(予選)が行われ、12名のfinals進出者が決まりました。
3日目は、その12名がスピーチコンテスト決勝ですばらしいスピーチを披露しました。4名(第一位Yuna 、第二位Emi、第三位Yuki、第四位Sawa)が入賞し表彰を受けました。
ALTの講評のあと、生徒からもALTに感謝のメッセージが渡され、写真をとりイングリッシュ・キャンプは終了しました。
7/20(木)ALT送別会
終業式での離任式の後、国際人間科3クラスが中庭に集まり、ALT2名に感謝とお別れを伝えました。
ミッシー先生とエイドリアン先生を囲み、代表が感謝のスピーチをし、プレゼントを渡しました。
色紙やメッセージカード、名前入りの大旗など、工夫を凝らしてギフトを作りました。
国際人間科の生徒たちは、英語の授業や部活動、行事の指導などで、ALTには特にお世話になっています。
ALTのお二人、ありがとうございました。企画してくれたDGA生の皆さんも、お疲れさまでした!
ALT2名離任式
2023年7月20日(木)終業式のあと、ALT2名の離任式がありました。
ミッシーはニュージーランド出身のALTで1年間勤めました。「この1年間、学校生活を楽しみ、皆さんには温かく迎えてもらってありがとう」と感謝のことばがありました。また、エイドリアンは英国出身で、6年間勤めました。「皆さんの英語学習に熱心に取り組む姿からインスパイアされ、自分の日本語学習の励みにしました。生徒の皆さんがんばってください」と述べました。
校長からは県教育委員会からの感謝状が手渡されました。また、生徒会よりことばがあり、国際人間科では2人のALTに「Book Review」の英文添削を担当していただきありがたかった、と感謝のことばがありました。そして花束が手渡されました。
お二人の今後のご活躍をお祈り申し上げます!
第1回地球市民特別講義インドネシア在住NGO松村多悠子氏
国際人間科第1回地球市民特別講義が開催され、東南アジアを拠点に活動する国際協力NGOであるAPLAのスタッフの松村多悠子さんに、国際協力の活動やインドネシアの暮らし、海外で生きる知恵について話していただきました。
最初にインドネシアの大きさのクイズがあり、実はアメリカ合衆国の東西の5,000キロより大きいのだ、ということを'the true size of 'のソフトで実感しました。
次に松村さんが在住した各地のお話を聞きました。まず、大学時代にピースキャンプで行った西ティモールでは1か月間小学校で遊びを通して平和をについて考えさせました。それからイスラム教徒の多いアチェでの2年間の活動があり、1年間のランプンでの大学生活のあと、首都であるジャカルタやスウェラシ島で暮らした後、西ティモールへ戻り現在、アタンブアに住んで、国際NGOのAPLAのリモートワークをしながら、今後現地で購入した土地で、井戸を掘り、家やコニュニティースペースを作りたい、という思いを語られました。
最後に本校生徒へ「いろいろな生き方があり、何とでも生きられます。好きな事、興味ある事など、不安定だが好きなことをして生きています。皆さんもやりたいことがあるなら続けるのは大変だが、色々試してほしい」という励ましのメッセージがありました。
また、各学年より質問があり、答えていただきました。3年生より「どれくらいの子供は学校に行っていないか」の質問に、日本と同じ義務教育なので都市部はほぼいっているだろうが、田舎で経済的に中流以下で学校に通えない子もいる」という答えでした。2年生からは「英語の普及率は?」という質問に「都市部の富裕層やエリートは話すが地方はそれほど話されない」という答えでした。
今回の講義で多くの生徒はインドネシアに興味を持ったことと思います。松村さんには、インドネシアでのご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
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県立大学生Project Seminar発表
2023年7月18日(火)午後、兵庫県立大学商経学部GBC(Global Business Course)の授業Project Seminarの受講者4グループが、Zoomで英語の発表を行い、明石西高等学校2年国際人間科の生徒がオンラインでプレゼンテーションを視聴しました。
最初に6月11日(日)明石青年会議所(Junior Chamber International Akashi=JCI)主催のイベントに県立大生が参加したことについて、ジェレミー先生と別クラスの生徒により報告がありました。
次に、ジェレミー先生のクラスの4グループから食料関連の発表がありました。最初のグループ3は'Food Security in Japan, Mongolia, and Indonesia'(「日本とモンゴル、インドネシアの食料安全保障」)について発表しました。
2番目のグループ1は’Food Self-sufficiency in Indonesia &Japan'(「インドネシアと日本の食料自給」)について発表しました。3番目のグループ2は、’Countries’ self-sufficiency and the Global food chains'(「国々の食料自給と世界の食料の関連」)について、日本、台湾、リトアニア、アメリカの例を挙げて説明しました。最後のグループ4は、'The Food and Poverty Situation in Vietnam and Japan'(「ベトナムと日本における食料と貧困の状況」)について発表しました。
県立大Project Seminar 明石西発表
2023年7月18日(火)午後、兵庫県立大学商経学部GBC(Global Business Course)の授業Project Seminarとのコラボレーション企画として、明石西高等学校2年国際人間科の3グループがGBCの生徒に対してZoomで英語の発表をしました。
1つのグループは、”3R(reduce reuse recycle)”というタイトルで、フランスのアパレル関連企業に対していらない製品を焼却すると罰金というような法律を日本でも実施すべきかという内容でした。2つめは、日本の「アイヌ民族」の保護についてで、3つめは"Can Humans and ChatGPT Coexist?”(「人間とChat GPTは共存できるか」)という発表でした。いずれも、総合の時間で1年間かけて行う課題研究の発表内容を英語で紹介するものでした。
発表のあと、大学生の質問や担当の教員であるセプテンバー先生から質問があり、それに明石西高校生が回答しました。
6/27(火)1年 プレゼンテーション
「情報&コミュニケーション」の授業で、日本文化についてのプレゼンテーションを行いました。
各自が選んだ日本文化のトピックについて、パワーポイントで資料を作り、英語で紹介をしました。
中には「新幹線」や「アイドル」について特に興味を持っている生徒もおり、オリジナルな表現を入れるなど、熱が入っていました。
2学期のレシテーション(暗唱)コンテストが楽しみです!
6月15日(木)国際人間科、明西祭1日目
兵庫県立明石西高等学校の文化祭である明西祭(めいせいさい)が6月15日(木)16日(金)にわたり開催されました。
各学年の8組が国際人間科です。
第1日目
3年8組は、正門前で’Saldos Amigos’という名前のお店を開き、タコスを販売しました。
たくさんの人がさまざまな味のタコスを楽しみました。
1年生はコーラス大会予選がありました。1年8組は、課題曲、自由曲を歌い、審査の結果、
2日目の午後のコーラス大会決勝に進む3クラスのうちの1つに選ばれました!
5/13(土)国際人間科説明会
今年度第1回、中学3年生対象の学科説明会が行われました。
昨年度よりも多い、約180名の中学生・保護者の方にご参加いただきました。
今年の説明会では、新たに学科を紹介する動画を見てもらい、国際人間科の授業、行事、海外研修等についてよりリアルに理解していただけたかと思います。
また生徒代表による英語スピーチ、入試リスニング体験、在校生からの話、ALT3人による英語活動など、盛りだくさんの1時間半でした。
ぜひ多くの中学生が、本校DGAを選択肢として持ってくださると幸いです。
ご参加くださった方々、ありがとうございました。
協力してくれた在校生、OBの皆さんにも、感謝申し上げます。
第13回クラブ ユースフォーラム 最優秀賞
2023年5月3日(水・祝)に国際ソロプチミスト明石第13回クラブ ユースフォーラムがグリーンヒルホテル明石で開催され、明石市内の高校から7名の発表者が参加し、明石西高等学校2年8組国際人間科の渡邊仁美さんが最優秀賞を受賞しました。
国際ソロプチミストとは女性の世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕団体で、国際ソロプチミスト明石は、隔年でクラブユースフォーラムを開催して、明石市内の女子高校生のための発表の場を設けています(コロナのため今回は2019年以来4年ぶりの開催)。
今年のテーマは「日本の伝統文化 学び・つなぐ」で、渡邊さんは、小さい頃から学んできた空手を海外に紹介したい、という論文発表をしました。つぎにディスカッションがあり、司会者などが出す質問について、空手の女性が得意な面や、明石西高校が国際交流が盛んであることなどをアピールしました。
最後に審査員が論文発表とディスカッションでの発言を総合して、最優秀賞と優秀賞の2名を発表し、見事渡邊さんが最優秀賞を受賞しました。
4/14金 DGA Welcome Meeting
DGA新入生を2,3年の先輩たちが迎えて話をする恒例のWelcome Meetingが開かれました。
授業や行事、部活動など、新入生が聞きたい先輩たちのホンネを、いっぱい聞くことができました。
共通していたことは「大変なことも多いけど、その分だけやりがいがある、自分に返ってくる」ということでした。
縦のつながりを大事にして、DGAのマインドを次の後輩にも引き継いでいきましょう!
対面式、新入生代表挨拶
2023年4月11日(火)午前、在校生2,3年生が新入生をグランドで迎える対面式が行われました。
国際人間科の1年生の生徒が新入生代表として、在校生によろしくお願いしますという主旨のあいさつしました。
それに対して在校生の代表である生徒会長が新入生を歓迎しますという言葉を述べました。続いて吹奏楽部が2曲演奏して、新入生への歓迎の気持ちを表しました。
4/10(月)入学式後のHR
入学式があり、DGA生33名が晴れて入学しました。
黒板には、1学年上の先輩たちがかわいいデザインで Welcome Board を作ってくれていました。
式後のHRでは、DGAを担当するALT、日本人英語教員が英語で挨拶をしました。
最後に担任の先生のお話があり、Love Mistakes! で英語を楽しもうというムードが高まりました。
Welcome to DGA!!!
明西48回生国際人間科21期生合格者登校
明石西高校48回生国際人間科(Department of Global Awareness=DGA)21期生1年8組の生徒が合格者登校をしました。
書類回収やスタディーサプリの登録をして、明石西高校の制服を受け取りました。中学校の制服は今日で終わりです。
笑顔のあふれるフレンドリーな雰囲気の中、集合写真をとりました。
3学期終業式・表彰伝達
2023年3月23日(木)9:50から3学期の終業式が行われ、校長先生のお話がありました。
そのあと、表彰伝達があり、第2回実用英語技能検定準1級に合格した2年8組(国際人間科)女子生徒1名が表彰されました。続いて、2023年1月29日に行われた神戸日米協会第30回高校生英語暗誦大会で第2位となりアメリカ総領事賞を受賞した1年8組(国際人間科)の女子生徒1名が表彰を受けました。
※この記事の一つ前に、先輩からの体験談が同日にアップされています。どうぞご覧ください。
進路先輩体験談-国際人間科18期生のお話
2023年3月22日(水)の3,4時間目に先輩の話を聞く会が開催され、国際人間科の1,2年生が今年3月に卒業した45回生(国際人間科18期生)7名の大学受験の体験談を聞きました。
受験勉強の開始時期や志望校の決定時期、苦労したこと、スマートフォンの利用法、おすすめの勉強方法、参考書などについて話してもらいました。
最後に、一日一日の意思決定による積み重ねが進路を開く、という先輩からの言葉がありました。放課後さらに質問のある人が、先輩方に質問をしに行く時間がありました。(3枚目の写真)
1,2年の皆さん、自分に当てはまるアドバイスがきっとあったと思います。それらを取り入れて、進路を切り開きましょう!
なお、3時間目の2年生の先輩体験談の前にALTのMissy の友人のLucyが訪日中で、紹介がありました。(最後の写真)
外務省「高校講座」「外務省での仕事と最近の国際情勢について」中川紘佑氏講演
2023年3月7日(火)同窓会館2Fで、外務省「高校講座」(第4回地球市民I)を開催しました。国際人間科1,2年生70名が受講しました。講師は、外務省大臣官房儀典外国訪問室兼大臣官房G7広島サミット事務局の中川 紘佑(こうすけ)主査で、演題は、「外務省での仕事と最近の国際情勢について」でした。
最初に自己紹介がありました。加古川東高校の時にワシントン州の高校に1年留学したことやトンガでの勤務についてお話しされました。外務省へ入った理由は、日本文化を広めたい、広く日本国民のために働きたかった、ということを上げられました。
続いて、外務省とはどういうところかお話しいただきました。日本や日本人の利益を守るため外交を担当する省庁だということでした。例えば、気候変動において先進国と発展途上国の立場は違うが全体としてCO2削減が必要な場合や、戦争やテロの防止や起きた場合、貿易に関する問題のある場合などに外務省が関わるというお話でした。
そして、在外公館の数はいくつか?というクイズがあり(答えは大使館と総領事館をいれて230公館)、外務省の仕事として、1.外交の舞台を整える裏方のような仕事についてお話がありました。(Q: 政府専用機を操縦するのはだれか、A:自衛隊の隊員)2. 国際社会の一員としての責任を果たす仕事については、中国と日本の共同して化学兵器を処理することが例としてあがりました。3.日本の文化、政策を紹介、発信する仕事では、現地の小中学校で日本文化を紹介したり現地文化に応じて日本の食文化を紹介することなどについて、お話いただきました。
次に、厳しさを増す国際情勢についてお話いただきました。1つめは、最近の物価上昇についてでした。①ロシアのウクライナ侵攻により ②原油・穀物の供給減がおこり ③ガソリン・電気代が高騰し ④物の値段の上昇が起こっている、ということです。例えば燃油サーチャージにより海外旅行費が上がっています。また、2つめに、中国や北朝鮮のミサイルが、日本の排他的経済水域に多数飛来しているお話がありました。3つめに、日本とオーストラリアの関係、日本とマレーシアの関係についてお話いただきました。
そして、日本が抱える外交課題として1.経済安全保障 2.近隣諸国との領土、歴史問題 などがあげられました。
最後に、今、高校生の生徒が何をしておくべきという問いについてメッセージを送っていただきました。
1.多く事、物に触れる(部活、趣味、ボランティア、恋愛、旅行、勉強…)2.語学学習と留学3. 理数系の勉強に力を入れる 4. 十八歳になったら投票にいく というお話をしていただきました。
全体会の最後には、10分間質疑応答があり、さらに23名が残り、座談会に参加しました。そこで、中川先生には、多くの質問に答えていただきました。例えば、Q: 大使館などで勤めるには、大学のどの学部がよいか A: 特にどの学部がよいというのはない。理系出身者もいる。海外に興味をもち続ける環境が大事、国際系学部も一つ。Q: やってよかった、とかやらなくて後悔のある勉強はありますか。A:もちろん英語の勉強はやってよかった。社会・歴史(日本文化)はもっと勉強しておけばよかった(例えば、折り紙を留学先でうまく教えたかった)、Q: 理数系の数式など勉強する意味はなにかA:数学や理科は、物事を順序だてて答えるので論理的思考の訓練になる、これは将来の職業に必要なスキルだ、などの質問に答えていただきました。
生徒たちは、外務省や国際問題により興味・関心を持ちました。また、語学や理数の学習や留学に対する動機付けを得ました。大変わかりやすい講演会と座談会をありがとうございました。