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2024年11月の記事一覧

11月28日(木) ⅢF1308 Office365実践講座cー児童生徒の学びを深めるためのOffice365(クラウドサービス)の活用ー

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

  • 今まで管理のしやすさから、Office365について一方向の活用しかしていませんでしたが、本日の講座を受講して、双方向にやり取りできるメリットを多く感じたため、そういった活用方法を取り入れていきたいと感じました。
  • Office365を使うことによって、個別最適な学びや協働的な学びから子ども自身が深い学びに繋げることができ、授業や教材づくりの効率化も図れることを実感した。今後さらに研修で学んだ、アナログとデジタルのそれぞれの良さを生かした実践に取り組んでいきたい。
  • 本校では、Googleクラスルームをメインに使用しているため、Office365の使用頻度が少ない。この現状から、Office365のアプリの使用方法や授業での活用方法を学びたいと考え受講した。クラスルームと類似したアプリもあることが理解できたので、それぞれの良い所を活用しながら、授業に取り入れていきたい。

11月22日(金) ⅢG1405 特別支援教育における効果的なICT活用講座B -子ども自らが学習意欲を高めるICT活用-

 

 

〔研修の概要〕

講   義 学ぶ楽しさを実現するためのICT活用
演   習 学ぶ楽しさの実現や生活の質を高める児童生徒のICT活用
協   議 自校または自身のICT活用実践事例
講   師 国立特別支援教育総合研究所 特任研究員 青木 高光

〔受講者の感想〕

  ・子どもの困難に対し、効果を生む支援への道筋を具体的にシンプルでわかりやすく

           示していただき、自分の学校で子どもに還元するものが見えました。

  ・ICT活用のためには、児童生徒の実態把握が大事であるということがわかりました。

  ・すぐに使える学習補助アプリを教えていただいたので早速使用したいです。

11月15日(金) ⅢG1401 障害のある子どもと歩む保護者理解講座 -保護者の視点から考える教職員の役割-

   

 

〔研修の概要〕

講   義 共生社会の実現に向けた保護者の願いと教職員に期待すること
       ・障害のある子どもの誕生から現在、未来への保護者の思い
       ・保護者の思いに寄り添うために
       ・学校や地域、社会とのよりよい関わりに向けた学校・教職員の役割
演習・協議 面談等を通じた保護者理解の実際
講   師 兵庫県手をつなぐ育成会 副理事長 下村 直美

〔受講者の感想〕

  ・保護者が子どもの障害を受容するまでには、思っていた以上に困難さや葛藤がある

     ことを知りました。

  ・下村さんのお話を聞いて保護者に寄り添えるような教師でありたいと思いました。

  ・障害のあるお子さんをもつ保護者の生の声を聴くことができ、とても貴重な機会が

   得られました。

11月25日(月)令和6年度(小)外国語授業実践講座 (中)英語科授業実践講座

(研修の概要)

演習(小学校)                                                                                                         

言語活動の充実に向けた授業づくり                                                                              
 ・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定                                                             

 

 

 

 

 

 

演習(中学校)

言語活動の充実に向けた授業づくり

    ・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定

 

 

 

 

 

 

発表(小中共通)

(小学校)                                                                                                                              

児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践 

 

 

 

 

 

 

(中学校)

生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践

 

 

 

 

 

 

講義(小中共通)

コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
 ・指導と評価の一体化に向けた授業づくり
 ・小中の学びのつながりを意識した指導の工夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者の感想(小学校)

・児童のモチベーションを高めるためには、単元の最後の言語活動において目的や場面、状況を設定した魅力的な活動にすることがいかに大切か改めて学ぶことができました。今日学んだことを明日からの授業で生かしたいと思います。

・生成AIやデジタル教科書を用いた授業の在り方や、子ども達の学びの見取り方や評価方法について具体的に教えていただいたので、これからの授業で取り入れていきたいです。

 

受講者の感想(中学校)

・これまでの自身の授業を振り返ると、型にはまった授業が多かったので、これからはアンテナを高く張り、常に振り返りと更新をすることで生徒の興味関心を高められる授業をしたいと思いました。また、個別最適な授業や生成AIを用いた授業にはまだ挑戦したことがないので、実践している先生から学び、少しずつ取り入れたいと思いました。

 

 

11月21日(木)ⅢC1102・ⅢC1107(小中)社会科授業実践講座

【講義】
社会的事象を多面的・多角的に考察する力の育成に向けた指導と評価の充実
 兵庫教育大学  副学長  吉水 裕也

 

【発表】(小)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」の授業づくり-
 丹波篠山市立篠山小学校  主幹教諭  小田 浩平

 

【発表】(中)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多面的・多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「地理的分野」の授業づくり-
 三田市立ゆりのき台中学校  教頭  王子 明紀

 

 

【演習】(小)
社会的な見方・考え方を働かせ、学習の問題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

 

【演習】(中)

社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

【受講者の感想】

(小)午前中の講義で出てきたコマンドワードについての話がとても印象に残りました。小学校の授業中の発問や評価のテストでも、細かい言葉の違いによって児童の動きや身に付けられる力が大きく変わってくるのだと思いました。一つ一つ、児童に向けて発する言葉の選び方にこだわりながら、関わっていくことが大切だと感じました。

(中)吉水先生の講義にあったPBL型の授業を以前にも学ぶ機会があり、一度実践してみようと思い教材研究を行いました。「投資で利益を出してみよう」というめあてで取り組み、利益を出すためにはどのような知識が必要なのか考えさせて、学習を進めました。生徒の授業への関心が高まったように思いました。CPD、CPL(学び続ける教師、探究し続ける教師)といった、教師も学び続ける姿勢が大切だと強く感じました。
午後からの小田先生と王子先生の発表は、実践に基づく内容で非常に分かりやすかったです。特に資料の比較の仕方などが具体的だったので良かったです。演習も、同じ単元を様々な先生と考えることができて新鮮でした。

会議・研修 11月20日(水) ⅢF1301 情報モラル教育講座

〔研修の概要〕
講   義 情報社会に主体的に参画する態度を育む指導
       ・情報モラル教育に関する現状と課題

演   習 「ひょうごGIGAワークブック」を活用した授業づくり

演習・協議 各学校における情報モラル教育年間指導計画(案)の作成

 

 

 

〔受講者の感想〕

・カードを用いた教材で、お互いに認識のズレがあることを知る内容のものは、児童は自分ごととして取り組めそうだと思ったため、自校で活用したい。

・大人同士でこれだけ感覚の違いがあれば、生徒は想像以上に感覚の違いがあると再認識することができました。生徒が自分事として捉えられるような情報モラル教育が足りていないと感じました。

・情報モラルは一朝一夕に身につくものではないので、日頃の授業やLHR、総合的な探究の時間等を活用して、生徒に身につけさせたいと思った。ひょうごGIGAワークブックは50分の1コマ丸々使う内容以外にも15分で扱える内容もたくさんあるので、本校でも活用しやすいと思った。早速、明日からでも活用してみたいと思った。また、最後に考えた年間指導計画をもとに次年度から実施できそうなものは実施していきたい。

・小・中・高12年間の連携を考えながら、今後の情報モラルについてより一層研究しないといけないなと感じた。子どもたちのためにSNSをより便利に活用していけるように、勤務校に戻って職員に本日学んだことを情報共有していきたい。

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座を実施しました。  
   

  
〔研修の概要〕

  講   義:児童虐待の問題と子どもの心理   
          神戸親和大学 教授 大島 剛
  講義・演習:学校における児童虐待問題への対応   
          太子町教育委員会 スクールソーシャルワーカー 三浦 知子

  
〔受講者の感想〕

  • 児童生徒の様子を常日頃から観察し、身体的な怪我だけでなく、行動面で気になることがあれば、組織としてすぐに対応しなければならないということが分かりました。保護者と今後どうなるだろうか、児童生徒はどうなってしまうのだろうかと悩んでしまい、目先の課題に着手せず後回しになって不幸な結果を生むくらいならば、悩んだ時点ですぐに通告し、連携しないといけないということが分かりました。
  • 虐待対応は繊細で、一人では対応は困難であること、行政や福祉などの専門的な知見や対応が必要であることから、様々な関係機関との連携が重要だということを改めて実感しました。
  • 虐待というと、身体的虐待をイメージしやすいですが、心理的虐待が思ったより広範囲であり、きょうだい間の極端な差別や言葉の脅しもそれに当たると知りました。心が追い込まれた状況で、将来が見えずに今のことだけを考えてしまう子どもに対して、教員として何ができるのかを改めて考えました。

 

11月14日(木) ⅢC1104(小)理科授業実践講座 ⅢC1109(中)理科授業実践講座

〔研修の概要〕

【講義】「主体的に探究する学習活動の工夫 ‒科学的に探究する力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方‒」

     兵庫教育大学大学院 山本 智一 教授

【演習】 

 (小)理科の見方・考え方を働かせ、問題を科学的に解決する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に問題解決に取り組むための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、問題解決の過程を振り返る学習の手立て

 (中)理科の見方・考え方を働かせ、科学的に探究する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に探究するための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、探究の過程を振り返る学習の手立て

 

〔受講者の感想〕

・理科の場合は他教科と違い、めあてという形で教員から子ども達に提示するのではく、子どもの気付きや疑問から学習問題を設定することが大切さだということを学びました。私の場合は学習問題を提示する授業になっていました。授業時間がなかなか十分に確保できないという現状がありますが、少しでも今日学んだことを取り入れていきたいです。

・アーギュメント(主張、データ、論拠、限定、例外の条件や反駁といった、論証を構成するための一連の言葉の構成要素からなる形式)のお話を聞いて、他者に自分の主張を伝えるためには、根拠を示さなければならないということを学びました。その力は、まさに今の子ども達に付けたい力だと感じました。理科に限らず、他教科においても大切だと思ったので、生かしていきたいと感じました。

・模擬授業を通して、班で話し合い、どのようにして子ども達の気付きや疑問から問題を設定していくかについて考えたことがとても面白く楽しかったです。今まで「正しいことを伝えなければ」という意識が強くありましたが、自然の事象から子ども達が様々なことを感じられるような授業にしていきたいと考えるようになりました。

11月14日(木) ⅢF1308 Office365実践講座bー児童生徒の学びを深めるためのOffice365(クラウドサービス)の活用ー

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

  • 今、実際に行っている授業は単線型の授業だと改めて認識することができました。複線型の授業をもっと取り入れていくために、Office365をはじめ、生徒にも使いやすいクラウドサービスの活用を進めていきたいと思います。他校種の先生方の実践を教えていただくこともできて、上手なデジタルの使い方をこれからさらに探っていきたいと思います。
  • クラウドを使うことで、全体への共有など使えるところが多いと感じたが、すべての場面で使用するには難しいと感じる。効果的な場面はどういったところなのかを常に意識して活用していきたい。場を用意するだけでなく、まとめ方の工夫やポイントについての指導は、私自身が身に付けないといけないと感じた。
  • 教えていただいた「複線型」学習へのイメージがまったくもてておらず、市をあげてその姿に近づくよう研修を進めているが、なかなかその到達点までの道筋が自分の中におちていないと感じている。協働的でありながら、個別最適な学びを保障するための授業スタイルを自分の中におとせるよう研鑽していきたい。

10月24日(木)、11月12日(火)ⅢC1111(小中)音楽科授業実践講座

 〔研修の概要〕

  講義 生活や社会の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力の育成をめざして

     ー音楽的な見方・考え方を働かせる授業づくりー

       大阪教育大学 准教授 兼平 佳枝
  演習 知覚したことと感受したこととを支えとして、表したい音楽について考えるための指導の工夫

〔受講者の感想〕

○ 講義を受講して、「音楽を形づくった要素」を焦点化し、各クラスの実態に合わせた授業デザインを構想することの大切さに改めて気付きました。それにより「子どもの意見を表現に生かす」ことに繋がってくることが分かりました。

○ 学習指導要領の目標を意識した授業デザインの在り方について、具体的な実践と関連付けて学ぶことができました。経験、分析、再経験、評価という学習過程は、音楽だけではなく他の教科でも生かせる考え方であると思いました。座学だけではなく周りの人との交流を通した経験が、子ども達のイメージを豊かにし、記憶に強く残っていくことを感じました。音楽科の授業では、楽器を使った演奏や、歌唱でのによる音楽活動の中で、たっぷりと音や音楽と関わる経験を充実させながら、授業を展開することの重要性に気付くことができました。

○ 演習では、音楽的な見方・考え方を働かせるために「知覚」「感受」及び「共通事項」を意識した授業を展開することの大切さや、小学校と中学校で学びの連続性をもたせていくことの必要性に気付くことができました。