〔本部事務局〕
兵庫県立小野高等学校
〒675-1375 兵庫県小野市西本町518番地
Tel:0794-63-2007 Fax:0794-63-2008
E-mail:kagakubukai@hyogo-c.ed.jp
よく使用するガラス器具の補修
よく使用するガラス器具の補修
(1)先端のかけた駒込ピペット
・先端だけの破損のとき (先を焼いて再度使う、およその量をはかるには充分。) * 破損部分を最小限にヤスリでカットしてなめす。 定性実験では使用可能 ・少し上部(目盛りの付いている太い部分)が破損したとき |
1.補修するピペット2本を加熱してくっつける。
2.広い範囲で加熱してガラスが赤く、柔らかくなれば炎からとりだして両方から引っ張り引き伸ばす。
3.よくさまして適当な太さの所でカットすれば2本出来上がり滴下用スポイトとして使用すると便利。
(2)ビーカー・メスシリンダー・メートルグラスなど
1.ビーカー・メスシリンダーなどは硬質ガラスなのでヤスリは全面にいれる。 |
焼玉 焼玉はガラス棒の折れたものなどを置いておくと便利。長すぎるものは使いにくい。 2本のガラス棒をくっつけて引き伸ばし、先を丸め真っ赤に焼いて使う。繰り返し使っていると、玉が大きくなるのでガラス棒をまたくっつけて伸ばして細くする。焼玉用のガラス棒は短くなるまで使える。 |
ヒビを誘導するのに、焼玉の替わりにはんだこてを使っても便利である。