学校長式辞

梅雨明けも近づき、本校校歌 冒頭にもあります「きらめく太陽」と「青く澄んだ空」が目前となりました今日の良き日に、兵庫県知事 斎藤 元彦 様、兵庫県議会文教常任委員長 北上 あきひと 様 はじめ、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、兵庫県立川西カリヨンの丘特別支援学校の開校記念式典を挙行できますこと、心より感謝申し上げます。 そして、本校の開校につきまして、ひとかたならぬご理解とご支援を賜りました、川西市長 並びに 猪名川町長、両教育委員会の皆様はじめ、地域、また関係の皆様に対し、改めて心よりお礼申し上げます。

 本校は、小学部60名、中学部24名、高等部25名、分教室1年生15名、計124名の在籍児童生徒を迎え、「かけがえのない一人 温かい集団 つながりあう社会」を校訓に掲げ、児童生徒一人一人の個性を尊重するとともに、地域社会とのつながりを大切にし、地域共生をめざしてスタートいたしました。

 5月に実施した運動会では、地域の皆様の温かい支えの中、小学部の笑顔あふれるダンス、中学部の一生懸命バトンをつないだリレー、凜々しい姿で感動をよんだ高等部の演技など、開校から1カ月あまりで見せてくれた、一人一人の生き生きとした、そして堂々とした姿が、児童生徒の今後の成長を映す未来への道しるべのように感じました。

 4月の開校以来、自立と社会参加へ向けて、日常生活に必要な基礎的・基本的な力、就労に必要な知識・技能とともに、自分を大切にし、人を思いやる優しい心、夢に向かって主体的にチャレンジする姿勢の育成をめざし、保護者の皆様のご協力と温かいご支援のもと、教職員一同、深い愛情と誇りを持って進めて参りました。

これからも、わたくしたち、川西カリヨンの丘特別支援学校の「チームカリヨン」は、強い使命感を持ち、一丸となって取り組んで参ります。そして、地域の皆様に愛され、信頼される学校となるよう邁進することを申し上げ、ご挨拶といたします。

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