日誌

2019年11月の記事一覧

清流園で出張喫茶

11月22日金曜日の午後、4期生が社会福祉法人福成会清流園にて出張喫茶を行いました。普段は、時友団地集会所で開いている出張喫茶ですが、ご縁があり、今回は清流園で開くことになりました。事前に、メニューが変更になること、使わないものがあること、簡単な動きなどを教室で説明しました。全く初めての場所とお客様にどう対応するか確認したのち、バスに乗って出発。
清流園に到着し元気に挨拶をして入館、身支度を整えました。代表者が「兵庫県立阪神特別支援学校分教室2年生です、今日はよろしくお願いします。」と挨拶をし、短時間で本日の流れの説明を聞きました。この間にもお客様が来店、それぞれのご注文を聞き間違える事のないよう、丁寧で正確な接客を目指しました。
      
カウンターでは、①お菓子を用意する、②オーダーを通し注文品をお出しする、③下膳する、④下げられたものを分別するなどの仕事を分担し、てきぱきと進めることができました。約40分の間に60名以上のお客様が訪れ、お菓子と飲み物を楽しみゆっくりと過ごしていただきました。生徒達に「がんばって!」と声をかけてくださる方もあり、忙しくも充実した時間を過ごすことができました。
片づけを行い、代表者が「貴重な経験ができました、本日はありがとうございました。」と挨拶し退出。

学校に戻り、振り返り学習では、「初めての場所でスムーズに動けず残念でした、もっとできるように頑張ります。」「緊張しましたがやりこなせたので嬉しかったです。」「いつもと場所ややり方が違うためとても苦労しましたが、貴重な体験になったと思います。」「一回しかできないのが残念です。」など、戸惑いもあったけれど、良い勉強になった、などの感想がありました。
清流園の皆さま、タロウコーヒーにご来店、本当にありがとうございました。

1学年企業見学


11月22日(金)、1学年が企業見学を行いました。今回の見学先は(株)JR西日本あいウィルです。



企業紹介のDVD視聴後、社内各部署や施設を案内していただきました。
 


<生徒の感想>
 今日は初めて企業見学に行きました。すごく緊張していたけど、皆さんすごく優しくて少し緊張がほぐれました。あいウィルにはいろいろな仕事があってすごいなと思いました。コンピューターを使ってしていることが多くて難しそうだなと思いました。それから、あいウィルがどんな所か話を聞いて、見学もしました。すごく働きやすい環境でDVDを見た時もみんなすごい笑顔で生き生きしていると思いました。

 最後に質問をして、困ったことや大変だったことは何かを聞いた時、今の私があんまり出来ていないことでうまく出来なかった日があったら、すぐに落ち込んであきらめてしまって、マイナスなことしか考えないので、これからは落ち込む日があってもあきらめずに頑張りたいと思いました。

 今回、企業見学に行って思ったことは、今まではあまり先が見えなかったけど、今回の見学で少し考え方も変わりました。見学して分かったことは、学校で先生たちがいつも言っていることをあいウィルの人達も言っていて、私が今していることは本当に大事なんだと思いました。なので、これからも言われたことはちゃんと聞いて続けていきたいと思います。





見学後、あまがさきキューズモールに移動し、各自の大好きなものを食べました。友だちと食べながら、それぞれが企業見学の感想を聞き合う姿が印象的でした。今回のことを踏まえて、これからの学校生活でいろんなことを身につけていってほしいです。

第2回 卒業生が進路を語る会


11月18日(月)、この春卒業しました2期生の先輩を講師としてお招きし、在校生に向けて分教室で頑張ったことや社会人と学生の違い、今の生活などのお話をしてもらいました。

株式会社川重ハートフルサービスから1名、日本パーソネルセンター株式会社から1名と上司の方1名に来校して頂きました。

 

分教室在学中は、自分から話すことが苦手で、あまり人と話ができなかったそうですが、ビルクリーニングのリーダーの仕事を通じて、相手に指示を出すことや話し合いなどで努力し克服した話をしてくれました。

今では立派に後輩たちの前で話をしてくれています。

 

 

仕事のやりがいの話では、書類などを振り分ける作業をした際に、作業を一人で任せられたお話をしてくれました。

責任感を持って作業することで、自分の成長を感じることができたそうです。

余暇活動では、散歩やカフェに行き、気分転換をしながら仕事を楽しんでいるようです。

 

 

上司の方からは、日本パーソネルセンター株式会社では1分間スピーチに取り組み、人前で話す訓練をしていることを教えて頂きました。

自分が困っていることや考えていることを自分から発信することが円滑なコミュニケーションに繋がるというお話をしていただきました。

  

 

在校生たちも「仕事で苦労したことはありますか?」「休日はどんな風に過ごしていますか?」などたくさん質問が出ていました。

日々の業務に忙しい中、分教室の在校生のために貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。
 

 

 

 

 

 


交流及び共同学習(家庭科交流)

武庫総高校2年(家庭論選択者)と分教室2年生が家庭科の授業で交流及び共同学習を行いました。

交流は今年で3年目、「栄養バランスのとれたカレーを作ろう」というタイトルで行いました。
①10/31(木)自己紹介とカレーのネーミングを行いました。

「秋カレー」「チーズドリア」「キーマーカレー」とアイディアが出てきました。また、今年はカレーうどんという班もありました。
②11/7(木)カレーの作り方、材料、役割について話し合いました。
カレールーお米を除いて200円の予算でしたが、「牛肉は使えないね」「パプリカ入れたいけれど無理やね」「チーズは高いから他の班とまとめたら」と意見を出し合っていました。


   
11/12(木)武庫総高校調理室で実習をしました。

1時間の授業でしたがどの班も時間内に完成しいただくことができました。

1班                2班                  3班                     4班                     5                     6 

シーフードカレー     チーズカレードリア   秋カレー              月見チーズカレー        キーマーカレー            チーズカレー
うどん

③11/15(木)模造紙にまてめて発表しました。

分教室生の感想
初めて武庫総生と一緒に秋カレーをつくりましたが、楽しく調理することができました。かぼちゃとさつまいももとても合うんだなと思いました。チーズをかけて食べましたがとても美味しかったです。一回しかできないのかなと思うと少し残念です。

・とても緊張していて序盤はあまりしゃべることができていませんでしたが、後半になるにつれて話ができるようになりました。

・武庫総生さんとたくさん話をしながら作業ができました。役割分担もうまくできていてとても楽しむことができました。今回の調理実習は自分のためにもなりましたので本当によかったです。