校長挨拶
ご挨拶
本校は、昭和三十八年に尼崎市立尼崎西高等学校として設立し、その後、昭和四十一年に県営移管され、校名を兵庫県立尼崎西高等学校に変更し、今年で六十二年目を迎える武庫川という自然と都市が融合した洗練された伝統ある高等学校です。
スクール・ミッションは、『校訓である「法を敬う」「事を正しくする」「友情を厚くする」の理念のもと、様々な課題に対し、他者と協働する資質能力と自らの進むべき道を見つけ出す力とともに、幸せを他者と共有できる人間性を備え、自らの生き方を肯定し、他者を尊重することのできる人材を育成する。』です。
尼崎という地域は、古代から中世にかけて政治・経済の中心地として栄え、近世には大坂の西の城下町として発展しました。明治時代には工業都市として成長し、現在はさまざまな産業が支えるまちです。また、市民や企業との協力により、環境と産業が調和する都市づくりを進めています。尼崎の文化も豊かで、伝統的な行事や文化活動が根付き、市では文化振興に力を入れています。さらに、学びの機会も豊富で、大人も子どもも学び続ける町を目指し、様々な取り組みが行われています そのような地域にある県立尼崎西高校では、それぞれの夢を見つけるために、日々の努力と自己研鑽に励んでいます。
特色として類型に、生徒一人ひとりが自己成長や将来の進路に向けて最適な学びを選択できるようスポーツコミュニケーション類型を設置しています。充実した高校生活を送るために、スポーツを通じて社会参画や身体活動を通し、自己責任やフェアプレーの精神を培い、コミュニケーション能力を養い、未来を切り拓く人物を育成することを目指しています。また、スポーツを通じて身体だけでなく、心や社会性も育むことが重視されています。これにより、生徒たちは健康的な生活を送りながら、社会に貢献できる力を身につけていきます。
中学生の皆さん、得意なこと、目標がある人、これから将来を考える人、ぜひ尼西を目指して夢をつかんでください。スクールミッション、スクールポリシーを踏まえ、私たち教職員が親身になって皆さんの未来を応援したいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
令和６年４月
兵庫県立尼崎西高等学校
校 長 東 直 也