校長日誌

発酵スイーツ基礎講座・プレゼン

9月5日に始まった生活創造科の「発酵スイーツ開発授業」も回を重ねつつあり、本日も専門家の方による「発酵スイーツの基礎講座」と生徒によるアイディアの発表が行われ、「発酵のまち・しそう」からどんな新しいスイーツが生まれるのか、という楽しみが一段と増してきました。今日から中澤先生に加えて、株式会社キッチンエヌ代表取締役社長・中村新(なかむら しん)先生にも加わって頂き、身のまわりにある数々の発酵素材(パン生地、ワイン、日本酒、甘酒、味噌、醤油、チーズ、ヨーグルト等)を再確認すると共に、欧米で見られる発酵素材を使ったスイーツ(ワッフル、ベーニエ、デニッシュ生地、ブリオーシュ、チーズケーキ、ヨーグルトタルト等)をご紹介頂きました。神戸 H30.9.21(発酵スイーツ授業).pdf

  
  

基礎講座の後は生徒による新商品アイディアの発表に移り、3グループからそれぞれ3つのアイディアが出されて、酒粕や塩麹を使ったもの、お味噌やヨーグルトを素材として用いたものなどが発表され、中村先生と中澤先生から商品化のし易さやスイーツとして消費者に受け入れられるかといった視点から細やかなご指摘・ご指導を頂くことが出来ました。さて、生徒たちは今後試作品の開発に取り組み、試食チェックやアンケート調査を行って発酵スイーツの商品企画へと具体的に進んでいきます。「宍粟発」或いは「山高発」の名で、どの様なスイーツが生まれるのか、引き続き注目しながらその動向を見守っていきたいと思います。