山高ブログ

芸術鑑賞会 アフリカの音楽

 11月4日(水)、芸術鑑賞会を実施しました。今年度の演目は「アフリカンドラム&ダンス TERANGA AFRICA ~テランガアフリカ from セネガル~」でした。アフリカンドラムのリズミカルな音と、力強くしなやかで情熱的なダンスは生徒たちを魅了しました。また、有志の生徒と教員がアフリカンドラムとダンスをステージ上で演奏者とともに披露し、会場は大変盛り上がりました。

  

 また、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各HR教室に分かれて出演者のコメントや国際理解・人権講話を動画で鑑賞しました。講話ではアマアフリカ代表である浅野晴美氏に、セネガル共和国と日本の文化の違いやアフリカの奴隷制度や歴史などについてお話しいただき、アフリカの人権の現状について深く学ぶことができました。

 生徒の感想には、「あまり聴くことのない異文化の音楽は新鮮でした。1つの太鼓で、いくつもの音を出すことができ、ダンスも楽しそうでした。また、セネガルの人たちの話を聞いて、私たちはもっと親に感謝の気持ちを持って生活したいと思いました。」というものもありました。
 講話の中で、セネガル共和国では家父長制の風習が強くあり、食事をとる際にはまず親が食べ、子どもが食べられるのは残った食事だけであるというエピソードが印象に残った生徒も多かったようです。芸術鑑賞会を通して、触れたことのない異文化にふれ、芸術に心動かし、生徒たちの世界が広がったのではないかと思います。