機械科

機械科での学習の基本は「ものづくり」にあります。教室では、物を図面に表わす機械製図、物の強度を計算する機械設計、物を作る際の工程や材料について考える機械工作などの科目で基礎的な理論を学習します。実習では、教室で学んだ知識を基に、実際に作品を製作し知識と技能の向上を目指します。

機械科取組み紹介

機械設計

機械を構成する部材にはいろんな力が作用します。

引き延ばそうとする、押し縮めようとする、はさみのように挟み切ろうとする、ねじる、曲げる・・・。

出来上がった製品が安全であるためにどのような材料を使い、形状、大きさを検討すること、それが設計です。

CAD実習

コンピュータを使って、作図・設計・組み立て・動きのシミュレーション・解析を行うシステムをCAD(Computer Aided Design)システムといいます。

本校では、2次元CAD、3次元CADを学びます。

3DCADによる作品(デファレンシャルギア)

➡3DCADによる作品(ルービックキューブ)

➡3DCADによる作品(豆ジャッキ)

➡3DCADによる作品(パンタグラフ型ジャッキ)

3DCADによる作品(こま形自在継手)

NC加工実習

NC(Numerical Control)加工機とは、工作機械をプログラムを組んで自動的に材料を工作する機械の事です。

プログラミング技術を学びます。

実際の製造業では同様の数値制御工作機械が多数使用されており、その基礎を学べます。 

溶接実習

溶接は、二つの材料を溶融(溶かして)または圧着(押し付けて圧力を加える)して結合(くっつける)する工作法のことです。

ガス溶接、アーク溶接などの知識と技能を学びます。

各種検定に挑戦したり、講習会を受講し技術を高めます。

アーク溶接(YouTube)

作業の様子(YouTube)