安全、安心な日常生活を送るために、インフラ整備は欠かすことが出来ません。土木科では、建設関係の業務に従事できるよう、技術者の育成を目指しています。学校だけにとどまることなく、現場見学会や、新しい技術を取り入れながらの実習も展開しています。
土木科取組み紹介
ドローン飛行体験会③
全5回にわたりHAREBAREドローンスクール様にお世話になりましたドローン飛行体験会も最終回となりました。
最終日はまとめとして東播工業高校の校舎を3Dで保存するために必要な航空写真の撮影をさせていただきました。
電線や植樹など写真撮影を行うにあたり狭いところもあり、細心の注意を払わなければならない場面もありましたがインストラクターに補助をしてもらいながら計319枚の航空写真を撮影することができました。
撮影した写真をPCソフトで解析し、点群データによって描写された様子をご覧ください。
『建設技術展2024近畿』へ参加しました
兵庫県土木部技術企画課様のよりご招待いただき、インテックス大阪で開催されました『建設技術展2024近畿』へ土木科3年生が参加しました。
会場到着後、本校もエントリーした橋梁模型コンテストの載荷試験を見学しました。その後休憩を挟み、午後からは学生のためのキャリア支援~相談に乗ります、将来への道づくり~ブースにより産・官の業種から実際に働いておられる方からのお話を聞いて将来のキャリアの参考にしていました。
また、各企業の出店ブースより大量のお土産をいただき、生徒たちはご満悦で帰宅しました。
『建設技術展2024近畿』を通してより一層4月から社会人として働くイメージとより建設業について興味を持つことができました。
兵庫県土木部技術企画課様および会場にて生徒に関わってくださった企業の皆様ありがとうございました。
ドローン飛行体験会②
前回に引き続きハレバレドローンスクール様に来校いただきドローン飛行体験会を開催していただきました。
前回はドローンに関する法律や免許制度、飛行原理や機体の構造等の説明後、トイドローンでの飛行体験でしたが、今回は実際に空撮で使用される機体(DJI Mavic3)の操縦体験とドローンフライトシュミレータを用いてより実践的な体験をさせていただきました。
二等無人航空機操縦士資格(国家試験)の実地試験を疑似体験させていただいたり、空撮に適した飛行速度での機体制御、電波障害により機体が不安定なったことを想定した場面での機体制御等どれも高度で繊細な操縦技術が必要であることを知り、ますますドローンへの興味を深めることができました。
ハレバレドローンスクール様によるドローン飛行体験授業
10月4日(金)、10月11日(金)課題研究の授業にHAREBARE DRONE SCHOOLのインストラクターをお招きし、ドローン飛行体験授業をしていただきました。
免許制度や、カテゴリによる飛行の違い、機体の構造等について学んだあと、赤外線で対戦ができるトイドローンを操縦させていただきました。
高校生の上達は早く、未経験の生徒でも数分で操縦に慣れ積極的に飛行にチャレンジしていました。
次回は、グランドにて実際に空撮を行う機体の操縦体験と、高性能シュミレーターでより高度な飛行方法を体験させていただく予定です。
タカラトミー「SORA-Q Thank You アンバサダー」に任命していただきました!!
この度タカラトミー様が企画されました「SORA-Q Thank You アンバサダー」に任命していただきました。
SORA-Qとは、タカラトミー様がJAXA等と共同開発された変形型月面ロボットで、2024年1月20日に日本初の月面着陸に成功した月着陸実証機のSLIMと共に月面に降り立ち、探査活動としてSLIM、および月面の撮影に成功しました。
少しでも多くの子ども達が、自然科学・宇宙テーマに興味・関心を持つきっかけとなり、宇宙を愛する人達が今まで以上に魅力を感じてほしいと、今回SORA-QのFlagship Modelを提供いただきました。
SORA-Q Flagship Modelに触れてみたい等、興味がございましたらコメント下さい。
SORA-Q Thank You アンバサダー情報:https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/event/#ambassador
第24回高校生ものづくりコンテスト(測量部門)近畿大会
8月21日(水) 全但バス但馬ドームにて第24回高校生ものづくりコンテスト(測量部門)近畿大会が行われました。
夏休み中も練習を重ね自信をもって挑みましたが、近畿大会のレベルは高く、入賞することはできませんでした。
課題研究の授業中はもちろん、夏休みも登校し『どうすればタイムが縮められるか』『どうすれば正確に測定できるか』チームで意見を交わしながら頑張りました。
目標にしていた全国大会には届きませんできたが、この経験は9月から始まる就職試験や10月に受験する土木施工管理技士の合格に活かしてほしいと思います。
『空の産業革命』 ドローンの飛行技術習得中!
3年生の課題研究や土木研究同好会ではドローンについての知識や技術習得を目指して学習しています。
土木科では本格的な空撮ドローン4台、FPVマイクロドローン(レース用)4台、プログラミング学習用トイドローン5台を所有しており目的に応じた操縦方法はもちろんドローンに関する知識や法律など将来測量や土木構造物の点検業務で安全に飛行できる操縦士を目指しています。
現場見学
道路、橋、トンネルなどの現場を見学します。
工法、作業の様子、働く方々の緊張感ややりがい感が伝わり、とても学びの多いものになります。
材料・橋梁模型
部材の素材の強さ、効果的な形状、荷重のかかり方を分析などの学習をします。
それらを活かし、橋梁模型(橋の模型)を作成します。
測量実習
測量とは、土地の形や高さを正確に測る技術のことです。
土木や建築部門では大切なものです。
角度や距離を観測するセオドライトやTS(トータルステーション)、高さを観測するレベルの使い方をマスターします。
3年生では測量の全国大会を目指して競技大会に出場する生徒もいます。