看護専攻科トピックス

2025年7月の記事一覧

台湾康寧大学生の来校・交流

 本校に台湾の康寧大学から教職員1名と学生5名の方が来校され、校舎見学や沐浴の体験、茶話会などを通して交流を深めました。

 はじめに、校舎を案内しながら、本校の教室や実習室などの教育施設をご紹介しました。康寧大学の学生の皆さんは、自分たちの学校との違いを感じながら、一つひとつを丁寧に見学されている様子が印象的でした。はじめての沐浴体験では、本校の学生が実演を交えながら丁寧に指導し、戸惑いながらも真剣に学ばれていました。言葉の壁がある中でも、翻訳機能を活用しながら積極的にコミュニケーションを図り、身振り手振りを交えながら理解を深めていく様子が見られました。

 茶話会では、お菓子を囲みながら和やかな雰囲気の中で会話が弾みました。お互いの学校生活や文化について語り合う中で、本校の学生からは地元のおいしいお店やおすすめの観光スポットなどの紹介もあり、康寧大学の皆さんも興味深く聞き入っている様子でした。終始あたたかな空気に包まれた、心に残るひとときとなりました。こうした交流を通して、看護への理解や国際的な視野をさらに広げていけるような機会を大切にしていきたいと思います。

台湾研修旅行

 3泊4日の日程で台湾へ研修旅行に行きました。現地の康寧大学を訪問し、姉妹校としての提携に向けた調印式が行われました。これからの交流や学びの広がりに期待が高まる、心に残る大切な機会となりました。学生は初めて目にする現地の大学の広くて明るい校舎に興味津々で、設備や学習環境の違いに驚きながら見学を楽しんでいました。自分たちの学校との違いを感じる中で、新たな発見や刺激を受けている様子が印象的でした。

 また、学生同士の交流では、台湾の看護技術に直接触れる機会もありました。実技を通してお互いの技術や手順の違いを知り、驚きや発見がありながら、楽しそうに学びあう姿が見られました。言葉は違っても看護に向き合う気持ちは共通しており、互いに良い刺激を受ける貴重な時間となりました。

故宮博物館や中正記念堂も訪問し、台湾ならではの歴史や文化に触れる貴重な時間を過ごしました。異なる歴史背景や価値観を学び、学生たちにとって新しい視点を得る良い機会となりました。また、夜には、康寧大学の学生と夜市を訪れ、屋台の食べ物を楽しみながら台湾の食文化にも親しみました。3日目に訪れた十分では看護師国家試験合格の願いを書いたランタンを空に飛ばしました。

今回の研修旅行を通して、学生たちは異文化に触れ多様な価値観を知ることで、人としても大きく成長することができたと感じます。この貴重な経験を今後の実習や日々の学びに活かし、国際的な視野を持った看護師として成長していることを期待しています。