2025年4月の記事一覧
台湾の康寧大学との交流会
専攻科2年生は、7月の研修旅行で台湾へ行きます。初めて海外に行く生徒もいるため事前の準備として、交流会を実施しました。台湾にある康寧大学の学生とオンラインで繋ぎ、通訳の先生にも入って頂き日本語と台湾語、時折英語も交えながら交流しました。
康寧大学の学生からは学校での実習の様子を英語で紹介してくれました。その中で自分たちとは違う実習室や器具を見て驚いている学生もいました。他国の学生との交流は初めてのため、とても良い経験となりました。龍野北高校の学校紹介では専攻科の紹介の他に、姫路で有名な食べ物、関西圏の観光地やお土産等も入れ、日本の良いところをたくさんアピールしました。お互いの学校や私生活についての質疑応答の時間もあり、学習方法の違い、台湾で流行っているものを知ることができました。
学生は台湾語で挨拶をしたいと交流会前に全員で発音の練習をしており、終了後は「台湾に行くのが楽しみになった」と笑顔で話している学生もいました。
7月の研修旅行でさらに交流が深まり、言語や文化は違いますが同じ看護師を目指す学生として、刺激しあいながら高めあっていける関係になってもらいたいと思います。
臨床看護総論Ⅱ(外部講師)
5月12日から始まる看護臨地実習を前に、専門領域の看護師から講義、ロールプレイやシミュレーションを入れながら、患者様への看護がイメージしやすいように教えていただきました。
15日は姫路北病院に就職した卒業生2名がプロセスレコードの書き方やロールプレイを通して精神科患者様への対応などを教えてくれました。
まず、コミュニケーションの基本を講義していただきました。人は視覚から55%、聴覚から38%、言語から7%の情報を得ており、第一印象が大切であることを再確認しました。また、よく教科書にも出てくる「傾聴」「共感」「受容」について学び、精神科実習だけでなく他の実習でも役立つ講義をしていただきました。
妄想自己紹介や目隠しマスゲームなどを通してコミュニケーションの方法や自分の特性を学びました。これらの授業を通して、専攻科1年生の座学で得た知識が臨地実習で実際に活かせる知識となりました。来てくださった講師の先生方、ありがとうございました。