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校長室より

令和5年度2学期終業式 学校長式辞(要旨)

令和5年度2学期終業式 式辞(令和5年12月22日(金))

                   学校長  上出 正彦

 早いもので今日で二学期が終わります。皆さんにとって、二学期はどんな学期でしたか。私にとってはとても良い2学期となりました。直近では100周年記念式典がありました。前にもお話ししたことかと思いますが、イベントは聴く側も一緒になって舞台をつくるものです。皆さんの聴く姿勢が良かったからこそ素晴らしい式典になったと思います。イベントに強い高砂高校の実力が発揮された瞬間でもありました。

 さて、この学校に赴任して9ヶ月。実にいろいろな事がありました。落ち込んだり、嬉しかったりの繰り返しでした。ただ、気が滅入っているときに、生徒諸君から「おはようございます」「こんにちは」と気持ちの良い挨拶をいただき何度も救われました。私だけかもしれませんが不思議なもので、メールで挨拶されてもなんとも思わない事が多いですが、皆さんと面と向かって挨拶すると嬉しい気持ちになります。改めて挨拶の大切さを君たちから教えてもらったような気がしています。そして私も元気よく挨拶をすることを心がけています。

 皆さんはどんな二学期でしたか?楽しかった、しんどかった、、、それぞれにいろいろな思いがあることと思います。

 1学期の始業式で「旅人と老人」のお話をしました。町の入り口に老人がいて・・・という話しでしたね。そのお話では環境は自分の気持ちで変えることができる。ということでした。嫌みなことばかり言って周りに迷惑をかけていれば、いずれ自分も同じ環境になる。逆に周りに気を配って他者を思いやればやがて自分も大切にされる。皆さんどうでしたか?来年もお互いを高め合えるそんな学校にしていきましょう。

 3年生の皆さん、文化祭、体育大会など最上級生として高砂高校の伝統を継承してくれました。次の進路に向けてラストスパート頑張ってください。

 2年生の皆さんは中堅学年として、3年生の後を引き継いでさまざまな活躍をしてくれました。体育大会は、コロナ明けということもありましたが、よく種目を復活させてくれました。もうすぐ最上級生になります。伝統をしっかり引き継いで、より良い学校づくりにもう少しの間、力を貸してください。

 1年生の皆さんは、高砂高校の魅力を理解してきた頃かと思います。もうすぐ学校の中心になる学年です。勉強に部活に頑張ってください。

 さて生徒諸君に2点伝えたいことがあります。

 ①  生徒用ロッカーの件

 100周年記念式典でも斎藤知事より、高校生学校応援事業があるとの話がありました。本校ではアンケートの結果、個人用ロッカーが入ることになっています。ただ、予算の関係で年度ごとにロッカーが配置されます。まずはこの冬休みに3年生のロッカーが設置されます。少し時間はかかりますが、順次設置されていきます。大切に使ってください。

 ②  校則について

 1学期の終業式でお話ししました。皆さんの窓口は生徒会となります。生徒会のみんなは高砂高校にとってより良い校則になるように一生懸命頑張ってくれています。一部の人、声の大きい人の意見だけが通ってしまうことのないように、しっかりと意見集約して進めていきましょう。私からは今ある校則はしっかり守ってくださいということです。でなければ生徒会が学校と交渉しづらくなります。(スモールステップ!何か一つでも変えていきながら、積み上げていきましょう。)みんなでより良いルール作りを考えればと思います。そのためには生徒諸君みんなの協力が必要です。私一人ぐらいルール破ってもいいやろ・・・なんてことは絶対に考えないでください。

  それでは皆さん、体調管理を含め、安全に気を付け、充実した冬休みになることを願っています。来年1月9日の始業式でお会いできることを楽しみにしています。

 以上、令和5年度2学期終業式の式辞とします。