ブログ

校長室より

令和6年度3学期始業式式辞

県立高砂高等学校 3学期始業式 校長式辞

                学校長 上出 正彦

 新年明けましておめでとうございます。年末年始は人命にかかわるような大きな事故等もなく、皆さんが無事に3学期を迎えられたことを嬉しく思います。まず初めに、皆さんにとって良い年でありますよう、心から祈念いたします。

 さて、3学期が始まりました。学校生活も残り少なくなってきましたが、年末には成果の振り返りはできましたか?次は、新年を迎えその振り返りの成果や反省をもとに、今後の目標を見据えた行動がとても大事なことになります。人は急に大きくなりません。日々、年々の積み重ねがやがて大きな力となります。

 まず、今年度の締めくくりとして、この3学期をどのように過ごすかが大きな意味を持ちます。特に、受験を控えた3年生の皆さんにとっては、最後の大切な時期です。努力を続けることはもちろんですが、精神的にも安定した環境を作り、自信を持って試験に臨むことが求められます。無理せず、焦らず、一歩一歩着実に進んでいきましょう。

 また、1年生、2年生の皆さんは、この3学期を通じて、来年度に向けた準備をしっかりと行いましょう。自分自身の強みを見つけ、将来に向けてどのように成長するかを考える良い機会です。次の学年へのステップアップを意識しながら、日々の学習に真摯に取り組んでください。

 みなさんのこれまでの行動を見ていて是非実践してほしいことは、「挑戦」です。自分を成長させることに「挑戦」してください。英検2級やニュース検定をとるとか何でも良いと思います。難しいことに挑戦することで、自分の限界を知り、成長することができます。失敗を恐れず、チャレンジを続けることが、皆さんの未来を切り開く鍵となります。

 最後に、学校全体としても、仲間と共に支え合いながら、充実した学期を過ごせるようにお互いをリスペクトして楽しい時間にしましょう。

 皆さんが充実した3学期を過ごし、素晴らしい成果を上げることを心から期待しています。

 それでは、共に頑張りましょう。

 以上3学期始業式の式辞とします。

令和6年度 兵庫県立高砂高等学校2学期終業式式辞(要旨)

                    令和6年12月24日(火)

令和6年度兵庫県立高砂高等学校 2学期終業式 式辞(要旨)

                   学校長 上出 正彦
                  

2学期の始業式で
 「夢なき者に成功なし」(吉田 松陰)のお話をしました。
 「夢」は必ずしも具体的な将来像すなわち職業とか職種、役割に限らなくともよいのです。抽象的なものでいいのです。
 自分の「夢」を大事に!
 それぞれに、人と違う良さを必ず持っています。
 その良さを大事に、自分の夢をみつけてほしいと思います。

  皆さんは 夢(目標)はみえましたか?

 

令和6年もあと少し・・・

さて、この1年を振り返って心にとどめておいてほしい格言


 あやま  あらた           あやま
「過ちて改めざる、これを過ちという」(孔子)


孔子(こうし)
 紀元前551年
 魯(現在の山東省曲阜市南辛村)
 中国の哲学者、儒家の創始者
 『論語』などに多くの格言が収められている。

 

「過ち」・・・ついうっかり失敗したり、間違ったりすること
「改めざる」・・・直そうとしないこと


→人間が間違いを犯すのは自然なことであるが、重要なのはその間違いから学び、改善することだと教えてくれます。

孔子曰く、
「人はいろいろと失敗をしてしまうものだ。それは仕方のないことである。だからそのような失敗を二度としないように改めていくことが、人としてとても大切な生き方なのである。しかし、失敗したにもかかわらずそれを反省しようとせず、直そうともしないとすれば、そのような考え方や態度こそが、人としての大きな過ちなのである。」


年末は今年1年を振り返る絶好の機会!
良かったことは胸に刻み、間違っていたことは改めて,決意を新たに新年を迎えるように準備しましょう!

希望に満ちあふれた元気な皆さんと3学期の始業式(1月8日(水))で会えることを楽しみにしています。

 

令和6年度探究活動発表会

令和6年度探究活動 発表会(令和6年12月19日)

                    高砂文化会館

                  学校長 上出 正彦

 皆さん、おはようございます。

 本日は探究活動の発表会ということですが、日々の学びに真摯に取り 組んでいる生徒の皆さん、そしてその指導にあたっている教職員の皆さんに心から感謝を申し上げます。

 探究活動は、単に知識を学ぶだけではなく、物事を深く考え、問題を発見し、解決策を見出す力を養うものです。まさに解答のない問いに立ち向かうことです。

 私たちが生きる現代社会は、情報が氾濫し、急速に変化しています。その中で、自分自身で問題を定義し、多角的に考察し、実践的な解決策を見つけ出す力は、これからの社会で最も大切な力となります。

 今日は、皆さんがどのような課題に取り組み、どんな成果を得たのかを拝見することができ、大変楽しみにしています。発表を通じて、他の生徒たちの意見や視点を受け入れ、さらに自分の考えを深めていくことも大切な学びです。

 発表を行う皆さんには、緊張や不安もあるかもしれませんが、自信を持って自分の成果を発表してください。失敗や試行錯誤の中からこそ、成長が生まれることを忘れないでください。そして、今日の発表が皆さんの次なる挑戦への一歩となり、さらに大きな学びの糧となることを心から願っています。

 本日は、兵庫大学より岩田先生にお越しいただき、後ほど講評をいただくことになっています。よろしくお願いいたします。

 最後に、このような探究活動を通じて、皆さんが身につけた知識やスキルが、これからの人生において大きな力となることを信じています。今後もさまざまなチャレンジを恐れずに、自分自身を磨き続けてください。

 本日の発表が実り多いものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 以上、開会の挨拶といたします。

令和6年度オープンハイスクール(11/6、7)学校長挨拶

令和6年度 オープンハイスクール (11/6、7)学校長挨拶

 皆さんこんにちは。本校校長の上出正彦と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は本校のオープンスクールに参加いただきまして、誠にありがとうございます。心より歓迎いたします。

本日は本校の魅力や学校の方針についての説明を中心にさせていただきます。短い時間ですが、高砂高校の全てをお見せしますので、進路選択の参考にしてくだされば幸いです。本校生徒会諸君が、一生懸命頑張って少しでも高砂高校をイメージできるようなものを考えています。どうぞよろしくお願いします。

 私からは高砂高校とはどんな学校か、についてお話したいと思います。

 ①本校は大正12年(1923)に創立され、昨年度100周年を迎えた県下有数の伝統校であります。

 ②敬愛・勤勉・奉仕の校訓のもと社会に有為な人材を輩出してきました。この伝統を生かしつつ、文武両道を基本にして、昨今の大学進学の希望が増えてきたことを受け、学習面においては2年時から進学クラスを新設し、卒業時の進路に向けた出口戦略を学校全体で取り組んでまいります。

また、部活動においても運動部では柔道部、野球部、バレー部、バスケットボール部など県下の強豪校として活躍し、中には近畿大会の出場も果たし、優秀な成績を収めています。

文化部でも、映画スイングガールズのモデルとなったジャズバンド部が神戸市長賞、実質的には全国一の称号を獲得するなど活発に活動しています。このように、これからも文武両道を実践していきます。

 ③また本校は、学校行事が盛んな学校です。文化祭、体育大会、芸能鑑賞会など生徒が一体となって楽しみます。こうした学校行事を通して人間関係構築力が身に付き、課題解決能力も育まれます。これからの社会では、こうした力が必要とされると本校は考えています。

 このような環境の中で、志を高くして本校をみてもらえたらと思います。

そして、皆さんと来年4月に高砂高校お会いできることを願っています。

それでは本日はどうぞよろしくお願いします。

令和6年度 芸能鑑賞会 学校長挨拶

令和6年度 芸能鑑賞会 学校長挨拶      

学校長  上出 正彦

 

生徒の皆さん。こんにちは。今日は芸能鑑賞会と言うことで上方落語の大御所である「米朝一門」の方々にお越しいただき落語を披露していただきます。

私が教員になってはじめて舞台で聞いた落語が、桂小米朝さんでした。現在の桂米團治さんです。そのとき、「お~い」と人を呼ぶにも幾通りもあって、遠くの人、近くの人それぞれに言い回しがあるとの解説をいただいたのを今でも鮮明に覚えています。そんな奥深い日本の古典芸能を本日はしっかりと堪能してください。

最後に、この鑑賞会には多くの人々の尽力があったこと、特に演奏者の方々、先生方、スタッフの方々に感謝してください。

そして観客である皆さんの聞く姿勢がこの鑑賞会を作り上げます。

素晴らしいインスピレーションを感じてください。

以上、開会の挨拶といたします。