校長室より
令和6年度 兵庫県立高砂高等学校2学期終業式式辞(要旨)
令和6年12月24日(火)
令和6年度兵庫県立高砂高等学校 2学期終業式 式辞(要旨)
学校長 上出 正彦
2学期の始業式で
「夢なき者に成功なし」(吉田 松陰)のお話をしました。
「夢」は必ずしも具体的な将来像すなわち職業とか職種、役割に限らなくともよいのです。抽象的なものでいいのです。
自分の「夢」を大事に!
それぞれに、人と違う良さを必ず持っています。
その良さを大事に、自分の夢をみつけてほしいと思います。
皆さんは 夢(目標)はみえましたか?
令和6年もあと少し・・・
さて、この1年を振り返って心にとどめておいてほしい格言
あやま あらた あやま
「過ちて改めざる、これを過ちという」(孔子)
孔子(こうし)
紀元前551年
魯(現在の山東省曲阜市南辛村)
中国の哲学者、儒家の創始者
『論語』などに多くの格言が収められている。
「過ち」・・・ついうっかり失敗したり、間違ったりすること
「改めざる」・・・直そうとしないこと
→人間が間違いを犯すのは自然なことであるが、重要なのはその間違いから学び、改善することだと教えてくれます。
孔子曰く、
「人はいろいろと失敗をしてしまうものだ。それは仕方のないことである。だからそのような失敗を二度としないように改めていくことが、人としてとても大切な生き方なのである。しかし、失敗したにもかかわらずそれを反省しようとせず、直そうともしないとすれば、そのような考え方や態度こそが、人としての大きな過ちなのである。」
年末は今年1年を振り返る絶好の機会!
良かったことは胸に刻み、間違っていたことは改めて,決意を新たに新年を迎えるように準備しましょう!
希望に満ちあふれた元気な皆さんと3学期の始業式(1月8日(水))で会えることを楽しみにしています。