校長挨拶


令和7年4月1日 

 

兵庫県立宝塚高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 校長の森本成己(もりもと しげみ)でございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 本校は昭和三十八年に宝塚市で初めて開校し、令和4年度に創立六十周年を迎えた伝統ある高等学校です。
 今、社会はAIをはじめとしたデジタル化の著しい進展に伴い、変化が激しく将来の予測が難しい時代を迎えています。一方、コロナ禍を経て生徒達がつながり互いに成長していく学校生活の大切さが改めて認識されました。こうした中、本校は生徒がクラス集団の関わりを深め、人間関係づくりのスキルを高める取り組みを行っています。また、学校行事では生徒の主体性を意識し、喜びや達成感につながる機会となるように取り組んでいます。
 総合的な探究の時間「宝塚学」では、地元の宝塚について考え、郷土愛を育みながら、商工会議所等との連携も図り学びを深めています。
 部活動では、陸上部が近畿大会に出場し、運動部外の地域スポーツ活動では、全国大会にフェンシングエペ出場や、インラインスケートでワールドゲームズに日本代表として出場するなどの活躍をしてくれました。吹奏楽部は年始早々にΟB楽団との合同の演奏会の実施や宝塚4校に雲雀丘学園中高等学校を加えた5校で演奏会を実施するなど、交流を深めながら活動しています。
 また、一昨年度から海外交換留学(オーストラリア)が再開され、語学研修とともに海外の文化に触れ、国際的な視野を広げることにつながっています。
 ヒューマンサイエンス類型では、類型独自の授業もあり、コミュニケーション力を高め、教員やアナウンサーなど言葉を大切にする仕事の進路選択の幅も拡がります。
 高校時代は大きく成長できる時ですが、成長するためには様々なことに挑戦しながら経験を積むことが大切です。県宝には皆さんの可能性を広げ、伸ばすことのできる環境があります。中学生の皆さん、県宝で勉学だけでなく学校行事や部活動を楽しみながら夢を見つけ、夢の実現を目指しませんか。
 県宝は一人一人の生徒を大切に、その成長をしっかりと支え、「魅力ある学校」「信頼される学校」であるべく教職員一丸となって努力してまいります。今後も、皆様の一層のご協力とご支援を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。