学校長挨拶

 兵庫県立宝塚北高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 このたび、令和6年4月1日に校長として着任いたしました白川 淳哉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は、昭和60年(1985年)に「普通科」と全国公立高校初の「演劇科」の2つの学科でスタートし、開校2年目に設置された理数コースが平成26年度にグローバルサイエンス科(通称、GS科)となりました。

普通科は、「知・徳・体」の調和をめざし、「確かな学力」を身につけ、部活動や学校行事など何事にも全力でチャレンジする生徒を育成し、個々の進路実現を目指します。
  演劇科は「演劇を通じた人間教育」を基本に、芸術・文化を愛する心豊かな人間を育成しています。演劇科で過ごす3年間の活動は、これからの激動の時代を悠々と乗り越えていける心の育成を仲間とともに作り上げていきます。
 GS科は、課題研究や専門科目の学習を通じ、新たな価値を創出し、社会を牽引する国際的に活躍できる科学技術者の育成に力を入れています。

また、令和元年度に文部科学省から 「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、令和6年度に更に第Ⅱ期の指定を受けました。令和2年度には高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC2020)で上位入賞するなど生徒は活躍の場をますます大きく広げるとともに、本校での様々な取組や生徒たちの活躍が評価されているところです。

本校は、令和6年に創立40年という一つの節目の年を迎えます。これまでの普通科、演劇科、グローバルサイエンス科の3つの学科の取組が、次の10年間でさらに進化・発展できるよう、それぞれの特色を生かすだけでなく、3科がそれぞれの高みを目指し、刺激し合い、リスペクトしながら、“三科で奏でるハーモニー”をよき友と共に、日々の学校生活を通じて一緒に作り上げています。そのために、全職員が一丸となって、生徒をサポートし、個々の能力を最大限引き出せるように取り組んでまいります。
 保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様及びすべての関係の皆様に、本校の教育活動にご理解をいただき、今後ともお力添えいただきますよう、心よりお願い申し上げます。

 

令和6年4月1日

兵庫県立宝塚北高等学校 第15代校長   白川 淳哉