校長だより

校長室から

シン・ナル♪校長⑰ 2学期始業式からの「継(つぐ)」朝日新聞取材

2学期がスタートしました!

始業式の「校長講話」では、まず1学期終業式で伝えていた「様々な情報をアンテナを高~くして、あなたの心にヒットするものがあったら”やっちゃえ”鳴高!の精神でやっちゃいましょう!!」ができたかどうか問いかけるところから。

そして、校長のトピックスとして、夏休みに鳴高放送部あてに届いたお手紙を紹介しました。

(お手紙について)

第72回NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門で入選を果たした映像作品「継(つぐ)」は8月6日(水)に市民団体「鳴尾村誌を読み 戦争を語り継ぐ会」が主催された集会でも上映され、その様子を含めた記事が8月7日付朝日新聞に掲載されました。その新聞記事をご覧になった匿名の方から、放送部の活動への思いと応援の言葉が便箋3枚にわたって綴られていました。

(参考)校長ブログ 関係のバックナンバー

▶6/27 シン・ナル♪校長⑬ 「継(つぐ)」

▶7/29 シン・ナル♪校長⑯ 「継(つぐ)」 全国大会 ⇒ 平和学習講座

その他にも、始業式後にあるオーストラリア海外研修、ふくしま合宿チームHYOGO、福島県桜プロジェクトボランティアの報告を、8月31日付朝日新聞に掲載された『天声人語』に記されていたやなせたかしさんの詩を引用し、今、しんどい思いを抱えてここに居る人もいるかもしれないけれど、これからスタートする2学期に向けて”希望”をもって聞いて欲しい。

そして、夏休みの諸々はリセットして、2学期、鳴高のキャッチフレーズ「夢を、鳴らせ」「”やっちゃえ”鳴高!」の精神で、自分の好きなことをどんどんやっていこうとエールを送りました。

残念ながら、音声トラブルにより、「継(つぐ)」を観てもらえませんでしたが、またどこかで鳴高生全員に作品を観てもらい、心で感じて、心を動かしてもらえる機会をつくりましょう。

 

始業式後、先に紹介した、8月7日付朝日新聞の記事を書かれた記者の武部様から、「校長講話」でも紹介したお手紙について校長と放送部員に取材がありました。

放送部が「継(つぐ)」を制作するきっかけになったのが、24年12月2日付朝日新聞の記事「残したい『あの橋』が語る空襲」で、放送部がドキュメンタリーを制作する過程を取材した記事「西宮空襲『継ぐ』高校生の決意」をご覧になった方からのお手紙が鳴尾高校に届き、そのお手紙を読んだ放送部員が感じた様々な思いを丁寧に聞き取っていただきました。後日、どのような記事になるのか、今から楽しみです。

 


お手紙をいただいた方へ

丁寧なお手紙を頂戴し、放送部生徒だけでなく、顧問、校長も手紙にこめられたお気持ちをしっかりと受け止め、これからの活動に繋げていきたいと思いを強くしました。

お手紙の中で、鳴尾駅が最寄りの短大に通っておられたとあり、私も最寄りの武庫川女子大学のOGなので、もしかすると同窓の方なのではと思いを馳せております。

同封頂いたお金は、放送部でこれからの制作に必要となる物品を購入させていただきます。大切なお金をどのように使わせて頂くのか、放送部員はうきうきと考えているところです。

匿名でお手紙を頂戴しましたので、お返事をさせていただけず、この場を借りてお礼に変えさせて頂きます。

この度は本当にありがとうございました。

県立鳴尾高等学校を代表して 校長 切原 賀子

シン・ナル♪校長⑯ 「継(つぐ)」 全国大会 ⇒ 平和学習講座

NHK杯放送コンテスト全国大会に参加した放送部のみなさんが校長室に報告に来てくれました♪

アナウンス部門では「思う読みができなかった。」と悔しい胸の内を語ってくれましたが、全国大会という大舞台に立てたことが、その悔しさも含めてかけがえのない経験だと思います。

テレビドキュメント部門では、作品名「継(つぐ)」が入選を果たしました!

初めての全国大会、各都道府県から選りすぐりの作品が集まり、レベルの高さをひしひしと感じたそうです。

今回参加した1年生からは、全国の作品には兵庫県では見ることができない技法が使われていることを知り、次の作品制作のヒントを得たとの声があり、次の全国を見据えている様子が頼もしい♪

全国大会に出場した作品からは、それぞれの放送部の努力した思いが伝わってきて、自分たちの作品を含めて、どの作品も色んな人に観てもらいたい!と思ったそうです。

その思いは、7月27日(日)に開催された、西宮親子劇場 平和学習講座につながり、当日参加された皆さまからいただいた様々な声は放送部員につながり、「継(つぐ」」という作品がこれからも多くの方々とつながっていく貴重な経験をさせていただきました。

平和学習講座チラシ.pdf

(放送部員の声)

・色んな人に作品を見てもらうことができて、(小中学校の先生方から)教材として使いたいと言ってもらえたことが嬉しい。

・平和学習講座はご高齢の方が多く集まられると思っていた。実際は小学生の小さな子ども達など色んな年代の人がおられて、大人にも子ども達にも思いが伝わって嬉しい。

 ・「高校生の作品が心にささった。」「高校生が(戦争を継ぐために)動いているのを見て安心した。」といった声を聞いて、平和学習会を通して、さらに戦争を身近に感じることができた。

2学期の始業式かどこかで、鳴高生のみなさんにも「継(つぐ)」を見て、心で感じて、心を動かして欲しいと強く願った校長です。

そして、このブログをご覧になった方で、うちでも「継(つぐ)」を上映して欲しい、鳴高放送部の声を聞きたいという方がおられましたら、鳴尾高校までご相談ください。(電話 0798-47-1324)

 

 

シン・ナル♪校長⑮ 兵庫医科大学 高大連携プログラム

今年度から兵庫医科大学との高大連携がスタートし、連携校限定のプログラム 第一弾として「兵庫医科大学高大連携プログラム」が実施されました。

当日は、青い空と海、広々としたキャンパス、どこを切り取っても素敵な神戸キャンパス♪

通常のオープンキャンパスでは体験できない体験ができる!ということで、22名の鳴高生が参加しました。

受付で配られた連携校限定グッズを手に、いざ!

<午前のプログラム>

まずは、全学部合同の「職業理解プログラム」から。

「医学部」、「薬学部」、「看護学部」、「リハビリテーション部」それぞれの仕事内容や活躍のフィールド、仕事のやりがい、苦労する点など、実際に働いてこられた講師の先生方からの生の声に医療専門職への理解が深まりました。

<お昼休憩>

海の見えるレストランでランチタイム♪

<午後のプログラム>

各学部ごとに「大学教育プログラム」で大学の授業を体験♪

薬・看護・リハビリテーション学部は「授業聴講体験(当日開講している講義の体験聴講)」、「キャンパス見学(学生や職員の方がキャンパス内を案内・学生とのフリートーク)」に参加しました。

以下の写真は薬学部の様子です。

 

鳴高72期生の先輩に色んな話が聞けました。

 

2,3月に実施される、第二弾「兵庫医科大学病院見学会」も楽しみですね♪

シン・ナル♪校長⑭ さあ、明日から夏休み!

1学期終業式での「学校長式辞」では、これまで配信してきた、「”やっちゃえ”鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」4月号~7月号を振り返りながらお話をしました。

<4月号>鳴高生として、かっこよく生きていたいじゃないか

<5月号>鳴高から社会を変える!~主体性と当事者性がカギ~

<6月号>自己調整学習のすゝめ~スタサプちゃんと活用できてる?

<7月等>意識して〇〇する!

※話の詳細は略

 「在りたい自分」の実現のために、勉強?部活動?はたまた夏休みにしかできない課外活動?etc. 一度自分と向き合って、あなたがやりたいことは?と考えてみてください。

その時に、スタサプなどで配信される様々な情報をアンテナを高~くして、あなたの心にヒットするものがあったら”やっつちゃえ”鳴高!の精神でやっちゃいましょう!!とエールを送りました。

終業式終了後は、表彰伝達、スピーチコンテスト表彰、優勝者によるスピーチ、全国大会、近畿大会の壮行会(陸上部競技部、放送部、水泳部)と盛り沢山!

4月に撮影した広報用のポスター(A3)は大好評で、各中学校に配布するだけでなく、学校案内の表紙やホームページなどにも活用していますが、キャッチフレーズ「夢を、鳴らせ」を考えてくれた3年生2名と各部活動から参加してくれた34名には、校長からお礼を込めてフォトスタンドをプレゼントすることを伝えると、ホームルーム終了後に続々と校長室に受け取りに来てくれました♪

そして、この大きなポスター(A2)は、今年入学した1年生が、西宮市を中心に近隣の出身中学校へ「鳴タンふるさと大使」となって里帰り報告と共にお持ちします♪

そして、午後には「挑め!ぶかつ道!」というベイコムの番組が水泳部を取材してくださいました。

「ファンファーレと熱狂(奥慎太郎さん/こうちゃん)」というの芸人さんがスーツ姿で登場!

そして、水着に着替えて再び登場すると、お約束のボケとツッコミ!

部員と一緒に今日のメニューを泳いだり、部員と泳ぎで対決したり、なんと新キャプテンのサプライズ発表も!

水泳部のみなさんも和やかに撮影は無事終了しました♪

この様子は、ベイコム11chで2025年8月15日(金)~8月21日(木)放送されるそうです。

 初回放送 金 12:00~

  再放送 月~金 18:00~、23:00~

      土・日 6:00~、12:00~、23:00~

      ※上記日程でリピート放送

視聴可能エリアは阪神間では西宮市、尼崎市、伊丹市と限られますが、アプリでも観れるのだそうです。 

 ↓↓↓

ロコテレでベイコムチャンネルの番組を見よう!.pdf

シン・ナル♪校長⑬ 「継(つぐ)」

 放送部が、第72回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会において、2部門で全国大会出場を決めました。

▶アナウンス部門 優秀賞 3年 高田さん

▶創作テレビドキュメント部門 「継(つぐ)」」 優秀賞 代表2年 山口さん他放送部員

放送部のみなさんからお話を聞く前に、まず「継(つぐ)」の映像を見せてもらいました。

(NHK杯全国大会が終了するまでは、公には映像作品を公開することはできませんが、鳴高生のみなさんにもどこかの機会に観てもらいたいと強く感じた力作でした。)

<創作テレビドキュメント部門 「継(つぐ)について インタビュー>

「継(つぐ)」(8分)」の映像を仕上げていく過程で、撮りためた貴重な素材を断腸の思いで切り捨てる作業を繰り返し、効果的なテロップを工夫しながら、バージョン163まで上書き編集して創り上げたのだそうです。

12月4日付け朝日新聞朝刊で掲載された記事がきっかけで、2年 山口さんが代表となり、3年 高田さん、2年 橋本さんの3名で昨年の12月から取材を開始しました。

山口さんは、戦争の話が苦手で、取材を始めた頃は、話を聞いていてつらくしんどくなったこともあったそうです。しかし、西宮市であった大空襲な空襲を経験された方々に出会い、取材を進めるうち、若い世代に戦争を残していかなければならない。お話をしてくださった皆さんの思いを止めてはいけない。お孫さんにあたる同世代の人が動いているのを知って、それぞれのやり方、新しい見方で戦争を捉え、後世に思いを継いでいかなければならないと思いが変わってきたと話してくれました。

また、橋本さんは、戦争の話を小・中学校の道徳の時間や講演会で聞いて、戦争の残酷さを知ってはいたものの、自分たちの問題として共感できなかったものが、取材を進めるうち、お話をしてくださった方々の戦争の記憶を残したいという思いを受け止め、その思いが途切れないように継げるのは私たちなのだという思いが強くなってきたと話してくれました。

そして、そんな2年生2人を見守りながら陰になり日向になり一緒に取材をしてくれたのが、3年 高田さんです。

4月からは、新入生3名も加わり、取材に同行し、編集作業にも一緒に携わって作品が完成しました。

また、作品を仕上げるにあたって、昨年度、本校卒業生の方から寄贈いただいた放送機材一式がなければ、このクオリティーの動画編集はできなかったとも話してくれました。

※放送機材一式の寄贈をいただいた件については、昨年度のブログをご覧ください。

ナル♪校長⑧ 「ステキ・鳴高放送部!」その先へ

<アナウンス部門について インタビュー>

全国大会出場を決めた3年 高田さんですが、今でも実感がないと話してくれました。

1年生のときに軽いのりで放送部に入部し、1年生はアナウンス部門しかエントリーできず、本当は朗読部門をやってみたかったのにと始めたアナウンスでしたが、「話すことが大好き」という気持ち一筋にアナウンスの技を磨いてきました。

1年生のときに7人いた部員も、1人減り、2人減り、他の3年生は引退して現在は1人になって、これでいいのか?と悩むこともあったそうですが、それでも、2年生の時に朝の放送をほぼ毎日一人で続けて力をつけ、近畿大会に出場できた経験が、今回の全国大会出場に繋がったのは間違いないでしょう。

兵庫県大会では、準決勝17位だったので追い込みは難しいなとあきらめかけていたところ、名前を呼ばれたときにはびっくりしたのだそうです。そして見事、決勝では35人中、堂々の6位に入りました。

「せっかくつかんだ全国大会の切符を無駄にしません。」と力強く語ってくれた高田さん。

全国大会のその前に、6月29日にウインク球場(姫路市)で開かれる高校野球選手権兵庫大会開会式での司会に向けて、発声を自分の「読み(アナウンス)」に生かせるよう、猛特訓の日々なのだそうです。

「継(つぐ)」の制作にあたって、取材させていただいた多くの皆さまにお力をいただき、思いを届けていただいたお陰で、放送部員が成長し、素晴らしい作品へと仕上げることができました。この場を借りて感謝申し上げます。

シン・ナル♪校長⑫ 鳴高の夜明けぜよ!

新しい生徒会執行部が誕生して早1ヶ月以上がたち、、、

かねがね意気込みを聞きたいと思いながら、なかなかタイミングが合わず、その間、すでに鳴高祭、学校説明会と大きな行事をこなし、新風を吹き込んでくれている4人からやっと話を聞くことができました。

会長 山本さん

「オンライン目安箱」を設置する。記名式にすることで、自分の意見に責任をもってもらい、その鳴高生の思いを実現していく!

副会長 河原さん

行事をメインに変えたい。人から言われたことをやるのではなく、自分たちがこれをやりたいという意見を全員で話し合って実現していく!

副会長 中田さん

先生から「あれはできない、これもできない」と言われても、逆にそれをバネにして生徒主体で学校行事を盛り上げていく!

会計長 松田さん

「オンライン目安箱」で集めた意見を公開することで鳴高生の共感を得ながら、みんなを巻き込んで鳴高の未来を変えていく!

 

1週間後に期末考査を控えながらも、鳴尾八幡神社に七夕の”笹”を取りに行ってくれた生徒会執行部。

ヤブ蚊に刺されながら、立派な”笹”を選んで切り出して、学校まで持ち帰ってくれた”笹”と一緒に、決意を込めた鳴高ポーズ♪

ここでは書き切れないほどの4人それぞれの強い思いに校長は胸熱になりながら、”やっちゃえ”鳴高!で鳴高生を巻き込み変わっていくこれからの鳴高が楽しみです♪

シン・ナル♪校長⑪ 鳴高つながる!プロジェクト 第3弾は!?

これまで鳴尾高校では、「鳴高つながる!プロジェクト」として、第1弾 武庫川女子大学、第2弾 兵庫医科大学とつながり、連携した取組みを進めていますが、この度、第3弾として、NPO法人 なごみが主催され今年7月に開講する「Machigaku~まちがく2025~」と連携した取組みをスタートします。

「Machigaku~まちがく2025~」とは、学び会うことで「まちづくり」に繋がる、新しい学校のカタチで、一人ひとりの”知りたい・学びたい”からつながり、授業を作り・学び合う場所です♪

子どもからお年寄りまで、様々な方と世代を超えて関わりが広がる場所として、鳴高生も新たな学びや気づきが生まれるきっかけになることを期待しています。

「Machigaku~まちがく2025~」について詳細はこちらをご覧ください。

 ↓↓↓

まちのがっこう2025リーフレット.pdf

 

シン・ナル♪校長⑩ 鳴高祭「常熱(じょうねつ)」

6月12日(木)、13日(金)の2日間、テーマ「常熱(じょうねつ)」のもと開催された鳴高祭!

今年の鳴高祭は生徒会執行部、生徒会事務局員、文化委員が中心となって、近年にない新しい試みが随所にある「常熱」の詰まった素晴らしい内容でした。

2日間ともにお天気にも味方され、1日目 439名、2日目 485名、のべ924名の保護者の皆さまにご観覧いただき、お子様の一生懸命な輝きを応援いただけたこと、この場を借りて感謝申し上げます。

(鳴高祭の詳細については、別にアップがありますのでそちらをご覧ください。)

 

次の写真は今朝の準備の様子です。

正門付近の飾り付け、顔ハメパネル、展示の案内板、全て鳴高生がやりたい!とアイデアを出し実現しました。

1,2年生の鳴高生のみなさん、鳴高祭の新たな伝統として継承していってください。

 鳴高祭も無事終了して週末はゆっくり... といきたいところですが、鳴高祭の「常熱」をそのままに、明日のオープン・ハイスクール、第1回学校説明会へとぶつけていきましょう!!

シン・ナル♪校長⑨ 3Dともなるくん参上!

鳴尾高校のマスコットキャラクターといえば?

鳴高生ならすぐに答えられますね。

そう、「ともなるくん」です。

これまで2Dだった「ともなるくん」が、なんと、ハンドメイド部3年生の手により、3Dになりました。

実物を見たい人は、鳴高祭のハンドメイド部の展示ブースへ!

そして、6月14日(土)の午後に実施する第1回学校説明会にも登場するそうです。

学校説明会に申し込まれた方はお楽しみに!

「ともなるくん」について知りたい方はこちらをご覧ください。

ちなみに、「ともなるくん」はウミヘビです。

シン・ナル♪校長⑧ 新星現る!

先日開催された県大会(第69回兵庫県高等学校総合体育大会 第78回兵庫県高等学校陸上競技対抗選手権大会)の男子 走幅跳で、なんと2年生の河さんが7m23の記録を打ち立て、見事優勝を果たしました。

次の写真は、神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場の巨大スクーリーンに映し出された表彰台の中央に立つ河さんと鳴尾高校の校旗が風にたなびいている様子です。

近畿大会に向けて、河さんが顧問の先生方と共に校長室を訪ねてくれたので、興味津々で色々お話を聞きました。

中学校の時には走高跳で県大会5位の成績を残していましたが、高校に入って走幅跳に転向したのだそうです。

1年生の夏に出場した阪神地区ユースでは6m58の記録で3位となり、続く県ユースでは5位でしたが、その頃から手応えを感じていたと話す様子が力強い!

2年生になって、7m8,9がベストと言われる大会で、自己ベスト7m1,2の河さんが、7m23の記録を打ち立てたときには、顧問の先生も耳を疑ったのだとか。

6月13日(金)の近畿大会(令和7年度 全国高等学校総合体育大会 秩父宮賜杯、第78回全国高等学校陸上競技対抗選手権大会 近畿地区予選会)では全力を出し切って、さらなる高みを目指してください。

シン・ナル♪校長⑦ 第12回ナレッジイノベーションアワード「高校生アイデア部門」準グランプリ

令和7年3月20日(木・祝)「第12回ナレッジイノベーションアワード」にて、本校3年生の藤原さんが「高校生アイデア部門」で準グランプリを受賞し、1学期始業式で表彰状を披露したところでしたが、今回は、本校にてクリスタルの素敵な盾を授与していただきました。

「第12回ナレッジイノベーションアワード」受賞者決定 ←こちらをクリック

「第12回ナレッジイノベーションアワード」受賞作品 ←こちらをクリック

昨年度(第11回)同部門で準グランプリに輝いた藤原さん。今回(第12回)はグランプリを狙っての挑戦でした。

もしかすると、次(第13回)こそグランプリ!を狙って3年連続の応募も考えているとか。

本日は、お忙しい中、本校まで盾をお持ちいただき、ありがとうございました。

シン・ナル♪校長⑥ 教育実習スタートです!

本日、5月22日(木)から2週間(保健体育のみ3週間)の教育実習が始まりました。

公民(公共)1名、保健体育1名、理科(化学)1名、数学2名、情報1名のフレッシュな6名です。

事前に書いてくれた「教育実習に対する抱負」にも”夢”と”希望”がいっぱい書かれていましたが、各専門部の先生からのガイダンスを終えての感想を聞くと、あらためて思いが沸いてきたと口々に語ってくれました。

校長からは、失敗を恐れず、思いっきり色んなことにチャレンジしてみて!とエールを送りました。

午後から鳴高生のみなさんと初対面♪

鳴高生のみなさんも、こちらの教育実習生の先生方を見かけたら声をかけてみてくださいね。

シン・ナル♪校長⑤ 鳴高へおいでよ!

青空が広がったある日の放課後

鳴高のシンボル、樟樹(クスノキ)の木漏れ日の下でいったい何をしているのでしょう?

答えは.....またいつか。

 

ヒント:中学生のみなさん、あなたも鳴高生になりませんか♪

シン・ナル♪校長④ 令和7年度がスタートにあたって

さあ、今日から新年度がスタートしました!

1学期始業式、校長講話では、新2・3年生のみなさんに向けて、春休み中ずっとあたためてきた、鳴高2025アクションプラン、”やっちゃえ”鳴高!Naruko High schoor Goals(NHGs)の7つのゴールについて説明し、午後からやってくる新入生のみなさんにかっこいい鳴高の先輩の姿を見せようじゃないか!!と伝えました。

02 鳴高2025アクションプラン(NHGs) .pdf

 

午後からは入学式、天候にも恵まれ、絶好の入学式日和でした。

280名の初々しい鳴高新入生のみなさん、ようこそ鳴高へ!

入学式後、お子様をお待ちの保護者の方に向けて、吹奏楽部とストリング部によるサプライズ演奏も♪

 

【令和7年度 兵庫県立鳴尾高等学校 第80回入学式校長式辞】

 少しずつ暖かくなってきた春の日射しが降り注ぎ、美しく桜が咲き誇る、そんな今日の佳き日に、兵庫県立鳴尾高等学校第80回入学式が挙行できますことを大変うれしく思います。

 まずは、ただいま入学を許可いたしました280名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。

 そして、今日までお子様方を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様方のご入学を心からお祝い申し上げます。

 さて、本校は、昭和18年、当時の鳴尾村に全国でも珍しい村立の旧制鳴尾中学校として設置され、その後、昭和25年に兵庫県に移管されて兵庫県立鳴尾高等学校となりました。平成23年には「国際文化情報学科」、平成27年には普通科に「総合人間類型」を設置し、今に至っています。

 閑静な住宅地の中にあり、落ち着いた雰囲気の中、地域の皆様に育まれ、多くの鳴高生が部活動や鳴高祭などの学校行事にも熱心に取り組み、のびのびと充実した高校生活を送っています。

 そんな鳴尾高校で、これから鳴高生となる新入生のみなさんに二つお願いがあります。

 一つは、「鳴高の主役はあなた」であり、「在りたい自分」、「在りたい鳴尾高校」は誰かが用意してくれるものではないので、あなたが創っていって欲しいということです。

 みなさんの先輩たちは、「真面目」で「素直」、「受け身」で「言われたことはきちっとできる」人が多いという印象をもっています。これまでの時代に求められてきた力であれば、申し分ありません。

 しかし、これからの時代に求められるのは、「問題発見能力」があり、「的確な予測」を立てることができる、「革新性(イノベーション)」のある人材です。

 それらの力を、鳴尾高校で過ごす3年間の学びをとおして、あなた自身が、困難に立ち向かい、悩んで、あがいて、もがくなかで培っていってください。

 中学校までは、誰かが、あなたが気づいていないところで、あなたが困らないよう先回りをして手を貸してくれていたかもしれません。これから鳴高生になるあなたは、本校の校訓である、「自律(つまり、他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること)、「創造」(つまり、これまでになかったものを新しく創り出すこと)のもと、日々の授業はもちろん、教育活動全般において、あなた自身がしっかり考えをもち、主体的に行動していかなければなりません。

 二つは、鳴高には普通科、普通科・総合人間類型、国際文化情報学科があることを活かし、それぞれの多様なカリキュラムや特色ある学びを互いにリスペクトし、刺激し合って成長していって欲しいということです。

 特に、国際文化情報学科がある鳴尾高校でしかできない、グローバルな視点での学びの機会をどんどん活用してください。特に、普通科のみなさんはアンテナを伸ばし、意識して取組んでいきましょう。

 また、普通科・総合人間類型で育む、「コミュニケーション力」、「リーダーシップ力」、「自ら学ぶ力」といった人間力を磨く学びを、普通科一般クラスや国際文化情報学科のみなさんも共有し、「絆」を深め、他者と協力・協働しながら「在りたい未来」を実現していける人材になってください。

 今、みなさんはスタート地点に立ち、これからの「未知」なる高校生活に期待と不安がいりまじった思いでしょう。

 「一歩踏み出した瞬間に未知は道となる」

 「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながります。これからの高校生活、まず一歩を踏み出してみるということを覚えておいてください。本校教職員は、そうしたみなさんの学び、成長を精一杯サポートしていきます。

 そして、保護者の皆様、私たち教職員一同、全力でお子様方の教育に取り組んでまいります。お子様の確かな成長に向けて、学校と家庭が互いに手を取り合い、同じ歩調で歩んでいくことが大切と考えております。どうか本校の教育活動にご理解をいただくとともに、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、ご多用の中ご臨席賜りましたご来賓の皆様に改めて感謝申し上げます。

 これから新入生の皆さんが、本校で素晴らしい3年間を過ごすことができますことを心から祈念して、入学式の式辞といたします。

 

令和7年4月8日

兵庫県立鳴尾高等学校長 切原 賀子

シン・ナル♪校長③ 学科&類型入学前オリエンテーション

入学前オリエンテーションを国際文化情報学科、普通科総合人間類型で先行実施しました。

入学前の初登校に緊張した面持ちの新入生のみなさんでしたが、学科、類型の先輩鳴高生がやさしく笑顔で新入生のみなさんをフォローしてくれて、だんだんと打ち解けていました。

<国際文化情報学科「イングリッシュセミナー」の様子>

4チームに分かれて、先輩の鳴高生から自己紹介の後、

・春休みに準備してきた”The Peach Boy"(英語版の「桃太郎」)小道具を用いながら発表

・辞書の使い方

・本稿ALTによる英語を使った活動

と進んでいくうちに、すっかり鳴高生らしくなっていました。

<総合人間類型新入生オリエンテーション>

オリエンテーションの準備をする総合人間類型の先輩たち、力が入っています。

類型での学びや類型担当教員紹介の後、

生徒活動発表では、この春休みに福島に絵本を届けた「ももりん文庫」の発表や、

3月にナレッジイノベーションアワードで2年連続全国準優勝に輝いた作品のプレゼンテーション、

そして、場所を移動して、類型の先輩たちが新入生のために創意工夫した各種ゲームを全員で楽しむと、すっかり最初の緊張はどこへやら、大盛り上がりでした。

さて、明日は入学式です。3月入試で合格した新入生も加わり、280名の新入生がそろいます。

新入生のみなさんに出会うのを楽しみにしています♪

シン・ナル♪校長② 新入生登校日の様子

いよいよ来週となった入学式を控え、新入生(80回生)がやってきました♪

今回は保護者の方はおられないので、一人で制服受領、物品購入、諸費納入と緊張した面持ちながら、しっかりとこなしていきます。

そして、制服や教科書など購入した物品を手に体育館へ。

事前指導では、生徒会執行部の鳴高生から、鳴高の歴史と伝統についてお伝えしました。

そして、校歌練習では、大勢の軽音楽部の鳴高生がステージにあがり、まずは新入生のみなさんに校歌をお披露目♪

そして、新入生をぐるっと囲い、一緒に校歌練習♪

初めて鳴高の校歌を聴いた新入生のみなさん、4月8日の入学式から歌ってみてくださいね。

シン・ナル♪校長① 校長より新年度のごあいさつ

本日、令和7年4月1日、16名の教職員を迎え、こころ新たな新年度のスタートにあたり、本校HPの校長挨拶を更新しています。

令和7年度校長挨拶 ←こちらをクリックしてご覧ください

鳴高生の取り組みは、「シン・ナル♪校長」にリニューアルしてお届けします。

また、校長メッセージ「D.A.F.鳴高!」は「”やっちゃえ”鳴高!」にリニューアルして、鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、それぞれへ毎月1日(4月号は4/8)を目処に発行していきます。

令和7年度も、鳴高生のためになることであれば、なんでも、

すぐやる! 必ずやる! できるまでやる!をモットーに行動していきます。

鳴高の”今”に期待していただくとともに、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

令和7年4月1日 校長 切原 賀子

ナル♪校長㊳ 福島に絵本を届けよう!

令和7年3月24日(月)から26日(水)までの2泊3日の行程で、総合人間類型の1年生4名と引率の先生が「福島に絵本を届けよう!」というプロジェクトで福島県を訪問しました。

二日目、福島市役所を訪問し被災体験や復興の現状についてお話をうかがい、福島市長様へももりん文庫で集まった絵本の贈呈をさせていただきました

三日目、ふくしま中央認定こども園を訪問し、子どもたちに絵本の読み聞かせや手遊びで交流し、その後、震災遺構 仙台市立荒浜小学校に訪問してから帰着の予定でしたが、なんと福島県、宮城県では暴風が吹き荒れ、新幹線が運行中止、高速道路が通行止めになり、荒浜小学校の訪問は叶わず、飛行機も飛ばなかったため、丸1日遅れて昨日27日(木)に兵庫県へ戻ってきました。

この間、福島市の皆様には大変お世話になり、市長様から感謝状、紙芝居「ふくしまの記憶」、福島市観光PRキャラクター”ももりん”、「東日本大震災・原発事故からの福島市復興のあゆみ」の冊子を頂戴しました。

特に復興のあゆみをまとめた冊子は残部が少ない中、せっかく甲子園球場の近くから来てくれたのだからと分けていただいたと聞いています。

その模様は、地元紙で掲載していただいたのだそうです。

また、仙台駅で途方に暮れていたところをインタビューを受け、地元のテレビ局で放送されたのだとか。

頂戴した諸々は、校長室で展示・保管し、これからも鳴尾高校で共有していきます。

今回お世話になった福島市の皆様、本当にありがとうございました。

ナル♪校長㊲ 3学期終業式からの合格者説明会

3月は学力検査をはさんだこともあり、1,2年生全員が久しぶりに一同に会した今日、3学期の終業式を行いました。

終業式での「学校長式辞」では、これまで発行した「D.A.F.鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」12月号から3月号を振り返りながら、鳴尾高校の「口コミ」について考えてみました。

12月号 (鳴高生).pdf R7 1月号 (鳴高生).pdf R7 2月号 (鳴高生).pdf R7 3月号 (鳴高生).pdf

校長自身は実際に「口コミ」を見たことはありませんが、PTAの方や、先生方からお聞きすると、それはひどい内容なのだそうです。

その中でも多いのが、①「鳴尾高校は課題が多い」、②「自由がない、厳しい、堅苦しい」といったものなのだとか。

①について、「口コミ」の理由を考察してみると、

▇ 長期の休みは勉強から解放されて楽しく過ごしたいのに、課題の提出と課題考査がストレスになる。

▇ 塾の宿題もしないといけないから、キャパオーバーでアップアップする。

といった意見が大半を占めると思われます。がしかし、

▢ 学習面でスタサプの到達度テストや模試で自分の課題はちゃんと把握できている。自分にあった学習(=自己調整学習)を進めたいので、一律に出される課題は自分には必要がない。

という鳴高生もいるかもしれません。 (←であったら頼もしいとの期待も込めて)

そんな鳴高生にとって”与えられる課題”は必要ないとしても、一方で課題を必要としている鳴高生もいるわけですから、課題や課題考査を無くしてしまうというのは時期尚早でしょう。

鳴高の先生方は、親切で丁寧、先回りして課題を出し、ちゃんと課題の提出ができているか確認し、提出のない鳴高生には声をかけ、課題考査を作成して実施・採点しと手間を惜しみません。

(校長としてはもっと突き放してもよいのになと思ってしまいます。)

課題は出しても、やるかやらないか当人の自由。やらずに力がつかなければそれは自己責任。

②について「口コミ」の理由を考察してみると、

▇ 県西宮や市立西宮東は私服で自由そうでいいな。一方、鳴高は靴下の色や髪留めのシュシュ等の規制があって自由がない。

といったところでしょうか。

でも考えてみてください。文句を言うのはそこではなくて、靴下の色や髪留めのシュシュ等の規制がないと自分で判断ができない、信頼されていないことに怒るべきなのではないでしょうか?

あなたにとって、”在りたい鳴高”とは? それを実現するためには?

あなたの思いや提案を匿名の「口コミ」ではなく、生徒会執行部や意見箱に届ければいいじゃないですか?

校長室も開放しているので、いつでも鳴高生が話に来てくれるのを待っています。

さあ、明日から春休み。

今日は午後からの合格者説明会で、4月から新しく鳴高生になる280名のみなさんとその保護者の皆様が来校されます。

4月、夢や希望を胸に入学してくる新入生のみなさんが、新2,3年生の鳴高生を見てあこがれる、そんな先輩になるべく、春休みを有意義に過ごしてください。

といったことを伝えました。

<午後からの合格者説明会の様子 @本校体育館>

 

ナル♪校長㊱ 第77回 卒業証書授与式

多数のご来賓や保護者の皆様にお祝いしていただき、第77回 卒業証書授与式を無事に挙行することができました。

思い返すと、校長が4月に着任して以来、一番たくさん校長室を訪ねてきてくれたのは3年生(77回生)のみなさんでした。

この1年間、各部活動や鳴高祭、体育大会等々の行事をはじめ、鳴高を引っ張ってきてくれたのも3年生(77回生)でした。

その3年生(77回生)が卒業式の後、3年生の先生方にサプライズで「旅立ちの日に」を贈りたい!と企画し、ほとんどの3年生が自宅学習で学校に登校していなか連絡を取り合い、企画を進めてきました。

当日は、集まって練習することが叶わなかったにも関わらず、心ひとつに、大合唱で「旅立ちの日に」を歌い上げました。

その歌声は校舎にも響き、ふっと気づけば、窓には聞き入っている2年生の姿が♪

最後は3年生の先生方と一緒に記念撮影。これも予定外のサプライズ♪

 

【令和6年度 兵庫県立鳴尾高等学校 第77回卒業証書授与式式辞】(抜粋)

 ただいま卒業証書を授与いたしました77回生292名の皆さん、卒業おめでとうございます。

 また、今日の卒業の日まで、皆さんを支え励ましてこられたご家族の皆様も、さぞやお喜びのことと思います。

 保護者の皆様には、お子様にとって大切な3年間を鳴尾高校に託していただき、これまで本校の教育活動にご支援・ご協力を賜りましたこと、心から感謝し、重ねてお祝いを申し上げます。

 さて、77回生の皆さん、私が鳴尾高校に校長として着任し、初めて皆さんと出会った1学期の始業式で、RADWIMPSが歌う卒業式の定番ソング「正解 - 18FES ver.(せいかい じゅうはちふぇすばーじょん)」の歌詞の一節を紹介したことを覚えているでしょうか?

  あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ だけど明日からは

 この歌詞にある「あぁ」には、どんな思いが込められていると思いますか?と皆さんに問いましたね。

 私は、感心して褒めたたえる感嘆の「あぁ」ではなく、残念に思い嘆いている「あぁ」なのではないか? 新学習指導要領がスタートした初年度に鳴尾高校に入学し、この3年間、「自立 創造」の理念のもと、「鳴尾力」を鍛え、新しい時代を切り拓いていくための学びを深めてきた皆さんなら、「あぁ」と嘆く必要もないですよねと伝えていました。

 さて、77回生の皆さん、この3年間を振り返ってみたとき、あなたはどんな思いを「あぁ」に込めるのでしょうか?

 この歌の続きは、

 僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで

 次の空欄に当てはまる言葉を 書き入れなさい ここでの最後の問い

  「君のいない 明日からの日々を 僕は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」

 制限時間は あなたのこれからの人生

 解答用紙は あなたのこれからの人生

 答え合わせの 時に私はもういない

 だから 採点基準は あなたのこれからの人生

  「よーい、はじめ」

 歌詞では「君のいない 明日からの日々を 僕は/私は きっと」のあとに回答欄が続いています。さて、あなたはどんな答えを書くのでしょうか?

 77回生の皆さんが鳴尾高校で過ごしてきた3年間を振り返ったとき、毎時間の授業、鳴高祭、体育大会、修学旅行、海外研修旅行、部活動、休み時間のたわいもないおしゃべり、登下校の景色、その全てが鳴尾高校での学びであり、これから踏み出していく未来への地固めでもありましたね。

 『一歩踏み出した瞬間に未知は道となる』

 「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながっていきます。

 加えて、創立81年の伝統ある鳴尾高校は、これまで26,564名の卒業生を輩出し、諸先輩方が各界で活躍されています。きっとあなたが進む「道」のどこかで力になっていただけるはずです。

 皆さんは、「桃太郎」という寓話を知っていますね。お爺さんとお婆さんに「鬼ヶ島へ行って悪い鬼を退治してきます。」と宣言した桃太郎に、お婆さんはきび団子をつくって持たせます。鬼ヶ島へ出かける道中、その携えたきび団子を活用してイヌ、サル、キジを仲間に引き入れていき、桃太郎、イヌ、サル、キジというアベンジャーズがそれぞれの強みを活かして鬼退治をするというお話です。

 本日、ここ鳴尾高校を巣立ち、これから自分の手で創りだしていく未来を「鬼ヶ島での鬼退治」に例え、私から77回生の皆さんへ「きび団子」として「アントレプレナーシップ」に含まれる3つの要素を贈ります。

 一つは、課題に対して前向きに向き合う『姿勢』です。

 「~だからできない」「現状はこうだから仕方ないよね」というできない理由を探すのではなく、「課題を解決するために、自分に何ができるだろうか?」と向き合い、できることに目を向けるということです。

 二つは、自分のもっているリソースにとらわれない『思考』です。

 自分には知識やスキル、経験が「ないからできない」とあきらめるのではなく、それなら新しい知識を学んでみよう、スキルをもつ人と組んでみよう、「こうやったらできるんじゃないか?」と様々な手段を模索してみるということです。

 三つは、失敗を前提に行動し、失敗から生み出す『学び』です。

 これまでの教育は、答えがある問いばかりを教わり、間違わないこと、失敗しないことが求められてきましたが、「アントレプレナーシップ」では、答えのない問いに挑戦し、失敗することこそが学びです。失敗を恐れず、いろんな方法でやってみて、うまくいかなければ、「どうしたらできるか?」、また違う方法でトライしてみるということです。

 ①課題に対して前向きに向き合う「姿勢」、②自分のもっているリソースにとらわれない「思考」、③失敗から生み出す「学び」、この3つのきび団子を手に、わくわくと力強く一歩を踏み出していきましょう!

 

 THIS IS YOUR LIFE. 

 これは あなたの 人生です

 DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN. 

 自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。

 IF YOU DON’T LIKE SOMETHING, CHANGE IT.

 何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。

 

 Good luck to you あなたに幸あれ

 

令和7年2月28日

兵庫県立鳴尾高等学校長 切原 賀子

ナル♪校長㉟ ほんわかするお話♪

昨日、鳴尾高校に素敵なお花が届きました。

聞いてみると、本校の先生が帰宅途中に具合の悪くなった方を救助し、そのお礼として贈ってくださったのだとか。

せっかくなので、今朝の職員打ち合わせでエピソードとともに先生方にご披露したところ、朝から笑顔でほんわかした気持ちになりました。

先生だけでなく、鳴高生も地域の方がが困られているときには声をお掛けし、お助けする場面があり、私が着任してからこの1年だけでも度々お礼のお電話をいただいたり、青愛協の集まりで教えていただくことがあります。

本校のスクール・ミッションにもあるとおり「他を思いやる豊かな心」をこれからも鳴尾高校で育てていきます!

素敵なお花をありがとうございました。

ナル♪校長㉞ 2025 ひょうご安全の日のつどい

阪神・淡路大震災30年となる節目の年となった令和7年1月17日(金)は、本校においても震災追悼行事を実施しました。震災でお亡くなりになられた方々とそのご遺族に対して謹んで哀悼の意を表し、生徒会長から全校生徒に向けてメッセージを伝え、黙祷を捧げました。

同日、8月に「福島合宿チームHYOGO」の一員として福島県を訪問した総合人間類型1年7名のうち5名の鳴高生が、HAT神戸で開催された「ふくしま学習チームHYOGO」のブースに鳴尾高校を代表して参加しました。

「福島の思いを繋ぐ」をテーマにしたテントでは、福島県産物(お米、あおさ、鰹フレーク、小名浜せんべい)の販売だけでなく、「ふくしま学習チームHYOGO」の活動の展示や、仁川学院から参加した高校生による能登半島の物販(ポテチ、塩サイダー等)を販売をしたそうです。

多くの方から声をかけていただき、福島県の物産は大盛況で昼前には完売してしまったのだとか。

ブースをのぞいてくださった方々に、福島県で撮影した浪江町立請戸(うけど)小学校の写真も見てもらいながら、8月の体験をしっかりと繋げることができました。

他にも60近くのブースが出展され、物販の合間に他のブースをのぞいて様々な方と交流し、絆を深め、震災について思いを共有しました。

人と防災未来センターにお越しになった天皇陛下の車列に遭遇したことも大切な思い出の一つになったそうです。

今年3月には、ももりん文庫で集まった絵本と募金を持って、代表の4名が再び福島県へ訪れることになっています。

「ももりん文庫」についてはコチラをクリックしてください。

 

ナル♪校長㉝ 令和7年度から兵庫医科大学との高大連携協定がスタート

令和7年1月16日(木)、本校校長室において、兵庫医科大学と本校との高大連携協定の締結を行いました。

これにより、令和7年度から、兵庫医科大学と本校との高大連携行事がスタートすることが正式に決まりました。

兵庫医科大学の連携校(2025~2027年度の3年間)となることで、高大連携プログラムや兵庫医科大学病院における見学会に参加できるようになります。

医療看護系に将来進みたいと考えている鳴高生のみなさん、楽しみにしておいてください。

また、本校における探究活動においてもご支援をいただけることになっています

兵庫医科大学の皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。

ナル♪校長㉜ 3学期始業式にて

鳴尾高校では本日から3学期がスタートし、久しぶりに校舎内に鳴高生の声が響いています。

3学期始業式は全学年が体育館に集合して実施することができました。

全学年が一堂に会するのもこれが最後となります。

始業式の「校長式辞」では、年末 令和6年(辰年)を振り返り、年始 令和7年(巳年)をどんな年にしたいのか、それぞれに夢(見通し)を描きましたか?と問いを投げかけ、その夢を忘れてしまわないよう、何かに書いておくことをおすすめしました。

校長の新年にあたっての夢は、鳴高生一人一人、あなたが主役の鳴高にしたい。そのために、「在りたい鳴高」「在りたい自分」を実現するために、そして、今、あなたが思い描いている夢をかなえるために自分が何をしないといけないのか考え、「まず行動」「宣言する」「周りに頼る」して実現していって欲しいと伝えました。

合わせて、その一例として鳴高生の素敵なエピソードを紹介しています。

※エピソードの詳細は省略します。

校長から鳴高生のみなさんに伝えて考えてもらいたいことは、「D.A.F.鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」に書いているので、最新号の1月号もスタサプでチェックしてくださいとお願いし、最後に、鳴高での生活も残りわずかな3年生に向けてエールを送りました。

さあ、2025年、素敵な鳴高をみんなで創っていきましょう!!

ナル♪校長㉛ 2学期終業式にて

12月に入ったと思ったら、あっという間に2学期終業式を迎えました。

全国的にもインフルエンザが流行中ですが、もれなく鳴高でも・・・。

体育館で一同に集まり受験を控えた3年生に感染が広がってもいけないので、急遽、オンラインに切り替えての実施となりました。

終業式での「学校長式辞」では、これまで発行した「D.F.A鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」から、令和6年を一緒に振り返りながら、校長メッセージに込めた思いを伝えました。

5月号 (鳴高生).pdf6月号 (鳴高生).pdf7月号 (鳴高生).pdf

9月号 (鳴高生) .pdf10月号 (鳴高生).pdf11月号 (鳴高生).pdf

12月号 (鳴高生).pdf

そして、「振り返り」だけで終るのではなく、振り返ったことを、令和7年(巳年)どんな年にしたいのか「見通し」に繋げていこうと伝えました。

終業式の後の表彰伝達では、表彰状等を校長から手渡して頑張りを披露し、みんなでその成果を讃えました。

全国や近畿の大会につながっていくものもあり、口頭での披露も合わせるとかなりの数の表彰があって、さすが鳴高生!!

兵庫県高等学校空手道新人大会、男子団体組手ベスト8で近畿大会に挑む空手道部、男子団体組手7名(野口さん、原さん、松田さん、中山さん、竹谷さん、河原さん、井上さん)には、壮行会をしてエールを送ることができました。

国際文化情報学科1年生で実施したレシテーションコンテスト優勝者の廣本さんが堂々とスピーチを披露してくれました。

さて、明日から冬休み。3年生の中にはこれからが受験本番で年末年始どころではない人もいますが、それぞれに素敵な年末年始でありますように。

そして、3学期の始業式、鳴高生の笑顔に出会うのを楽しみにしています。

 

ナル♪校長㉚ 鶴と亀とはおめでたい♪

放課後の校長室に総合人間類型2年生の藤田さんと濱口さんが訪ねてくれました。

ん?手には何やら素敵なものが。

聞けば、総合人間類型の2年生では、毎年、祝い箸を作り、甲子園浜にある介護老人保健施設 シルバーコースト甲子園にお持ちするのが恒例になっているのだそうです。

鶴と亀の折り方は自分たちでパソコンで調べ、類型の2年生みんなで楽しくわいわいと約340膳の折り紙を折り、代表の2名がシルバーコースト甲子園にお持ちして、大変喜んでいただけたのだとか♪

その報告も兼ねて、校長先生にもどうぞと持ってきてくれました。

嬉しいですね。お正月に使うのが楽しみです♪

ナル♪校長㉙ 近畿、全国に羽ばたく鳴高生!

寒風が吹くなか、新たな横断幕が掲げられました。

(左) 美術部 角田悠太さん

第48回兵庫県高等学校総合文化祭美術・工芸部門展 立体造形部門で特選を受賞していましたが、この度、正式に令和7年度全国高等学校総合文化祭美術・工芸部門で兵庫県代表として作品を出品することが決まりました。

詳細は こちらのブログ をご覧ください。

(右)空手道部 男子団体組手

12月24日~26日、ジェイテクトアリーナ奈良で開催される、第44回 近畿高等学校空手道大会に出場します。鳴尾高校は26日に試合があり、24日の終業式後に壮行会を行います。

全力で戦ってきてください。頑張れ、空手道部!

ナル♪校長㉘ アントレプレナーシップって??

「アントレプレナーシップ」という言葉をご存じですか?

日本語にすると「起業家精神」「起業家活動」と訳されます。

校長メッセージ「D.A.F.鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ」7月号でも紹介しています。

(参考)7月号 (鳴高生).pdf

今年度、兵庫県の「若年層向けアントレプレナーシップ教育プログラム導入事業」に手を挙げ、2学期の特別編成時間割の中で、1年生全員を対象に、12月9日(月)、12日(火)、16日(月)の3日間(各2時間)、株式会社ガイアックスの方々をお招きして「ひょうご起業ゼミ」(6時間)を実施することになりました。

事前に1年生のみなさんには資料や株式会社ガイアックス関連のURLをお知らせして準備をして迎えた初日の9日(月)、とてもとても寒い体育館でしたが、まずは高校生目線で「どんな困りごとがあるか?」をグループワークで話し合いながら、私たちが普段使う商品やサービスは『身の回りの困りごと』から生まれることに気づき、世の中にどのような社会課題があるかを洗い出しつつ、その中で解決したい!と思えるものとその理由を考えていきました。

次回までに「自分が興味のある領域にどのようなスタートアップがあるか5社調べる」という宿題(ストレッチゴール)が出ています。

さあ、2日目のプログラムに向けて、リアルな課題に本気で取組んでいきましょう!

ナル♪校長㉗ ビブリオバトル兵庫県大会2024準優勝!

ビブリオバトル兵庫県大会常連校!

しかも、ここ3年は、優勝又は準優勝を勝ち取ってきた鳴尾高校!

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今年度、準優勝に輝いた普通科2年生の阿部さんもなかなかの逸材だと噂に聞き、これは是非お話を聞いてみたいと校長室でインタビューをお願いしたところ、想像を遥かに超えた話が聞けたのでご紹介します。

Q1 ビブリオバトルに参加しようと思ったきっかけは?

A1 2年生になってじゃんけんで図書委員に選ばれ、図書委員は全員ビブリオバトルに参加しないといけないと聞いたときはビックリしました。

Q2 これまで本を読む機会はあったの?

A2 幼稚園の頃から、遠方に住んでいる祖母から毎月1冊、3歳上の兄の分も合わせると毎月2冊の本が送られてくるようになり、小学校卒業まで続きました。途中から3歳上の兄の分も私が読むようになり、幼稚園の時から読み仮名がふってあれば読めたので、遊び道具=本でした。中学生からは大人向けの本も読むようになり、読書量は増していきました。

Q3 なぜ、発表する本として「コンビニ人間」を選んだの?

A3 芥川賞を受賞していて知名度が高かったのと、(聞き手の)興味を引きやすいと思ったからです。

(ここであらすじを説明してもらうと・・・。あらすじを聞いただけで思わず「コンビニ人間」という本を読んでみたい!と引き込まれてしまうほど、無駄のない的確な表現に感心しました。)

Q4 指導にあたった先生から、全く原稿を書かずに発表していたと聞いたけど本当?

A4 コピー用紙に5個の要素を書き出し、しゃべるときに原稿があると機械的になってしまい、感情(気持ち)がのりにくいので、その都度何をしゃべるか考えていました。(時間の調整は)時計を見ながら4分になればしめに入るよう時間調整をしていました。これは中学校のとき生徒会でみんなの前で話をするときにも原稿を用意せずしゃべっていたことが生かされたと思います。

Q5 ビブリオバトル兵庫県大会2024はどうでしたか?

A5 予選C組の1番手で発表した人のセールストークが上手く、すごいと思いました。

決勝(5名)では2,3番手がいいなと思って引いたくじが1番手だったので残念でしたが、予選のときには言えなかったことを入れて発表することができたので満足しています。

(決勝で入れた内容についての詳細は控えますが、「名前がついてない人はマイノリティーなのか?」という阿部さんの言葉と感性にハッとさせられました。)

Q6 来年、ビブリオバトルに挑戦する後輩に向けてメッセージをお願いします。

A6 堂々とすること! 話がとんでも、堂々と大きな声で話すこと! 自信をもって、胸を貼って!

このメッセージを、来年、ビブリオバトルに挑戦する後輩のみなさんに伝えていきます。

 

ナル♪校長㉖ 高大連携の新しいカタチ

今年度、武庫川女子大学との教育活動に関する連携が6月からスタートし、武庫川女子大学の中央図書館を鳴高生及び本校の教職員が自由に活用させていただけるようになったのを皮切りに、他にはない鳴高オリジナルの高大連携を進めています。

例えば、

✅ 「総合人間Ⅱ」の授業で普通科総合人間類型で学ぶ2年生が武庫川女子大学の中央図書館を訪問

  科目「総合人間Ⅱ」の授業風景についてはこちらをクリック

 ✅ 沖縄修学旅行の事前学習として、武庫川女子大学のメディアホールにて映画「島守の塔」を鑑賞するなど「平和学習」を実施

  「平和学習」の様子についてはこちらをクリック

さらに、部活動において、大学とのコラボ企画がスタートしています!

今年度については、モデル事業として、女子バスケットボール部、野球部から始めています。

【女子バスケットボール部】

▶本校と武庫川女子大学施設の共同利用  

▶武庫川女子大学のトレーニングルームの使用

【野球部】※現在、調整中のものも含む

▶からだ作り(栄養などの食事面)における、武庫川女子大学からの専門家派遣

▶本校野球部生徒に対して、武庫川女子大学によるセミナーの実施

 アスレチックトレーナーの派遣、メンタルトレーニング 等

12月5日(木)には、武庫川女子大学から健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科 准教授の中堀 千香子 様とアスレチックトレーナーの方にお越しいただき、野球部の練習を見ていただいた後、本校野球部監督と今後の打合せを行いました。

ナル♪校長㉕ 「佐野菜見展」は、...。つづく

『佐野菜見展』西宮会場は終了しましたが、「SNSにて、正門に設置した「笹」に感激したというポストが何件かあり、”佐野菜見ファン”の方にはたまらない演出になった」と主催者の方からお聞きしたので、正門の「笹」は今しばらくそのままにしています。

『佐野菜見展』西宮会場の宣伝として、本校正門横掲示板に設置していたパネルと、「複製原稿付きパネル企画」西宮市内9カ所で実際に使用された複製原稿を共同印刷様のご厚意で本校に提供いただきました。

せっかくなので、校長室に、佐野菜見さんの代表作「坂本ですが?」全4巻、「ミギとダリ」全7巻、新聞記事とともに、メモリアルコーナーを設置しています。

鳴高生のみなさんは、自由に佐野菜見さんの作品を手に取ったり、新聞記事を眺めたりできるコーナーとなっています。併せて、放送部が制作した映像作品も鑑賞できます。

 

鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、ぜひ校長室をのぞいてみてください♪

ナル♪校長㉔ 鳴尾高校から全国へ!?

先日、【美術部】から紹介があったとおり、第48回兵庫県高等学校総合文化祭美術・工芸部門展に出品していた、美術部2年8組角田さんの作品が、立体造形部門で特選を受賞しました。

【美術部】全国大会出場へ! ←そのブログはこちらをクリック

同じく出品候補者として選ばれた14名のうち、「阪神丹有」からは、なんと1名のみという快挙です!

そこで、角田さんに制作秘話やら、いろいろインタビューしてみました。

中学校から美術部に所属し、鳴高の美術部1年生までは絵画の作品を製作していたそうですが、2年生になり鳴高祭で巨大な恐竜の絵を描いたこと、これまでやっていなかった立体にも挑戦したくなったことがきっかけで、なんと鳴高の廃棄していた段ボールのみを使い今回の作品を制作したのだそうです。

まずは、石粉粘土で原型を作り、段ボールで試作を作るところから。

薄い段ボールを加工しやすいようにたたいたり、丸めたりたり、縛ったりして整形し、恐竜の皮や鱗は厚い段ボールをはいで細部までディティールにこだわり表現しました。

制作にあたっては、2年主任の先生に段ボールアーティストを紹介してもらい、美術部顧問の先生と展覧会に足を運んで情報を集めたのだとか。

そして、実際の作り方はYouTubeを参考にしたのだそうです。いまどきです!

その実物を美術室に観に行くと、ほぼ男子高校生と同じ大きさ!

(美術部部長の2年生 松本さんとともに記念撮影)

正面から観るともちろんすごい!のですが、

背面にもこだわっていて、まさに360度全方向からすごい!

恐竜の卵の中の子恐竜は割箸で固定しているのだそうです!

 

 親恐竜の表情がなんとも豊かで、私には笑っているように見えました♪

あまりの大きさと、細かい所まで一切手を抜かず段ボールのみで表現している様子に関心しながらカメラのシャッターを切っていたら、表彰状と共に写真を撮るのをうっかり忘れるところでした。

来年度開催される、第49回全国高等学校総合文化祭(2025香川大会)が楽しみですね。

それまで大切に作品を保管していきましょう。

ナル♪校長㉓ 「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画スタート!

いよいよ、来週にせまってきました!『佐野菜見展』西宮会場

日時 令和6年10月30日(水)~11月10日(日) 午前10時から午後6時まで

会場 西宮市立市民ギャラリー(第3・第4展示室)

本校、正門外の掲示板でも絶賛広報中です!(第1巻 P44掲載)

この機会に、「坂本ですが?」で描かれた西宮市と鳴尾地域そして、学文高校の舞台となった鳴尾高校の各所を巡ってみませんか? 

ということで、次の2つの企画が同時開催されています。

✅SNS投稿キャンペーン by『佐野菜見展』西宮会場 

『『佐野菜見展』西宮会場の開催を記念し、「坂本ですが?」の舞台のモデルとなった西宮市9カ所にて、パネル&複製原稿が展示されています。「#佐野菜見展」のハッシュタグをつけて、XもしくはInstagramに「告知パネル」または「告知複製原稿」の写真を投稿すると、西宮会場来場の際に、「坂本ですが?」オールスターキャラ特製ペーパーがプレゼントされるそうです。

詳しくはコチラから

そして、本校でも放送部が準備を進めてきたのが、

✅「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画 by鳴尾高校放送部 

「坂本ですが?」の作品内に登場する学文高校(鳴尾高校)の各場面を紹介した複製原稿が校内6カ所にフォトスポットとして設置されています。タブレットやデジタルカメラで撮影できます。

フォトスポットにあるスタンプラリーで全スタンプをコンプリートすると記念品が贈呈されるのだとか!

10月26日(土)にオープン・ハイスクールで来校させる中学生や保護者の皆さまにも撮影やスタンプラリーを楽しんでいただく予定です♪

(ただし校舎内は立ち入り不可となっております。)

ナル♪校長㉒ 「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に挑戦して

令和6年9月22日(日)  なるお文化ホールで開催された「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に参加して、鳴高2年生5名のチーム「なぜか半分しましま」のプレゼンを見届けてきました。

思い返せば6月、西宮青年会議所の鈴木様がこの企画の説明に来校されたところからが始まりでした。

設定テーマは「西宮市×観光 ~西宮に観光客を勧誘しよう~」

鳴尾高校でも参加して挑戦してみませんか!と鳴高生の皆さんに呼びかけたところ、ちょうど、2年生の総合的な探究の時間で「地域社会」をテーマに探究活動をしている5名が名乗りを上げてくれて、6月の高校生事前説明会を経て、7月から3カ月にわたる「答えのない問いに挑戦してみないか」がスタートしました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑯」参照

7月下旬から8月下旬、夏休み期間に2回、西宮市青年会議所の現役社会人の皆さんが、多数、本校にお越しくださり、作成しているプレゼンについて様々な角度から意見をいただき、検討・協議の機会がありました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑱」参照

その後も、西宮商工会議所の方からいただいた意見をもとにプレゼン資料を修正し、当日のプレゼンに向けてリハーサルをして、プレゼン本番に向けて準備をしてきました。

当日は、なるお文化ホールという大舞台で、緊張しながらも、堂々とプレゼンを披露!

審査員の方からの質疑応答↓

西宮市内の公立高校、西宮北高校(2チーム)、鳴尾高校(1チーム)、西宮香風高校(2チーム)、市立西宮高校(1チーム)、西宮今津高校(1チーム)の5校7チームが参加し、最優秀賞は西宮今津高校、優秀賞2校は西宮香風高校2チームという結果でした。

残念ながら入賞はなりませんでしたが、挑戦した2年生5名は、準備をしてきた3カ月、そしてプレゼン本番当日の他校の高校生の発表を見て、やってみなければ分からないたくさんの学びを得たと思います。

西宮市長様から「社会課題をビジネスチャンスにしている。」と講評いただいたように、西宮市北部地域の活性化と保護犬の問題を掛け合わせた「探究」を進めることができました。

(株)Strobolights 代表取締役の羽田様が講評で語られた、

今回の企画では、中身とプレゼンが大事!

①自分たちが何が言いたかったのか? それを意識して伝えることができたか?

②何を課題として×打ち手の関係性、論理的なつながり、その際に数字による検証ができているか?

「高校生の学びは、社会に出てからの地固め」という言葉を、鳴高生のみなさんにも伝えたいと思わずメモしました。

参加した2年生 チーム「なぜか半分しましま」の5名のみなさんには、この経験をこれで終わりにせずに、次に繋げていって欲しい。そして、他の鳴高生、特に普通科のみなさんに伝えていってくれることを期待しています。

プレゼン大会の最後に、この企画の中心となって進めてこられた、西宮市青年会議所の鈴木様から熱い思いと共に閉会の挨拶があった後、6月の高校生事前説明会、7~8月の交流会、9月22日の当日の様子までを写真、動画で振り返る映像が流れ、各校参加者の名前のテロップと共に2年生5名の写真が出てくると、この3か月間の様子が思い返され、校長はぐっとこみ上げるものがありました。

このような機会を創ってくださった、西宮青年会議所の鈴木様はじめ、会員の皆様には感謝の思いでいっぱいです。

これからも、鳴尾高校と何らかのカタチで繋がっていただけたら有難いです。

ナル♪校長㉑ The principal is making her debut at English Lunch.

 4月にスタートしてから大人気のEnglish Lunch.!

英語の苦手意識が克服できず、何かと理由をつけて参加を渋っていましたが、8月から来られているALTのGennyさんの「Welcom English Lunch」でもあるので、この機会を逃せば、またずるずると2学期が過ぎてしまう...。(絶対)

ここは一念発起して、Google翻訳で作った原稿を片手に、いざ、English Lunch.へ←まず行動

I'm Principal Kirihara.

This was our first welcome English Lunch since welcoming Genny.

I'm thinking of participating in English lunches from now on.

Since this is the first time, let's eat some snacks together.

と、原稿を読み上げ、デビューはまずまず。

From now on, I will be participating in English Lunch every Wednesday during my lunch break.←宣言する

We look forward to working with all the students and ALTs at Naruo High School.←周りに頼る

ナル♪校長⑳ チームHYOGO ふくしま学宿って何ですか??

夏休みも後半、8月21日(水)~23日(金)、今年も総合人間類型の生徒さん7名が福島県に行ってきますと情報をもらい、とても興味津々の校長♪

始業式の後に、代表2名が鳴高生の前で報告をしてくれましたが、2泊3日の「合宿」ではなく「学宿」で何を学び、どう変わったのか? まだまだ聞いてみたいことがある!!と放課後、校長室に招いてお話を聞いてみました。

始業式での発表の様子はこちらをクリック

Q1 どうして「チームHYOGO ふくしま学宿」に参加しようと思ったの?

A1 入学前オリエンテーションで、先輩がパワーポイントで福島県での体験を発表していたのを聞いて、自分も行ってみたいと思った、将来、中学校の社会科の先生になる夢があり、なかなか誰でも行けない所に行ってみたかった、家族が阪神淡路大震災の経験にふれ、後押ししてくれた、友達に誘われて福島について調べていくうちに行きたくなった。

中には、3万円で2泊3日の福島旅行に行けるのがお得だから、おいしい果物や海鮮が食べたかったといった高校生らしいものまで、きっかけは7名それぞれですが、自分の好きなこと、興味をもったこと、気になったことをどんどんやってみようという姿勢は共通していて、さすが、鳴高”総合人間類型”で学ぶ生徒のみなさんだと関心しました。

Q2 2泊3日の「ふくしま学宿」に参加して、何を学んで、どう変わったの?

A2

(1日目)

・館内見学をした東日本大震災・原子力災害伝承館で、日頃、意識したことのない、目には見えない放射能の影響について考えさせられた。

・1日目に、何が原因で原発事故が起きたのか、発電の仕組みを学び、津波により冷やせなくなったことで爆発した経緯を知ってから、2日目に実際に東京電力福島第一原子力発電所の構内見学ができたので、より学びが深まった。

・双葉町・浪江町フィールドワークをしたときに、JRの駅の周りは復興が進んでいたが、少し外れたらゴーストタウンみたいで廃墟のようだと感じた。

(2日目)

・原発のことは知っていたが、実際に東京電力福島第一原子力発電所を目の当たりにすると、知っているのと自分の目で見て感じることは違うと感じた。

・大熊町のフィールドワークで、大熊町立「学び舎 ゆめの森」という0歳から15歳の認定こども園と義務教育学校、預かり保育、学童保育を一体にした施設を見学し、教室が全く違う、素晴らしい設備、自分で選ぶ学び、壁一面の大きな本棚等、すばらしいと感じた。本棚にはまだまだ本が入るスペースがあって、鳴高を巻き込んで本の寄付ができないかと考えている。

(3日目)

・相馬市で実際に津波にのみ込まれ、夫と父親を亡くされた方の話を聞いた。津波が来るまでは時間があったのに、それまで地震が来ても津波が来なかったことで逃げ遅れてしまったと悔やまれていた。事前の備えの重要性についても話をされていて、その話を家に帰ってしたところ、家族が防災グッズを買いに行こうと提案してくれた。

・家に帰って、大きなタンスに突っ張り棒を取り付けた。

・福島の高校生と学校交流をしたときに、命を守ることが大事だが、逃げ道をつくっておくことも大事だと話してくれた。それ以後、ドアに細い木を挟んでおくようになった。

・帰ってすぐに物置を確認したら、水が2本しかなく、これではだめだと家族に提案し、3日間、家族全員が生きるための水の量を計算して備蓄するようになった。

限られた時間でしたが、7名が口々に自分の目で見て、感じて、考えたことを話してくれました。

そして、家に帰ってから、すぐに家族に話をして、具体的な行動につなげていることが印象的でした。

総合人間類型では「防災」をテーマに、お隣の鳴尾北小学校に出前授業をしたり、探究をしていく機会がこれからもあります。

今回の「チームHYOGO ふくしま学宿」での学びを、これからの自身の学びにつなげながら、鳴高生の学びに広げて、提案をしていってくれることを期待しています!!

ナル♪校長⑲ 2学期どかーんっとスタート号

2学期がスタートしました!

朝から、鳴高生の元気な声が学校中に響き、やはり鳴高生あっての鳴高!

始業式では、2学期のスタートにあたって、「THIS IS YOUR LIFE」の英文全文を暗唱してメッセージとして伝えました。

THIS IS YOUR LIFE.(これはあなたの人生です。 )

DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN.(自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。)

IF YOU DON’T LIKE SOMETHING, CHANGE IT.(何か気に入らないこがあれば、それを変えなさい。)

IF YOU DON’T LIKE YOUR JOB, QUIT.(今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。)

IF YOU DON’THAVEENOUGH TIME, STOP WATCHING TV.(時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。)

IF YOU ARE LOOKING FOR THE LOVE OF YOUR LIFE, STOP;(人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。)

THEY WILL BE WAITING FOR YOU WHEN YOU START DOING THINGS YOU LOVE.(その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。)

STOP OVER ANALYZING, LIFE IS SIMPLE.(考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。)

ALL EMOTIONS ARE BEAUTIFUL.(すべての感情は美しい。)

WHEN YOU EAT, APPRECIATE EVERY LAST BITE.(食事を、ひと口ひと口味わいなさい。)

OPEN YOUR MIND, ARMS, AND HEART TO NEW THINGS AND PEOPLE,(新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、そしてハートを開きなさい。)

WE ARE UNITED IN OUR DIFFERENCES(私たちは、お互いの違いで結びついているのです。)

ASK THE NEXT PERSON YOU SEE WHAT THEIR PASSION IS,(自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、)

AND SHARE YOUR INSPIRING DREAM WITH THEM.(そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。)

TRAVEL OFTEN: GETTING LOST WILL HELP YOU FIND YOURSELF.(たくさん旅をしなさい。道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。)

SOME OPPORTUNITIES ONLY COME ONCE, SEIZE THEM.(ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。)

LIFE IS ABOUT THE PEOPLE YOU MEET,(人生とは、あなたが出会う人々であり、)

AND THE THINGS YOU CREATE WITH THEM(その人たちとあなたが作るもの。)

SO GO OUT AND START CREATING.(だから、待っていないで作りはじめなさい。)

LIFE IS SHORT(人生は短い。)

LIVE YOUR DREAM, AND SHARE YOUR PASSION.(情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。)

 ※Holstee 社(NYのブルックリンにあるエコデザインベンチャー企業)のマニュフェスト

 ※( )内は公式日本語訳

鳴高ナビたんキャンプでのサポートリーダーの活躍、鳴高やりますプロジェクト参加、各部活動での活動、etc.

始業式後に発表のあった、オーストラリア海外研修報告、「ふくしま学宿 チームHYOGO」活動報告を含め、夏休みの鳴高生の体験を自分の刺激にして、2学期、あなたの「「在りたい姿」をイメージしてみよう。

その「在りたい姿」と今の現実とのギャップ=「課題/やるべきこと」について、どう具体的な打ち手を考えて行動していくのか?

誰かに手を引いてもらうのでなく、口に入れてくれるのを待っているのではなく、

自分で考えて行動していく、そんな2学期にしていこう!と伝えました。

 

ナル♪校長⑱ 西宮青年会議所×鳴尾高校 交流会レポ

9月22日(日)になるお文化ホールで開催される、”やっちゃえ”高校生ビジプラ甲子園に向けた西宮市青年会議所の方と鳴高生との交流会が夏期休業中に2回開催されました。

7月29日(月)第一回交流会には所用で参加できなかったので、8月19日(月)第二回交流会の様子をのぞいてみました。

<第一回の様子>

 

<第二回の様子>

今回、お越しいただいた西宮青年会議所のみなさんは、保険会社、WEBデザイナー、司法書士、ビル管理、工務店と様々な職業の方々。

第一回から修正したプレゼン資料に様々な角度から意見をもらい、協議しながら、さらに修正を検討していきました。

お越しいただいた西宮青年会議所のみなさん、ありがとうございました。

さあ、プレゼン第一回提出日までに、今回いただいたアドバイスをどれだけ反映させることができるのか!?

鳴尾高校全体で応援していきます!!

 

ナル♪校長⑰ さあ、明日から夏休み!

1学期最終日 大掃除で学校中をスッキリさせた後、終業式を行いました。

大型扇風機4台を稼働させ、窓を開け放していても、全校生が集まるとムンムンとした体育館。

終業式の「学校長式辞」では、鳴高生の素敵なエピソードを紹介した後、鳴尾高校に入学した時点でポテンシャルが高い鳴高生のみなさんには、もっと「伸びしろ」「可能性」「将来性」を伸ばして欲しいと伝えました。

そのために、この夏休みをどう過ごすのか? 校長から次の2点は是非やって欲しいと伝えました。

✅BYODで持っているタブレット、特にスタサプは毎日チェックして活用!

・「鳴高やります!プロジェクト」にどんどん参加しよう。

・HPでは「ナル♪校長」やその他のブログで他の鳴高生の素敵エピソードをチェックして刺激にしよう。

✅「鳴高つながる!プロジェクト)武庫川女子大学中央図書館の活用!

・3年生は夏休みの受検勉強に図書館を活用するもよし、1、2年生も調べ学習等でも活用してみよう。

そして、16歳、17歳、18歳の夏休みはこれっきり。

「まず行動・宣言する・周りに頼る」でワクワクする夏休みを!と伝えました。

終業式では宣言し忘れていましたが、1学期学期始業式でも紹介した「THIS IS YOYR LIFE」の全文を暗唱して、2学期始業式で披露することをここに宣言しておきます。

 ※できるだけパパっと話すつもりが、思わず力一杯話をしてしまい、長くなってしまいました。すみません。

 

終業式後の表彰伝達後に、校長プレゼンツ企画♪「鳴高生イラスト選手権」で美術部のみなさんが作成してくれた鳴高生をモチーフにしたイラスト2作品を披露しました。

今後、本校のイラストとして正式に採用しますので、いろんな場面で登場するのをお楽しみに♪

お約束の景品は、それぞれのデザイン缶バッチを贈りました。

そして、近畿大会に出場する水泳部と放送部の横断幕が届きました。

早速、生徒部の先生方が浜風が強く吹くなか、本館正面に設置してくださいました。

終業式に間に合うように横断幕を準備いただいたPTAの皆さま、ありがとうございました。

青空のもと、横断幕が風になびいています。

ナル♪校長⑯ 答えのない問いに挑戦してみないか

これは、西宮青年会議所が主催する、「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」のチラシにあるキャッチコピーです。

西宮市内の公立高校に通う高校生向けのコンテストとして今年が第1回!

設定テーマ 西宮市×観光 ~西宮に観光客を誘致しよう~ のもと、ビジネスプランを提案します。

鳴尾高校のチームももちろんエントリーしていて、その2年生5名に話を聞いてみました。

2年生の総合的な探究の時間で「地域社会」をテーマに探究活動をしている5名は、それぞれ「観光」と「動物」に興味関心があるのだとか。

「観光」と「動物」のどこに共通点が??とそれぞれに深掘りして聞いてみると、

▶観光(3名)

・西宮北部の人口が少ないこと、空き家問題、商業施設が少ないこと、どうしたら観光客が増やせる?

・西宮市の北部と南部で比較すると、北部は何もないイメージ、そこから考えられる町おこしとは?

・SNSを活用した地域創生で実際に上手くいっている地域を参考にした地域創生とは?

▶動物(2名)

・飛行機が炎上した際、動物の命は守られないニュースを見て、犬と人の権利とは?

・1年生の総合的な探究の時間に保護犬について調べた際、殺処分の現状がどうにかならないか?

と、一見バラバラなテーマを融合させ、今回設定したビジネスプランを「開催期間」「開催場所」「イベントの告知方法」「ターゲットとする層」「ビジネスモデル」さらには、「事業収益 売上げ予想」まで具体化させ、夏休みには西宮青年会議所の方と一緒に実現可能なものに深めていくのだそうです。

さあ、どんなビジネスプランがプレゼンできるのか?? 楽しみです。

9月22日(日) なるお文化ホールで開催されるプレゼン大会に向けて、校長はもちろんのこと、鳴尾高校全体で応援していきます。

 

ナル♪校長⑮ いざ、近畿大会へ! 第一弾

文武両道、約9割の鳴高生が何らかの部活動に所属している鳴尾高校♪

総合体育大会 水泳競技大会 競泳 200mバタフライで、堂々の5位で入賞し、近畿大会出場が決まりました。

現在、1年生ですが、2歳から水泳を始め、水泳部に所属しながら、CS尼崎スポーツの森でも練習に励んでいます。

鳴高の水泳部に入部したのは、高校の部活動に所属していないと出場ができない大会があるからだとか。

特に、「リレーに出たい!」と話してくれました。

近畿大会は、神戸ポートアイランドスポーツセンターにて、7月22日(月)~24日(水)の間で開催され、その最終日24日(水)に出場するのだそうです。

折しも、その日は7月23日(火)から2泊3日で実施する”鳴高ナビたんキャンプ”2日目にあたり、鳴高1年生は登山で自分と戦っている真っ最中!

総合体育大会5位の成績は、自分では納得がいっていないのだとか。

その悔しさを近畿大会にぶつけて、力一杯の泳ぎで戦ってください!

ナル♪校長⑭ 「自らが考えようとする問い」はなにか?

期末考査も終わり、7月10日(水)より特編時間割となっている鳴尾高校で鳴高ならではの”なるほど♪”な講演会が実施されたlました。

この講演会は4年ほど前、兵庫医科大学に1日、鳴高生が職場訪問をさせていただいたことがきっかけで、翌年から兵庫医科大学救命救急センター、宝塚市立病院から講師の先生をお招きした講演会がスタートしたのだそうです。

今年はその4年目に当たり、鳴高1年生は毎年この時期にお話をお伺いしているのだとか。

まずは、5名の講師の先生を校長室にてお出迎えし、案内の鳴高生が来るまでいろいろとお話をお聞きしました。

医師1名、看護師2名、臨床工学技士1名、薬剤師1名のそれぞれのお立場で救命救急や救急災害医療に携わる講師の先生方と少しお話をしただけでワクワクして興味がわいてきたので、体育館で1年生と一緒に講演を聞いてみることに。

 

鳴高1年生のみなさんは、事前に調べ学習をして、何か知りたいことなどをグループ活動で見つけてから講演会に臨んでいるので、それぞれの講師の先生方の話にしっかり耳を傾け、質問を投げかけていました。

今回の講演会をきっかけに、それぞれに「気づき」をもった鳴高生のみなさん。

その「気づき」をこれからの「自分の人生」にどう活かすのか?

それは、あなた次第!!

だって、『THIS IS YOYR LIFE これはあなたの人生です』から。

ナル♪校長⑬ 鳴高図書館事情

どの県立学校には学校図書館があります。

図書館を見ると、その学校の文化度が測れるのではないかな?と思っています。

さて、鳴尾高校の図書館は・・・。

本館の4階、扉を開けると、オシャレな照明の向こうに図書館が広がります。

左手の一角には自由に本が読めるフリースペースがあります。

先日の図書委員会では、図書委員のみなさんがこれからの活動内容を確認しました。

鳴尾高校は”ビブリオバトル”の常連校なのだそうです。

さらに、「鳴高つながる!プロジェクト」で武庫川女子大学との教育活動に関する連携がスタートするその一つに、大学の素敵な”中央図書館”を鳴高生(もちろん男子も!)も利用できるという特典があります!

 

今日、とある先生から残念な話を聞きました。

Webサイトにある”鳴尾高校の口コミ”で、酷い口コミが多数見受けられたのだそうです。

中学生の時にそれらの口コミを読んでいた人も多く、実際入学してみたらとてもよい高校でホッとしたと話していた鳴高生もいるのだとか。

令和6年8月17日(土)本校にて、中学1~3年生のみなさんとその保護者の皆様をお迎えして、総合人間類型と国際文化情報学科の鳴高生との座談会を実施します。

中学生のみなさん、この機会に鳴尾高校をあなた自身の目で見て、あなたの心で感じて欲しいなと思います。

R6座談会案内(8月).pdf ←詳細はコチラから

※申込期間 7月 13 日(土)~8 月 13 日(火)13:00 まで

 

ナル♪校長⑫ 武庫川女子大学との教育活動に関する連携協定の調印式

 

令和6年6月24日(月)、学校法人武庫川学院におきまして、武庫川女子大学と本校との教育活動に関する連携協定の調印式が行われました。

本校からは、私、校長 切原、教務部長 森山先生、国際文化情報学科長 唐田先生、総合人間類型長 分元先生の4名が出席しました。

調印式の前には、武庫川女子大学 学院長 大河原 様との懇談を行い、教育活動に関する連携協定に向けたお話をさせていただく機会を得ました。

調印式では、武庫川女子大学 学長 瀬口 様、はじめ、関係部署の長の皆様がご臨席のもと、滞りなく無事に調印式を終えましたこと感謝申し上げます。

調印式後は、今回の連携協定に至るまでのご縁を繋いでいただいた、アドミッションセンター事務部長 上畑 様、高大連携課長 内藤 様に武庫川女子大学の施設をくまなくご説明いただき、これまでにない大学と県立高校との連携協定の在り方のアイデアが沸いてきてワクワクいたしました。

 

今回の武庫川女子大学と本校との教育活動に関する連携協定は、「鳴高つながる!プロジェクト」の第一弾でもあります。

鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、これから”武庫川女子大学❌鳴高”でどんなプログラムが始まるのか!? 楽しみにしていてください。

 

武庫川女子大学の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ナル♪校長⑪ 「言葉でつながる!」鳴高

鳴尾高校は、国際文化情報学科と普通科に総合人間類型を設置しています。

午後から、国際文化学科2年生で「スピーチコンテスト」予選、総合人間類型1年生で「手話講座」があり、その様子を見に行ってきました。

※総合人間類型は1年生のみ各クラスに分かれていますが、「総合人間Ⅰ」を学ぶときは一同に会して学びます。

スピーチコンテストでは”英語”、手話講座では”手話”とツールは違えど、共通しているのは、両方とも「言葉でつながる!」学びだということ。

スピーチコンテストは、鳴高の「国際文化情報学科」で学んでいるだけあって、それぞれのテーマにそったスピーチを自分の言葉(英語)で原稿を見ることなく堂々と伝える様子に、なるほど!!

一方、手話講座では手話という言葉で伝える方法を学びます。

習いたての言葉(手話:ゆびもじ、あいさつ、数字、自己紹介etc.)をさっそく使い、”自己紹介ビンゴ”で実践へ。

授業の最後に、担当のO先生から「手話パフォーマンス甲子園」参加者募集の告知があると、授業後、さっそく先生に質問している様子に、なるほど!!

2022年には「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」出場の実績のある鳴尾高校、2024年には再び全国に向けてスタートです。

ナル♪校長⑩ 山岳部が校内で火気を使うって!?

山岳部から「校内で火気を使用してもよいですか?」と相談がありました。

聞くと、山岳部の大会で「炊事審査」というプログラムがあり、その練習をしたいのだそうです。

と聞けば、本校の”防火管理者”でもある校長が付き添わねば!と見に行ってきました。

「炊事審査」自体は久しぶりに実施されるらしく、顧問の先生方も経験がないのだとか。

そぼ降る雨の中、放課後に買い出しに行き、集まってきた山岳部女子チーム。

1時間の中でガスバーナーを2台使ってカレーライス作り、スタート!

初めての挑戦で紆余曲折はありましたが、時間内においしそうなカレーが完成♪

今回の練習内容を検証して大会に臨んでください!

次回は男子チームが練習するのだそうです。さて、どうなるかな?

ナル♪校長⑨ 新しい鳴高のリーダーズ

先日、生徒会執行部役員選挙があり、選ばれた4名が校長室を訪ねてくれました。

まさしく、「新しい鳴高のリーダーズ」です。

生徒会立ち会い演説も聞きに行きましたが、それぞれが「在りたい”鳴高”」をイメージして堂々と演説をしていました。

改めて、校長室でそれぞれの思いを聞いてみると、

生徒会長 Dさん(1年生のときから鳴高生有志でダンスグループを結成し活動中)

→鳴高生の意見を反映させ、こういう理由でこうしたい!という思いに対して、だめな場合はどんな理由でだめなのか?どうすれば実現するのか?、生徒がちゃんと分かるようにしていきたい。その手段として生徒会通信で発信したい。

生徒会副会長 Mさん(軽音楽部でドラム担当)

→中学校に比べて高校は自由だと思っていた。実際は先生が決めたことをやる場面が多く、鳴高生が主体になっていないと感じている。この状況を変えるために、行事ごとにパソコンを活用したアンケートを実施し、鳴高生の声を反映させたい。それらを生徒会通信で発信したい。

生徒会会計長 Nさん(空手道部)

→母親が鳴高の卒業生で卒業アルバムを見せてもらったときに、昔は生徒会の役員メンバーがたくさんいていいなと思っていた。生徒会執行部は4人だが、もっと多くの鳴高生とつながって鳴高の話をして盛り上げていきたい。

※お話を聞いた当日、もう一人の生徒会副会長 Kさんはお休みでお話は聞けませんでしたが、他の3名と同じく主体的に活動していきたいと意気込みを見せてくれました。

鳴高生徒会は、執行部4名に加えて、各委員会等の長が加わり、実は大きな組織なんです。

そもそも、鳴高生全員が生徒会です。

ぜひ、「新しい鳴高のリーダーズ」4名を中心に、鳴高生を巻き込んで、鳴高を盛り上げてください。

そして、鳴高生のみなさん、どんどん巻き込まれて、「在りたい鳴高」をみんなで創っていきましょう。

 

ナル♪校長⑧ 「ステキ・鳴高放送部!」その先へ

以前、こちらの校長ブログで紹介した「ステキ・鳴高放送部!」の続報です。

 ナル♪校長④ ステキ・鳴高放送部! ←以前のブログはこちらから

放送部にお邪魔していろいろと話を聞いて以降、これから制作するドキュメント映像のことを広く皆さまに知ってほしくて、あちこちでお話をしていたところ... その話を聞いたある卒業生の方から、「個人的に必要な機材等の援助をしたい。」とのお申し出を頂戴しました!!

すぐに放送部に必要な機材を確認し、業者の方(この方も卒業生です)に動いていただき、放送部がお願いしていたパソコン(動画編集もできる高スペック)、映像編集ソフト、ビデオカメラ等々が早速に届きました。

放送部のみなさんにはこれまでの経緯を伝え、贈呈式をしたところ、みんな大喜びでこの笑顔♪

贈呈式終了後、さっそく機材一式をかかえ、放送室へと走り去っていきました。(段ボールを残して 笑)

この度、放送機材一式をご寄付いただいた卒業生様には深く感謝申し上げます。

他にも「それならこんな力を貸してあげるよ。」と仰っていただける卒業生の方がおられましたら、どうぞお気軽に校長、切原までご一報いただけると幸いです。

ナル♪校長⑦ 教育実習スタートです!

本日、5月22日(水)から3週間、教育実習が始まりました。

公民(公共)1名、保健体育2名、英語1名、芸術(美術)1名のフレッシュな計5名です。

事前に「教育実習に対する抱負」を書いてくれていました。それぞれに3週間にかける志が素晴らしく、特に私の心にささった箇所を紹介するところから「校長講話」をスタートしました。

午前中は各専門部からのガイダンスですが、午後からは実習教科での授業、実習HRに入って鳴高生と対面します。

これからの3週間、教育実習生のみなさんの成長が楽しみです。

鳴高生のみなさんもこちらの教育実習生の先生方を見かけたら声をかけてみてください。

 

ナル♪校長⑥ 青少年愛護協議会を知ってますか?

本校は3地区(鳴尾北地区、甲子園口、瓦木地区)の青少年愛護協議会にメンバーとして参加しています。

青少年愛護協会とは地区(各小学校区)ごとに、関係小中学校PTA、関係小・中・高等学校長、関係保育所長、育成センター施設長、各自治体長、民生委員、補導委員、その他関係団体といった地域の青少年健全育成活動に関わる人たちが一同に介して、地域の子どもたちのために何ができるか話し合う場です。

本日は瓦木公民館で実施された瓦木地区の集まりに行ってきました。

前任の校長先生は自転車で行かれていたそうですが、大学卒業以来、ざっと30年以上自転車に乗ったことがない…。

そんな私は、片道30分かけて徒歩で行ってきました。

途中、JRの線路下のトンネル(通称:マンボウ)を、45度に腰をかがめて恐る恐る通り抜けるというスリリングな体験もできて、いい運動になりました。

地域の皆さまから、鳴尾高校の高校生に期待をいただき、力を貸してもらいたいとのお声が多数ありました。

昨年度は本校の瓦木地区に住む放送部の生徒さんが、瓦木わくわくまつりに参加して、大変喜んでいただいたそうです。

さっそく、鳴高生が地域の活動に参加できるよう、「鳴高やります!プロジェクト」を立ち上げ、依頼があれば、鳴高生のみなさんに”スタサプ”で情報を流して、自分がやりたい活動にどんどん参加できる仕組みを作っていきます♪

来週は、鳴尾北地区、甲子園口の青少年愛護協議会に参加します。

各地区の皆さま、鳴尾高校をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

ナル♪校長⑤ 学食を食べようキャンペーン!

昨年度末、全県立学校対象に実施した「学食を食べようキャンペーン!」

ここ鳴尾高校でも、新メニューを開発したのだそうです。

その名も「なるおカレー(またの名をウマベジカレー)」

メニューの考案は、ハンドメイド部

ポスター作成は、美術部

そして、5月からの新メニューの告知は放送部

まさしく、鳴尾高校食堂❌ハンドメイド部❌美術部❌放送部のコラボ企画!!「

さっそく、「なるおカレー(またの名をウマベジカレー)を取材に食堂へ♪

もちろん、校長室前にもポスターを貼って、絶賛応援中です。

お昼休みの食堂は、4時間目終了のチャイムと同時に満席に!!

食堂スタッフのみなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ナル♪校長④ ステキ・鳴高放送部!

鳴尾高校に来て、早いもので4月も終わりに近づいてきました。

「なるほど!」連発の1ヶ月、その中でも気になっていた放送部にお邪魔しました。

鳴尾高校では、朝(8:25)、昼(昼休み)、夕(17:50)の3回、放送部による放送が入ります。

そのうち、朝と夕は学校全体に流れます。この朝の放送がお気に入りで、1日のスタートに元気をもらっています。

そして、夕方の放送は、明日の天気や担当した放送部員の個性あふれるメッセージが聞けるので、1日のしめくくりとして楽しみにしている鳴高生や先生も多いのだとか。

そのあたりのことを、放送部のみなさんと一緒にこたつに入っていろいろ質問してみました。

朝、夕の放送は、実はコロナ禍がきっかけで、その後も続いているのだそうです。

放送部のみなさんに、それぞれ放送部に入部した聞いてみると、中学校の放送委員会で素敵な声を褒められたのがきっかけの人、放送機材に興味がある人、オープン・ハイスクールで放送部に入ろうと決めていた人、新入生歓迎行事で先輩の様子に憧れて入部した人、きっかけは様々ですが、みんなキラキラした笑顔で楽しい!と話してくれました。

なんと、「夕方の放送を体験しませんか?」と声をかけてもらい、新入部員として原稿を読んでみたり、

これから制作するドキュメント映像の動画撮影の様子を取材させてもらったり、

 

 

そうこうしていると、「下校時刻10分前です。・・・」の放送が入りました♪

これから制作するドキュメント映像がどんな風に仕上がるのか、乞うご期待です!!

 

ナル♪校長③ 新入生歓迎行事にて

鳴尾高校は文武両道、昨年度の部活動入部率も90%超えとは聞いていましたが実際の様子はどうなんだろうと新入生に混じって部活動紹介に参加してみました。

軽音楽部から始まり、5時間目、6時間目の2時間、運動部と文化部が次々と部活動紹介をしていきます。

演奏を披露する部あり、寸劇で説明する部あり、映像を交えて説明する部あり、漫才あり、それぞれに趣向を凝らした紹介が19の運動部、12の文化部からあって、なかなか壮観な様子に「なるほど!」

さて、新入生のみなさんは、今日から仮入部、部説明会が始まります。

どんな部活動に入りますか? ワクワクと楽しみですね♪

 

ナル♪校長② 新年度、新学期、鳴高生と初対面!

4月8日(月)、新年度(令和6年度)1学期がスタートしました。

着任式、始業式では新2・3年生と、入学式では新1年生と初対面!

 

始業式では、新2・3年生に次の話をしました。

✅ 77回生(新3年生)からは新学習指導要領で学んできている学年なので、RADWIMPSが歌う、高校の卒業式での定番ソング「正解 - 18FES ver.」の歌詞にある「あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ」といった学びではなく、「僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ」、つまり「探究」がキーワードになる学びのなかで、「鳴尾力」を鍛えていってください。

✅ 鳴高生が笑顔で登校しあいさつがこだまする。そして、夢を持ち、夢を語り合え、夢を実現できる鳴尾高校にしていきましょう。でも、夢がまだ見つかっていない人には、ホルスティー社(エコデザインベンチャー企業)のマニフェストにある一文を紹介します。

 人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。
 その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。(公式日本語訳より)

 「愛する人」「その人」を「夢」に置き換えてみてください。

 人生をかけてを探してるなら、それもやめなさい。

 は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。

✅ 私たち教職員は「鳴尾力を鍛えて育てる!」をテーマに鳴高生のみなさんと向き合っていきます。

 

そして、入学式では、新1年生と保護者の皆さまに向けて、次の式辞を贈りました。

【令和6年度 兵庫県立鳴尾高等学校 第79回入学式校長式辞】

 暖かな春の日射しが降り注ぎ、美しく桜が咲き誇る、そんな今日の佳き日に、兵庫県立鳴尾高等学校第79回入学式が挙行できますことを大変うれしく思います。

  まずは、ただいま入学を許可いたしました320名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。

そして、今日までお子様方を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様方のご入学を心からお祝い申し上げます。

  さて、本校は、昭和18年、武庫川と枝川に囲まれた当時の鳴尾村に、教育への大きな期待と熱意を込め、全国でも珍しい村立の旧制鳴尾中学校として設置されたのがそのルーツです。その後、昭和25年に兵庫県に移管されて兵庫県立鳴尾高等学校となり、平成23年には「国際文化情報学科」、平成27年には普通科に「総合人間類型」を設置し、今に至っています。

 昨年度、創立80周年を迎え、令和5年11月14日には創立80周年記念式典が芸術文化センターにて盛大に執り行われました。これまでに、2万5千人をさらに超える卒業生が各界で活躍する伝統校です。

 と、知ったようなことをお話していますが、実は私も皆さんと同じく、鳴尾高校1年生です。皆さんより一足早く、4月1日、本校に着任し、この「創立80周年記念誌」を読んで勉強しました。

 その中で、私が目を留めた2つを紹介します。

 1つめは、本校の校章についてです。

 その由来は、本校のルーツである鳴尾村に遡ります。武庫郡鳴尾村は武庫川と枝川の間にできたデルタ地帯にあり、4つの大字(おおあざ)からなり、更に8つの小字(こあざ)に分かれていました。鳴尾村の村章は、これらの大字(おおあざ)・小字(こあざ)の8つを図案化したものです。鳴尾は、成尾とも書き、物事の成るに通じる、縁起のよい名なのだそうです。昭和18年、全国最初の村立鳴尾中学校が設立された時に、この村章に「中」を入れた校章が採用されました。新制高校になった時に「中」を「高」にかえて今にいたります。

 2つめは、現生徒会長の久原さんが寄稿した文書の一文です。

 創立80周年記念式典で発表をするにあたり、鳴尾高校創立時の精神を振り返り、本校出身の先生から、その歴史を学ぶなかで、初代校長先生の「鳴尾の生徒は颯爽として登校せよ」という言葉、「(強健で雄大な兵庫県の県木でもある)樟のように社会に役立つ人となれ」といという精神を知り、「時代の流れと共に形は変化しても、この精神を大切に受け継いでいきたい」と述べている個所です。

 新入生のみなさんには、このバトンをしっかりと受け継いでもらいたい。

 そして、本校の校訓である、「自律(つまり、他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること)、「創造」(つまり、これまでになかったものを新しく創り出すこと)のもと、これから3年間、教育活動全般を通じて「鳴尾力」を鍛え、育んでいってくれることを期待しています。

 今、みなさんはスタート地点に立ち、これからの「未知」なる高校生活に期待と不安がいりまじった思いでしょう。

 「一歩踏み出した瞬間に未知は道となる」

 「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながります。これからの高校生活、まず一歩を踏み出してみるということを覚えておいてください。本校教職員は、そうしたみなさんの学び、成長を精一杯サポートしていきます。

  そして、保護者の皆様、私たち教職員一同、全力でお子様方の教育に取り組んでまいります。お子様の確かな成長に向けて、学校と家庭が互いに手を取り合い、同じ歩調で歩んでいくことが大切と考えております。どうか本校の教育活動にご理解をいただくとともに、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  これから新入生の皆さんが、本校で素晴らしい3年間を過ごすことができますことを心から祈念して、入学式の式辞といたします。

 

令和6年4月8日

兵庫県立鳴尾高等学校長 切原 賀子

ナル♪校長① 

県立三田西陵高校から県立鳴尾高校に転勤し1週間が経ちました。

前任校では、1年目「ブラ♪校長」、2年目「シン・ブラ♪校長」というタイトルで、校長ブログを発信してきましたが、本校でも「なるほど!」と思ったことをどんどん発信していきます。

ブログタイトルは「ナル♪校長」(「鳴尾高校」の『ナル』と「なるほど!」の『ナル』をとってタイトルにしました)

さっそく、4月5日(金)、国際文化情報学科と総合人間類型の新1年生を対象に実施した、新入生オリエンテーションの様子を紹介していきます。

①国際文化情報学科「イングリッシュセミナー」(入学前オリエンテーション)

プログラムは”The Peach Boy"(英語版桃太郎)の暗唱発表、辞書の使い方、本校ALTによる英語を使った活動と進んでいきます。そこに、2,3年生の学科の先輩がボランティアとして参加し、新1年生をサポートしていました。

”The Peach Boy"は暗唱するだけでなく、各自が小道具も準備して、一人一人、結構な長文をみんなの前で発表していきます。

英和辞書は紙辞書か電子辞書をそれぞれ準備してきて、先生からの課題にチャレンジ!

入学前ですが、すでに「国際文化情報学科」として意識高く取り組む姿に、そんな1年生をサポートする2,3年生の先輩の姿に、「なるほど!」連発でしたが、何より、先生方がほぼ英語で話をされている様子に「なるほど!」でした。

②総合人間類型新入生オリエンテーション

総合人間類型のオリエンテーションでは「総合人間類型」での学びや類型を担当する先生方の紹介から始まり、

ここから先は、「総合人間類型」の2,3年生が中心になって進めていきます。

まず、新2年生による1年生での総合的な探求の時間での成果を「ナレッジイノベーションアワード」で発表した報告から

カラスの賢さに着目し、カラス警察としてどう活用するのかという見事な発想のプレゼンは、全国で準グランプリを受賞したというのも「なるほど!」な内容です。

続いて、新3年生による、復興のシンボル「ふくしま浜街道桜プロジェクト」に参加した活動報告

実際に福島県に行き、現地の方と一緒に活動を共にしながら、これまで類型で学んだことを実際の場で活かして学んでいる様子に「なるほど!」と聴き入りました。

共通しているのは、どちらも「未来」を見据えているということ!

次に卓球場へ移動して、3年生のボランティア生徒が中心となり、自己紹介ゲームやクイズで盛り上がりました。

この春の卒業生も2名の話も聞きながら、最初は緊張していた新1年生もだんだんに打ち解け、これからの「総合人間類型」での学びが楽しみになってきている様子に「なるほど!」。

来週はいよいよ始業式と入学式!

鳴尾高校の新2,3年生と新1年生の普通科(類型以外)のみなさんとの出会いが楽しみです。

 

校長だより 1月10日号 「新たな年、新たな年度へ」

校長だより1月10日号はこちらより!(pdf)

タイトルは「新たな年、新たな年度へ」

内容は、冬季休業中や始業式での、生徒の皆さんや学校の様子についてです。

下スクロールして2枚目の「鳴尾高校の生徒の皆さんへ(3学期始業式配布プリント)」もご覧ください。

校長だより 体育大会特別号「良かった!頑張った!『体育大会』」

「校長だより」は特別号はこちら(pdf)

校長だよりのタイトルは「良かった!頑張った!『体育大会』」

~結果速報~

     総合の部  1位 3年6組  2位 3年7組  3位 1年5組

     大縄飛び  1位 1年2組  2位 3年5組  3位 3年6組

     3年の部  1位 3年6組  2位 3年7組

     2年の部  1位 2年3組  2位 2年6組

     1年の部  1位 1年5組  2位 1年1組・2組

校長だより8月30日号「2学期が始まります」/「鳴尾高校の生徒の皆さんへ(始業式配布プリント)」

「校長だより」「鳴尾高校の生徒の皆さんへ」はこちらより!(pdf)

校長だよりのタイトルは「2学期が始まります。」

内容は、第2回オープンハイスクール、後期補習の学校の様子です。

スクロールして2枚目の「鳴尾高校の生徒の皆さんへ」もご覧ください。

 

校長だより 7月21日号 「考査後も充実!」

校長だよりはこちらより!(pdf)

タイトルは「考査後も充実!」

内容は今回も特編授業中の行事についてです。

下スクロールして2枚目の「鳴尾高校の生徒の皆さんへ(終業式配布プリント)」もご覧ください。