Global Citizenship I 第一回特別講義後半開催
2024年Global Citizenship Iの特別講義が9月5日(木)の1,2時間目に行われました。これは、7月の第1回特別講義の続きにあたるもので、関西学院大学総合政策学部の井上さんと村上さんが講師を務めてくれました。
今回は、平和とは何かを考える際、平和学の研究者、ガルトゥングの考え方を学びました。平和の対となる概念を暴力と考え、3つの暴力「直接的暴力、構造的暴力、文化的暴力」というものを彼は考えました。本校生徒は、それについてアニメを見て3つの暴力とは何なのかを学習しました。続いてグループに分かれ、実際の世の中の出来事の1つを取り上げ、3つの暴力の考え方を用いてグループで分析し、最後になにが3つの暴力にあたるのか発表しました。その後、7月と9月の平和に関する講義に関する感想や学習内容のアンケートを書きました。
関西学院大学総合政策学部の井上さんと村上さんは、清水康子教授のゼミ生で、平和教育の研究を行っており、今回はその研究の一環となります。なお、2025年の3月には、本校1回生の卒業生でもある清水教授の特別講義が第三回Global Citizenship特別講義として予定されています。