天体観測・天文気象部

7月16日(日)に天文気象部が天体観測を行いました。夏季は太陽の通り道が真西より北側になるため、本校B棟屋上からの夕焼けも北向きの観測です。日の入の定義は「太陽の上辺が地平線に一致する時刻」なので、写真は日の入直前という事になります。

日の入から数分で最初に明るい金星が北西に見え、続いて南東のアルタイル、アンタレスと星が見えるたびに部員たちは歓声を上げていました。

 

 

 

 

 

  

30分ほどで夏の大三角や、北斗七星、さそり座の形までよく見えるようになります。本校は高台にあって、屋上は仰向けに寝転ぶと街の明るさが緩和されるので視力が良い生徒では4〜5等星も肉眼で観測できます。お互いの姿もほとんど見えない屋上に寝転がって、声だけでやりとりしながら、誰が先に次の星を見つけるかを競い合うのも楽しみのひとつです。

オープンハイスクールでも屋上やシュミットカセグレン式望遠鏡、プラネタリウム室をたくさんの方に見て頂けましたが、ぜひ来年は新入生として多くの部員と一緒に観測できたらと思います。

次の天体観測は8月、ペルセウス流星群が楽しみです。

(顧問:NM記)