星 天文気象部・星初め2023

少し遅くなりましたが、1月12日(木)に本校屋上にて2023年星初めを行いました。

今日の目的は、「プレアデスカウント」おうし座の右肩に見られるプレアデス星団は、プレアデス7姉妹のギリシャ神話にもあるように明るい星7つを含み、双眼鏡でも十数個程度観測できる星の集まりです。日本では「すばる」の名で知られ、平安時代の随筆「枕草子」の中にも「星はすばる」から始まる一節があります。清少納言は彦星(わし座のアルタイル)や金星なども素敵と言いながら、すばるは一番に挙げるほどお気に入りだったのでしょうね。現代では夜も世間が明るいために、視力の良い人でも都会で7つ数えるのは難しいと思いますが、1000年も前の平安時代となるときっとたくさん見えたのではないでしょうか。

そんなすばるを、部員たちは一生懸命探していました。18時前には明るくて見えづらかった星たちも、18時を過ぎると少しずつ見えるようになり、2つ見える!4つ見える!と次々に歓声が上がります。一番多い生徒で7つの星を数えることができました。(顧問のNMは視力が飛び抜けて良く、1人だけ8つを数えていましたが。)

下校時刻前にはふたご座やオリオン座なども見つけて、冬の夜空を楽しみました。

快晴かつ、気温もそんなに低くなく絶好の星初めとなり、2023年良いスタートが切れました。今年も天文気象部をよろしくお願いします。(顧問:NM記)