2022年7月の記事一覧
7月26日(火)ⅢB1203 リーダーシップ講座
〔研修の概要〕
講 義 組織を活性化するリーダーシップの在り方とは
愛媛大学 教授 露口 健司
演 習 勤務校における自身の役割を考える
・教職員の協働体制の確立に向けた自身の役割
〔受講者の感想〕
- ミドルリーダーについて難しく考えていましたが、日常の中で取り組めることがたくさんあることが分かりました。また、その存在意義を理解できました。
- 風通しの良い職場づくりを通して、学年間、専門部間、学校全体が一致団結して、より良い教育を推進していきたいと思います。
- リーダーとして発言の機会を増やし、明るく、誰もが意見を出しやすい雰囲気の職場にしたいと思います。
7月22日(金)ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座
神戸地方気象台において、「ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座」を実施しました。
〔研修の概要〕
実 習 神戸地方気象台 館内見学
講義・演習 日常の事物や現象を理科の授業に生かす手法について
・防災の視点を踏まえて
講義・演習 外部施設を活用した気象分野の指導の在り方について
・防災の視点を踏まえた科学的な探究の過程を考える
演習・協議 外部施設を活用した理科授業の在り方について
・生徒の観察・実験、実習に生かす視点
〔受講者の感想〕
- 神戸地方気象台という、普段はなかなか行くことができない施設で研修でき、観測装置などの実物に触れることで、体験することの大切さを改めて感じることができました。
- 外部施設の専門家による出前授業等を活用しながら、子どもたちの学習意欲を向上させていきたいと感じました。
- 特別支援の生徒に理科の内容による外部施設を活用した授業は難しいと思っていましたが、研修を通して授業で外部施設を活用するイメージを持つことができました。
7月26日(火)ⅢF1503 いじめ問題への対応講座
7月26日(火) ⅢF1503 いじめ問題への対応講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:いじめ問題に適切に対応するために
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
- いじめについての法律や理論については、よくわかっているつもりでしたが、これをいかに実践に移すかは、先生の数だけ方法があると感じました。起こってしまったいじめに対して対応する方法をしっかりと理解することも大切ですが、私自身は、いじめを起こさない環境づくりに力を入れたいと強く思いました。いじめの予兆には、深い児童理解が必要であり、教師自身の人権感覚を高くもつことも大切だと思います。日々子どもたちと向き合い、子どものもっている想いをしっかり聴き、いじめを見逃さないように過ごしていきたいと思います。本日は大変貴重な講義をしていただき、ありがとうございました。
- ダイヤモンド・ランキングの演習がとても印象に残っています。自分にはない他の先生の考えに触れることもでき、大変有意義でした。また、合意形成の難しさやそれを超えて出てきた結論の大切さについて実感できました。生徒同士、まわりの人とコミュニケーションを深める機会にもなり、他者の気持ちや考えに触れる良い機会にもなると思います。それを通していじめの未然防止にもつなげていけたらと思います。行事が多い二学期に取り入れてみたいと思います。ありがとうございました。
7月13日(水)授業実践講座B(第1回)
※ⅢC1218・ⅢC1224・ⅢC1230・ⅢC1236・ⅢC1243の講座を合同で実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 1人1台端末環境における、ICTの効果的な活用について
演 習 ICTを授業にどう生かすか
・学習場面に応じた効果的なICTの活用
〔受講者の感想〕
- 時代の流れに沿って、指導の方法を臨機応変に考えていきたいです。また、ICTの効果的な活用について工夫を重ね、勤務校の先生方にも周知していきたいです。
- ICTは使用すれば良いというものではなくて、生徒の立場に立って効果的に使うことが大切だと思いました。
- 各教科ごとの情報共有では、実践的ですぐに取り入れられる情報が多く有益でした。また、教科を横断して行った協議では、それぞれの教科の特性に応じたICT活用への考え方を知ることができて新鮮でした。
7月19日(火)ⅢC1249 (高)芸術科(美術)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 「指導と評価の一体化」の実現に向けて
-学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の改善-
演 習 芸術科(美術)における観点別学習状況の評価
・評価規準の作成
・指導と評価の計画
〔受講者の感想〕
- 疑問に思っていたことを同じ教科の受講者と議論することが出来て有意義だったと感じました。
- 他校の先生方の実践や評価のための取組を聞いて、これらに生かしていきたいと感じました。
- 教科の特性上、学校によって評価方法に違いがあると思います。まだまだ再考の余地はありますが、今日教えていただいたことを踏まえて、より良い評価方法を考えていこうと思います。
7月19日(火)ⅢC1248(高)芸術科(音楽)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的・対話的で深い学びの視点からの授業づくり
島根大学 教授 藤井 浩基
演 習 音楽的な見方・考え方を働かせる授業づくり
・感性を高め、音楽によって生活や社会を豊かなものにするための授業づくりの工夫
〔受講者の感想〕
- 身の回りには、音楽が想像以上にあふれており、その実例を多く教えていただくことができました。身近な音に対する疑問や、気づきを学習につなげていきたいと思います。
- 日常生活にあふれる音楽に生徒が耳を傾け、心を動かすことができるかどうかは、学校教育の責任が多分にあるのだと感じました。生徒の感性を最大限に引き出すためには、教員自身が幅広い経験と豊かな感性を持ち合わせている必要があり、学び続けていかなければならないのだと実感しました。
- 本日、初めて体験した三線から奏でられる沖縄音楽は、生活の中で聴き馴染みのある音楽ですが、指導することについては、私自身、少し難しさを感じています。まずは私たちが新たな楽器に挑戦するなど、研修を積み、良さを伝えられるようにしていきたいと思いました。
7月13日(水) (中)プログラミング教育講座①
※7/13(水)ⅢE1306 (中)プログラミング教育講座①を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 中学校段階におけるプログラミング教育
・小学校段階を踏まえたプログラミング教育
・技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミング教育の目標と内容
演 習 技術・家庭科(技術分野)における授業づくり
・「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」に対応した教材の活用
〔受講者の感想〕
先生方の発想が良い刺激になりました。なかなか技術科で集まることがないので使用している端末の違いや環境を知ることができてよかったです。
scrachやmicrobitなど、教師側のスキルを伸ばす必要があると思いました。
今回の学習指導要領改訂は前よりも何をしたらよいかわかりにくいところがあったので、また色々とチャレンジしていきたいです。
7月11日(月) ⅢA1101 学校における危機管理講座
7月11日(月) 学校における危機管理講座を実施しました。
講義:学校における危機管理 -学校事故等の事例から-
講師:多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太 氏
演習:学校内外における事故等への対応の在り方
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・事前の準備の大切さと情報の共有が重要であると感じました。 危機管理は一人でできるものではないですし、
臨機応変に行動しすぎても統制がとれません。緊急時に自分の役割を理解し、行動できないといけないと思い
ました。 また、子ども自身に危機管理能力をつけさせていく視点も持っていきたいです。多岐にわたる危機
管理能力でまず、自分を守るための行動を考えさせていきたいです。それが個人の主張になりすぎないよう
にも配慮したいです。
・ネット被害に合わないために身に付けさせる力について様々な視点から知識を深めることができたので、
校内で継続的に指導できるような体制づくりについて、帰ってから相談したいと思いました。
・ネット被害については学校が知らないところで完結していることもあり、いつの間にか、被害加害の関係に
なっているので、そのためにも日頃から意識させることが必要だと感じました。
7月12日(火)授業実践講座A(第1回)
※ⅢC1217・ⅢC1223・ⅢC1229・ⅢC1235・ⅢC1242の講座を合同で実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 1人1台端末環境における、ICTの効果的な活用について
演 習 ICTを授業にどう生かすか
・学習場面に応じた効果的なICTの活用
〔受講者の感想〕
- 同じ教科の先生方だけでなく、他教科の先生方とも情報の共有ができて勉強になりました。まだ十分にICTの活用ができていないので、次回に向けて挑戦していきたいです。
- ICTを授業に取り入れることをメインに取り組んできましたが、授業で効果的に活用できる場面を改めて見直すことができました。
- 各教科でICTの活用方法が異なっていたので新しい発見へとつながり、参考になりました。
7月7日(木) (小)プログラミング教育講座
7月7日(木) (小)プログラミング教育講座を実施しました。
〔研修の概要〕
演習 小学校段階におけるプログラミング教育
・コンピュータサイエンスに触れるアンプラグド
・図形を並べて表現するビジュアルプログラミング
・センサーやモーターを活用したフィジカルプログラミング
発表 プログラミング的思考を育成する授業実践
ー先進校の授業に学ぶー
演習・協議 プログラミング教育の進め方
ー兵庫県版プログラミング教育スタートパックに学ぶー
〔受講者の感想〕
・今日の研修で、プログラミング教育では子どもたちにどんな力をつけさせるかが自分の中で明確になったので、できることからチャレンジしたい。
・プログラミングの実践校の話を聞いて、授業の導入時に入れたり、各教科の中で、できる内容を工夫して取り組んでみたい。
・普段の授業の中に少しずつでもプログラミング教育を取り入れていくことで、授業に対する気持ちや態度が変わる児童もいるのではないかと感じた。
・プログラミング教育を進めていくために、計画的・組織的に取り組んでいけるように進めていかなくてはならない。
7月7日(木)ⅢB1201 教育経営講座Ⅰ(第2回)
〔研修の概要〕
講 義 教職員のコンプライアンス意識の醸成
ーリーダーとしての在り方ー
演 習 教育活動を支える教育法規Ⅱ
・危機管理と法規(事例研究をとおして)
〔受講者の感想〕
- 気の緩みが安全配慮義務違反につながることもあり、その結果として民事責任を問われることがあるとわかりました。
- 2回にわたり、普段あまり意識しない法規について触れ、新たな視点や選択肢が増えたような気がします。
- 過去の生徒指導等を振り返る良い機会になりました。これからは法規を深く学び、法的根拠をもとに、自信をもって課題に対応したいと思いました。
ⅢC1114(小中)道徳科授業実践講座Ⅰ
7月5日(火)にⅢC1114(小中)道徳科授業実践講座Ⅰを実施しました。
【講義】
対話で児童生徒の考えを深める授業づくり
【発表】
対話で深める授業実践
【演習】
対話で深める授業づくり
・主発問の精選
・評価の視点を生かした学習状況の見取り
〈受講者の感想〉
・授業ではワークシートに書かせることが多く、書く方が自分の考えをまとめることができるのではないかという考えがありました。生徒同士の対話を考えた時に確かに自分の意見を書くと、それを発表して終わりになってしまうなと感じました。少しずつ取り入れていこうと思いました。
・午後からの演習では、生徒に何を考えさせたいのかという軸をしっかり持っておくことが大切なのだと思いました。中心発問、補助発問は生徒の姿を想像してかなり吟味しないといけないと改めて感じました。今後の授業に活かしたいと思います。
・自校で人権の校内研修はよくしているが、道徳に関してはしていませんでした。午前の講義では、ワークシートを使って発問を考える中で、授業前の教材研究の重要性を改めて実感しました。別府西小学校の片岡先生が使っておられた教材分析シートも活用していきたいです。また、その有用性を自校の職員にも伝えたいと思いました。午後からの研修では、ワークシートを使って班で協力して教材研究を行いました。先生方の各校での実践から学ばれた経験に基づく様々な意見が交流できました。動画で研究授業の様子を見てから、対話的な授業をする上で大切なことを聞き、明日からの実践に生かしていこうと思いました。
7月7日(木)ⅢD1207(高)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講 義 高等学校における特別支援教育の視点を生かした生徒指導
演 習 特別な教育的支援を要する生徒への対応について
・勤務校で必要な合理的配慮の在り方を考える
〔受講者の感想〕
- 教員側が良かれと思ってやっていることでも、生徒の将来を考えたときどうなのか、という視点に立って支援する必要があると気付かされました。勤務校に帰って先生方と共有したいです。
- 生徒のためにやっているつもりの合理的配慮が、実は教員側が指導しやすいものになっていたと気づきました。効率化を求めるだけでなく、生徒自身が成長できる方法を考えていきたいと思います。
- 合理的配慮の柔軟な見直しをその都度行えていなかったと反省しました。生徒に合った配慮を保護者と共有してより良い支援につながるようにしていきたいと思います。
7月4日(月) ⅢF1502 自他の命を大切にする心を育む教育講座
7月4日(月) ⅢF1502 自他の命を大切にする心を育む教育講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:自他の命を大切にする心を育むために
講義・演習:児童生徒の命を守るために
〔受講者の感想〕
○「自殺予防に生かせる教育プログラム」を用いて、自分の気持ちのしんどさに気付いたり
(早期認識)、周りに助けを求めることができたり(援助希求)すること、また、周囲の
子ども や大人(教職員)がそれを受けとめられるような信頼関係・環境を構築していく
ことができるような体制づくりにしたいと思いました。
○生徒をとりまく環境は多様化しており、心の問題を抱える生徒は少なくありません。我々
教員は、危機的状況にある生徒に直面する可能性も高いので、子どもたちの命を守るゲー
トキーパーとしての責任を自覚し、指導に努めたいと思いました。