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2025年12月の記事一覧

12月9日(火)令和7年度(小)外国語授業実践講座(中)英語科授業実践講座

[研修の概要]
  
講   義 コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて 
      -指導と評価の一体化に向けた授業づくり-

      関西大学 副学長 竹内 理
   
発   表 児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践
(小学校)   
発   表 生徒が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践
(中学校)


 
演   習 言語活動の充実に向けた授業づくり
      ・児童生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定

[受講者の感想]

(特別支援学校)

今日の講義を受けて、テストは妥当性があること、また、信頼性があることがより良いテストだと分かりました。一つひとつの問題にどういう意図で出題しているのか明確にしておくことが大切だと分かりました。私は特別支援学校の教員なので、英語のテストを作成することはありませんが、他教科でテスト作成する際には、今日の学びを生かしていきたいです。

(小学校)

中学校のテストを見る機会があり、とても貴重な時間になりました。中学校教員のテストを作る際の意図を知ることができて勉強になりました。小中連携という視点からも小学校でどんな力をつけるといいのか、授業で何を教えていくことが大切かを知ることができました。

(中学校)

授業のあり方について、すごく悩んでいたけれど、いろんな実践を聞いたり、意見を交流することで、まだまだやれることがあると感じました。もっと子ども達を信じて託してみてもいいのかも知れないと思いました。
個人的には、言語活動の話すこと(やり取り)がに重きを置かれてる昨今ですが、人前で話せない子ども達に対してどのような対応が良いのかということが更に知りたくなりました。

12月3日(水)ⅢC1106(中)国語科授業実践講座

〔研修の概要〕

講 義

国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価

    岡山大学 教授  宮本 浩治 

  

発表・協議

言葉による見方・考え方を働かせる授業実践

    

 演 習

「考えの形成」に向かう授業づくり

    

  (受講者の感想)

・午前中の講義が大変勉強になりました。正確に理解させることや正しく読み取らせることに今まで重きを置いていたので、通り一遍な授業をしてしまっていたのではないかと反省するばかりです。読むことができない生徒に対して読ませることは大切ですが、強制的に読ませてしまうとより嫌になってしまうと思いました。「空中ブランコ乗りのキキ」や「仁和寺にある法師」など、発問次第で自分事として捉え、より主体的に学習に取り組めるようになることがわかったので、それぞれの教材で何かできないか考えてみたいと思います。

 ・授業づくりの新しい考え方を教えていただいて、研修を受けている中で、この教材でこういう授業をしたいと思案していました。正しく読ませることばかり考えていたので、子どもに判断させるという活動はとても興味深く、お話を聞いていてすごく楽しかったです。実践するのが楽しみです。

12月1日(月) ⅢG1205 特別支援教育における効果的なICT活用講座B(応用編)-授業や障害による困難を改善・克服するための指導-

【研修の概要】

講  義   授業内容の理解を助けるICT活用と障害種に応じた指導の充実につながるICT活用

         兵庫教育大学大学院 教授 小川 修史

演  習   タブレット端末を使った授業づくり

         兵庫教育大学大学院 教授 小川 修史

発表・協議  1人1台端末の活用と指導内容や指導方法の更なる充実

         兵庫教育大学大学院 教授 小川 修史

         県立総合教育センター 特別支援教育研修課 指導主事

 

【受講者の感想】

・ICTが得意でもないのに講座に来てしまい、講義についていけるかと不安でしたが小川先生のわかりやすいお話と楽しいお話であっという間に時間が過ぎました。ICTを使うということは目的ではなく方法であるという考え方を理解することができました。

・ICT活用の考え方について、講義と演習を通して理解を深めることができました。生成AIについて、具体的な事例で紹介していただいたのも、今後に生かせると思います。

・授業において、子ども達の意欲を引き出し、敢えて「困り」を生み出せるような活動の仕掛けづくりをし、ICTを効果的に活用できる力を育てていきたいです。

・「困り」への支援、「つらさ」の解消というキーワードで、具体的に考えることができました。班の中で皆さんとの協議でたくさん考え、新しい知見を得ることもできました。