放送・映像文化部
【放送・映像文化部(中学生)】第40回NHK杯全国中学校放送コンテスト全国大会決勝進出!
今夏、放送・映像文化部の中学生は第40回NHK杯全国中学校放送コンテステストに参加しました。この大会は、情報化社会に生きる中学生の、豊かな人間性の育成をめざし、中学校の特色ある教育活動の中枢となる校内放送活動及び放送教育の充実・発展をはかることを目的として、毎年、全国放送教育研究会連盟、NHK、NHK財団による主催で開催されています。また、全国大会においては、放送現場の第一線で活躍されているNHKの現役アナウンサーや制作局の職員の方も審査に加わります。
元々高校の部活動である放送・映像文化部には、2021年度から中学生も入部可能となりました。中学生が活動を始めてから3年目。まだまだ歴史が浅く部としてのノウハウもほとんどない中でのNHK杯初挑戦でした。しかし、NHK杯や総合文化祭に毎年作品を出品している高校生の先輩たちにもアドバイスをもらいながら練習と作品制作に励んだ結果、アナウンス部門で中学3年生の中村美結さんが兵庫県大会と全国大会の予選を突破し、見事決勝進出を果たしました。大会は以下の日程で、兵庫県大会と全国大会の審査日までにそれぞれ事前にCD-Rに録音したものを送付する形で開催されました。
【兵庫県大会本選】
令和5年7月9日(日)開催 中村美結 アナウンス部門 優秀賞 全国大会出場(エントリー59本中上位6本全国大会出場)
【全国大会 予選】
令和5年8月5日(土)・6日(日)開催 中村美結 アナウンス部門 決勝進出(エントリー222本中上位30本決勝進出)
【全国大会 決勝】
令和5年8月16日(水)、千代田放送会館にて開催 中村美結 アナウンス部門 入選
今回の大会には、中村さん以外も、入賞は叶わなかったものの、3年生の生徒が朗読部門で1名兵庫県大会に参加しています。また、テレビ番組部門では定期考査の日程の都合上悔しくも棄権しましたが、中学生の部員全員で制作に取り組んできました。生徒たちはNHK杯に参加したことにより、平素の発声練習や原稿の読み練習の大切さ、仲間とともに一から作品を作り上げていくことの大変さと喜び、意見が食い違う中でもお互いを尊重してよりよいアイデアを出していく姿勢など、様々なことを学べたことでしょう。今年のNHK杯が幕を閉じたばかりですが、早速、来年のNHK杯の出場に意気込んでいる生徒も複数いるので、中学生・高校生が協力・切磋琢磨しながら部活動に取り組み、放送・映像文化部部員全体で技術力の向上とよりよい作品作りに励みます。
★JR西日本相生駅様のご厚意により、附属高校生・附属中学生がバスの乗り降りをする際によく目につく相生駅南側バスロータリー前のフェンスに、全国大会出場の横断幕を設置させていただくことができました。ありがとうございます。