カリヨンの鐘披露

本校のシンボルとして、県立2校のご協力をいただき「カリヨンの鐘」を製作していただきました。

県立兵庫工業高等学校機械工学科の代表生徒からは、フレームの製作について、同校デザイン科が校章をイメージしたデザインを考慮して発案したこと、フレームの曲線を製作することが、難易度の高い技術を要する中、丁寧に工夫して進めたこと、生徒も先生もみんなで「式典に絶対間に合わせる」と強い信念を持ってたくさんの時間を費やしてがんばったこと…など話してくださいました。校章を大切に考えてくださり、完成したフレームから温かさと優しさが伝わってきました。改めて、皆さんの熱い思いに心を打たれました。 

県立相生産業高等学校機械科の生徒の皆さんからは、複数の鐘を製作いただき、その専門的な製作過程について詳しくお話しいただきました。良い音が鳴るように材料の配合を工夫したこと、鋳造という製法、そしてそれを行う際の材料を流し入れてから焼き上げまでの難しさ、失敗もある中で工夫・改善してより良いものを完成させようとした高い志し、複数の鐘を作るために費やした時間のことなどを伺い、皆さんの結集された力で、この黄金に輝く鐘ができたんだと、改めて感心し、心を奪われました。

両校の発表の後、いよいよ鐘の音色の披露です。両校の代表生徒が鐘を鳴らし、場内から大きな拍手が湧き上がりました。 

式典終了後も、たくさんの方々が鐘を鳴らし、美しい音色が響いていました。

 

本校のシンボルとして、末永く大切にします。両校の関係の皆様ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

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