学年・専門部

人と自然科 いよいよブドウの収穫を迎えます(一般販売はしておりません)

 有馬高校の生徒、保護者の皆さまお待たせしました。4月から人と自然科の生徒が栽培してきたブドウがいよいよ収穫を迎えます。

 人と自然科1年生 ブドウとスイートコーンの栽培が始まりましたに関する記事はこちら

 人と自然科1年生 ブドウの栽培順調です(ブドウ摘穂・誘引・整房作業)に関する記事はこちら

 ブドウのジベレリン処理を行いましたに関する記事はこちら

 ブドウ(ベリーA・ピオーネ・マスカット)の栽培順調ですに関する記事はこちら

 夏休みが明け、3年生、1年生の生徒が自分たちが担当した栽培区のブドウを調査のため収穫しました。

 まずは3年生。ガーデニングの授業で栽培した、高級ブドウピオーネの収穫です。

  どきどきしながら袋から取り出してみると・・・

 立派なピオーネですね。重さを量ってみると、目標一房600gのところ、700gオーバーの房が多かったですね。整房作業でもう少し落とす必要がありましたね。今年は少し着色が遅れ気味ですが、味は最高です。

 そして翌日は1年生の生徒が、授業で栽培したベリーAの収穫、調査を行いました。どの房にするか迷いますね。

 入学してすぐ担当区が与えられ芽かきの作業から始まり、誘引、摘穂、摘粒、ジベレリン処理などの作業を実施。放課後や休日にも管理作業に来ている生徒も多くいました。丁寧にはさみを入れ、ゆっくりと袋から取り出してみると・・・

 

 濃紫色のブドウが顔を出しました。摘粒作業が上手くできていたようで、どの房も立派です。自分たちの努力の成果を手にみんな最高の笑顔です。

 収穫後は実験室に戻り、さっそく調査です。まずは屈折糖度計で糖度を、上皿ばかりで重さを測定し、データを記録します。

 ベリーAの糖度の目安は17度と言われていますが、ほぼ全てが基準以上の糖度で、中には20度を超える房もありました。また重さは3年生同様、重量オーバーが多かったですね。整房作業の時、車(つぼみのかたまり)を残しすぎたのが原因です。初めての栽培なのでなかなか難しいですね。来年はこの反省を活かしましょう。

 有馬高校ではピオーネ、ベリーAの他に、マスカットオブアレキサンドリアの栽培をおこなっています。そして収穫したブドウは有馬高校保護者、生徒限定で販売します。(以前は一般の方にも販売していましたが、圃場が小さく、販売できる数も限られているため、多くの地域の方にご迷惑をおかけしてしまったことが理由で、現在一般販売はしておりません。本当に申し訳ありません。)

販売日時は

第3学年 9月 9日(金)15:10~

第2学年 9月 7日(水)15:10~

第1学年 9月14日(水)15:40~

 です。詳しくは生徒が持ち帰った『有高産ブドウ販売会について』のプリントをご覧ください。(保護者の方が来校していただく際、当日このプリントが保護者である証明になりますので必ずご持参ください)

 当日は、5時間目、もしくは6時間目の授業で販売会場準備を行い、その後整理券を配布します。そのため日によって異なりますが、販売開始30分前をめどに整理券を配布します。また、ピオーネ、マスカットは数が少ないため、例年す量制限をお願いしています。(授業の一環と言うことでご理解下さい)

 (参考)昨年度ブドウ販売会の様子はこちら

 皆様のお越しをお待ちしております。