学校からのお知らせ

校長あいさつ

 

 

 

 

 

兵庫県立相生産業高等学校
 校長  魚住 啓明

 

 兵庫県立相生産業高等学校 定時制課程のホームページをご覧頂きありがとうございます。

 この度、兵庫県立相生産業高等学校第24代校長として着任しました魚住 啓明(うおずみ ひろあき)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本校の歴史は、昭和19年設立の相生市立造船工業学校から発展したものです。

 現在機械科、電気科、商業科の3科編成の全日制課程、機械科の定時制課程を併置する専門高校です。

 本年度は、創立78周年を迎え、令和6年(2024)には創立80周年記念式典を予定しております。

 「誠実・創造・努力」の校訓のもと、「夢にときめけ 明日にきらめけ」をスローガンに、ものづくりの実習や商品開発の授業をとおして、夢を持ち、自立して未来を切り拓く人づくりを推進しています。

 令和4年度は、4月1日から18歳成人が実施される年です。その結果、在校生が、高校生で成人となってまいります。またアフターコロナという造語が出来たように、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための対応を経て、世の中が大きく変わることを意味しております。加えて、全国の高等学校の新学習指導要領が、令和4年度から完全実施されます。

 このような、学びの内容や今までの日常生活の常識が大きく変わり、誰もが経験したことのない、そして先の見えない状況のなかで、本校は創立78年目の歩みを進めています。ものづくりの実習や商品開発の授業、学校行事、部活動を通して、夢を持ち、自立して未来を切り拓く人づくりを推進しています。

 私は、自分の可能性や能力を見つける、未来に繋げる場所であることが学校であると考えます。自分の能力を見つける為には、様々な知識や体験が必要です。様々なことにチャレンジして下さい。そこから、可能性の芽が育っていくと考えます。

 失敗も大いに結構です。しかし、そこで終われば、「しんどかった」、「しなければよかった」となります。失敗も、振り返りをはさむことで、経験値という財産になります。この経験値が多いほど、可能性の芽は、太く沢山の枝や葉を育み、未来に向かって花を咲かせる元になります。

 相生産業高等学校で、「自分の芽」を見つけませんか?そして、太く沢山の枝や葉を育みませんか?

 保護者の皆様、同窓会の皆様、地域の皆様には、引き続きなお一層のご理解とご支援を賜りますよう、重ねて、お願い申し上げます。

学校長挨拶更新

「令和5年度のごあいさつ」

兵庫県立相生産業高等学校 校長  魚住 啓明

兵庫県立相生産業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

  令和5年度も引き続き、兵庫県立相生産業高等学校校長を務めます魚住 啓明(うおずみ ひろあき)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本校の歴史は、昭和19年設立の相生市立造船工業学校から発展したものです。

現在機械科、電気科、商業科の3科編成の全日制課程、機械科の定時制課程を併置する専門高校です。

本年度は、創立79周年を迎え、来年令和6年(2024年)には創立80周年記念式典を予定しております。

 「誠実・創造・努力」の校訓のもと、ものづくりの実習や商品開発の授業をとおして、夢をもち、自立して未来への道を切り拓く人づくりを推進しています。

新型コロナウィルス感染症については、5月8日から5類感染症に位置づけられます。安全・安心な学校生活環境で、コロナ禍で培った、生徒と教職員が様々な困難に直面しても、みんなで力を合わせて乗り越えてきた、「コロナだから」を言い訳にせず、「コロナだから+こそ」で、「どうすれば乗り越えられるか」、を視点に抱き「With コロナ」に前向きに取り組んだ高校生活を今年も実践して参ります。コロナ禍では、知恵と工夫を皆で出し合い叡智を積み重ねていくことで困難を乗り越え、未来へさらに発展させる原動力を培う経験が出来た、と前向きに理解しています。

特に学校行事では、生徒会を中心に「やれば出来る」という観点で、工夫を凝らして、内容やルールを作り、そしてみんなでそれを守り実施できました。それは、体育大会や、2日間の文化祭だけでなく、3年生だけではありましたが、「ペーロン海上運動会」の復活を一例に挙げても大変大きなことでした。

どの行事も、解決すべき課題がありました。しかしながら、生徒の皆さんや教職員みんなで、課題点に向き合い、1点ずつ着実に解決していく積み重ねで、取り組んできました。

コロナ禍自体は2度と起きて欲しくないことですが、コロナ禍の経験を通して、私達の普段の生活を過ごすために、私達に様々な気づきを与えたくれたのも事実です。今の世界は一つに繋がっていて、海外の出来事に無関心ではいられないこと、医療従事者やエッセンシャルワーカーが、身を粉にして働いていることなど、社会は様々な人に支えられていることで成り立っていることを改めて実感させていただきました。

さて本校、相生産業高等学校では、校訓である「誠実・創造・努力」を基軸に、工業及び商業の特色を活かし、日々専門性の高い知識・技術・技能の習得に励み、高度な資格や検定の取得を目指して頑張っております。 特色ある沢山の教育活動を展開しています。(詳細及び成果については、後部参照下さい。) 

工業や商業の専門学科の学びや、魅力ある特色ある学校行事や、他校に類を見ない程の地域貢献活動や校外での専門的実習など様々な教育活動を通じて、笑顔や挨拶の大切さ、説明力や表現力、人としての優しさ温もり、素直に感謝や気持ちを表現する力など、高いコミュニケーション能力を身につける教育活動を展開しています。

そして人の根幹となる「人間力や感性」の重要性に気づく生徒を育成しています。

これからの社会は、AIやIoT、ロボットの登場により、大きく職場環境や社会構造が変わると言われています。この令和の時代を生き抜くためには、AIでは解決できない「答えのない課題」に立ち向かい、探求し続ける力が必要になってくることでしょう。一人では解決できないこともあるでしょう。その時には、友人や仲間、他職種の方々とも協働して、「チーム力」で解決策を探っていかねばなりません。本校、相生産業高等学校で培う、高いコミュニケーション能力や人間力、そして豊かな感性で生徒に豊かな人生を過ごす礎を築きます。

私は、自分の可能性や能力を見つける、未来に繋げる場所であることが学校であると考えます。自分の能力を見つける為には、様々な知識や体験が必要です。様々なことにチャレンジして下さい。そこから、可能性の芽が育っていくと考えます。

失敗も大いに結構です。しかし、そこで終われば、「しんどかった」、「しなければよかった」となります。失敗も、振り返りをはさむことで、経験値という財産になります。失敗や挫折を恐れてはいけません。人間成長の鍵はそこにあるからです。

この経験値が多いほど、可能性の芽は、太く沢山の枝や葉を育み、未来に向かって花を咲かせる元になります。

相生産業高等学校で、「自分の芽」を見つけませんか? そして、「どうすれば困難を乗り越えられるか」を視点に抱き、太く沢山の枝や葉を育みませんか?

生徒の相生産業高等学校における学びや地域活動で、地域の皆様にも夢と希望を提供させていただきたい、と考えています。

未来への道を切り拓く様々な取り組みが、今後も引き継がれて、魅力と活力ある相生産業高等学校の教育活動として引き継がれていくことを切に希望します。

保護者の皆様、同窓会の皆様、地域の皆様には、引き続き、なお一層のご理解とご支援を賜りますよう、重ねて、お願い申し上げます。

令和5年4月1日 兵庫県立相生産業高等学校 校長 魚住 啓明